わたしはかもめ2006年鴎の便り(5月)

便

5月3日

福岡ソフトバンク1−0千葉ロッテ(ヤフードーム)

ソフトバンク・和田が、03年7月11日以来となる自身3度目の完封、無四球としては自身初となる完封勝利で、同じ松坂世代のロッテ・久保との投手戦を制した。和田は、2回の三者連続三振など、今季最多となる奪三振8、被安打3、四死球0の111球、二塁を踏ませない投球内容。チームもロッテと入れ替わり2位に浮上。一方ロッテは先発・久保が、5回まで被安打1に抑えたものの、6回2死二塁から柴原に適時打を浴びこれが決勝点。ロッテは連勝が6でストップ、貯金3で3位に転落。なお福浦の連続試合安打も17でストップした。

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千葉ロッテ0000000000
福岡ソフトバンク00000100x1

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反省「四球が」

先発した久保が8回1失点と好投したが、2敗目を喫した。ソフトバンク打線を6安打に抑えながら5四死球の内容に「あれだけ四球が多いと野手のリズムを崩してしまう」と反省。「里崎さんがうまくリードしてくれて結果的には抑えているけど」と納得のいかない様子だった。里崎は「緩急もうまく使っていたけど、それ以上に和田が良かった。今日は仕方がない」と話した。

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ロッテ連勝6でストップ[報知]

粘り切れなかった。6回2死二塁。久保が、柴原の中前ポテンヒットで決勝点を許した。「タイムリーの前に与えた(松中への)四球がいけなかった」制球力だけが、無四球の和田との違いだった。

序盤の2死球で自らの首を絞めてしまった。「2つ当ててしまって、もう投げるところがなくなってしまいました」初回に川崎、2回には松田に死球を献上。内角球を最小限にとどめざるを得なくなった。3回以降はフォーク、チェンジアップ主体の投球。5四死球を悔やんだ久保に対して、バレンタイン監督は「今日は久保も和田も負けるべきではない試合だ」と1失点完投の内容を評価した。

打線も力投の右腕を援護できず、連勝は6でストップ。前日の15安打から一転、散発3安打に終わったが、指揮官は「前夜は和田が投げていなかっただけ。ここ2週間はいい野球ができている」と前向きな姿勢を貫いた。最近15試合は11勝4敗。今のロッテに“大型連休”はなさそうだ。

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ロッテ・久保、8回完投も1球に泣く…打線援護なく2敗目[サンスポ]

8回1失点、9奪三振の好投で最後まで投げきった久保だが、打線の援護なく2敗目を喫した。6回2死二塁で柴原の打球は中前にポトリ。これが決勝点になってしまった。久保は「あれだけ四死球が多いとダメ。申し訳ない」と5四死球を反省。しかし、連勝が『6』でストップしたバレンタイン監督は「どちらの先発も負けるべきでない試合だった」と右腕を評価した。

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ロッテ、散発3安打…連勝止まる[スポニチ]

2日に15安打と爆発した打線だったが、一夜明ければ散発3安打。「仕方ない。昨日は和田が投げていなかったから」と左腕に完璧な投球をされては、バレンタイン監督もジョークで応酬するのが精一杯だ。連勝は6でストップ。再び3位転落となったが「ここ2週間はチーム状態が上向いている。この戦い方を続ければいい」と指揮官。最後は切り替えて球場を後にした。

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6連勝ストップもボビー好感触[ニッカン]

ロッテの連勝が6で止まった。3安打に封じられ、継投以外では今季2度目の完封負け。久保も8回1失点と好投したが逆転はならず、バレンタイン監督は「今日はどちらのピッチャーも素晴らしい投球をした。どちらも負けるべき試合ではなかった」と話した。ポテンヒットによる1点が唯一の失点。バレンタイン監督は「ここ2週間ぐらいいい形で野球ができているし、このまま続けていきたい」と話した。

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久保2敗目、5四死球を反省[ニッカン]

ロッテ先発の久保康友投手(25)が2敗目を喫した。ソフトバンク相手に8回1失点の好投を見せたが、味方打線がソフトバンク和田に3安打に抑えられた。計5四死球とコントロールに苦しむ場面もあり「野手のリズムを崩してしまう。下位打線に四球が多いので、そこを改善していかないと」と悔やんだ。

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