わたしはかもめ2006年鴎の便り(5月)

便

5月11日

阪神5−3千葉ロッテ(甲子園)

阪神が今季4度目の3連勝、5カード連続の勝ち越しで貯金を最多の7とした。阪神は2回、鳥谷の適時二塁打で先制。3回にはシーツの適時二塁打、金本の犠飛、今岡の適時打で3点、6回には鳥谷の適時打で追加点を挙げた。先発・下柳は5回無失点で1996年8月25日以来のロッテ戦の白星で3勝目をマーク。ロッテは先発・久保が5回4失点で降板、打線は6回西岡の押し出し四球、9回ベニーの2点適時打で3点を返すが及ばず、2004年5月以来の5連敗で4月25日以来の借金1となった。

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シリーズの強さ消え…5連敗

昨季の王者ロッテが、2年ぶりの5連敗を喫した。日本シリーズで4連勝した阪神に連敗。交流戦未勝利のまま、本拠地千葉に戻ることになった。

タイムリーが出ない。5、6回と連続で無死満塁のチャンスをつくったが、押し出しの1得点のみ。最終回にベニーが1死満塁から2点適時打をはなったが「打つのが遅すぎた」と笑顔はない。阪神戦2試合だけで5度の満塁機をつくったが、安打はこの1本だけ。バレンタイン監督は「これが今年1番長い連敗だが、これから盛り返していく」と話すしかなかった。ただこの日もパ・リーグの上位チームが敗れ、5位ながら首位との差は2.5。指揮官は「明るい材料」と前を向いていた。

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久保がまさかの5回降板[ニッカン]

ロッテの久保が5回5安打4失点で降板した。阪神戦に先発。プロ入り後、初めて立った甲子園のマウンドだったが、2回に1点を失うと、3回には3安打1四球で3失点。シーツ、金本、今岡のクリーンアップに3者連続で打点を許した。「今日は全てが悪過ぎました。話せることは何もないです」と言葉少なだった。

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昨季なかった5連敗…[ニッカン]

ロッテが5連敗を喫した。頂点に立った昨シーズンは1度もなかった長期連敗。タイムリーが出ない。5、6回と連続で無死満塁のチャンスをつくるが、押し出しによる1得点のみ。最終回にベニーが1死満塁から2点適時打も「打つのが遅すぎた」と笑顔はない。ロブソン打撃コーチは「メンタルの問題。チャンスで硬くなっている」と分析した。バレンタイン監督は「多分これが1番長い連敗だと思う。これからもり返していく」と気持ちを切り替えるのに懸命だった。

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ロッテ2年ぶり5連敗…久保4失点「全てが悪すぎた」[サンスポ]

ロッテが2004年5月以来、2年ぶりの5連敗。先発の久保が5回4失点で降板すると、打線もあと1本が出ない。5、6回には、それぞれ無死満塁の好機があったが、わずか1得点。バレンタイン監督は「これが今季1番長い連敗だと思う。首位とあまり離されていないのは明るい材料」と強がるしかなかった。

久保
「今日は全てが悪すぎました。話すことは何もないです。」
ロブソン打撃コーチ
「(不調の打線について)もっとリラックスが必要。メンタルの問題だよ。」

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ロッテ2度の無死満塁機生かせず5連敗[報知]

4点を追う5回、3連打で無死満塁としたものの、福浦が浅い左飛、ベニーが外角直球を引っ張って遊ゴロ併殺打に倒れた。6回も無死満塁でもサブロー、辻と代打に送った2人が倒れる。西岡の押し出し四球で1点を奪うのが精いっぱいだった。これで日本一の昨季は1度もなかった5連敗。「多分これが1番長い連敗だと思う。これからもり返していく」。連覇への険しい道のりを、バレンタイン監督は実感しているに違いない。

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ロッテ、志願出場のベニー激打[スポニチ]

4点を追う9回1死満塁、ベニーの中前適時打で2点を返したが反撃及ばず。9日の守備で左ひざ下を裂傷。4針縫合して志願出場した主砲の意地は実らなかった。昨年は1度もなかった5連敗。それでもバレンタイン監督は「この連敗が今季最長となるだろう。首位とは3差ぐらい(日本ハムと2.5差)しか離れていない。明るい材料だよ」と16日ぶりの借金生活にも前向きだった。

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