わたしはかもめ2006年鴎の便り(5月)

便

5月16日

横浜1−4千葉ロッテ(平塚)

ロッテが今季3度目の4連勝で貯金を3とし、ソフトバンクと同率の3位に浮上した。ロッテは1回に、ベニーの適時打で1点を先制。5回に同点とされるが、7回1死から大塚の適時二塁打、堀の適時打を含む5連打で3点を挙げ勝ち越しに成功。このリードを藤田・薮田・小林雅と継いで逃げ切った。2人目の加藤が今季初、05年4月27日西武戦以来の白星を挙げた。横浜は、5回に2死満塁から、吉村のピッチャー強襲の適時内野安打で同点とするが、ロッテの継投にかわされた。借金は今季ワーストタイの13。

123456789R
千葉ロッテ1000003004
横浜0000100001
ベニー
「どんな形でもいいから先制点が欲しかった。(二塁走者の)コウイチ(堀)もよく走ってくれた。」(初回に中前適時打)

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ロッテ4連勝で首位に1差3位浮上[ニッカン]

豊富な投手陣を投入した総力戦で、ロッテが4連勝だ。

いきなりアクシデントに襲われた。先発小野の右腕に、2度も打球が直撃。1度目は2回1死から内川の打球を受け、さらに5回には2死満塁からピッチャー返しを右の手首付近に受けた。「最初の方は痛くて骨折したかと思った」と小野。勝ち投手の権利まであと1死の場面で同点に追い付かれ、マウンドを降りた。

バレンタイン監督は「2度目(の打球直撃)がなかったら交代させなかった」と話したが、ここからがロッテの強さだ。緊急登板した加藤が2死満塁のピンチを切り抜ける。「準備はできていた」。期待の左腕として開幕ローテーション入りしたが、ここまで3敗と苦しんだ。きっちりと中継ぎの仕事をこなし、今季初勝利を飾った。

7回から登板した「YFK」の藤田、薮田、小林雅も貫録の無失点リレー。バレンタイン監督は「ブルペンの厚さを証明できた」とご満悦だ。

この日はパ・リーグの上位3チームが敗れ、ついに首位に1ゲーム差に迫った。ロッテにとって、安定した投手力は強さの源。「まだ5月。順位は関係ない」と話す指揮官の言葉が、力強かった。

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大塚V二塁打

同点で迎えた7回に5連打で勝ち越した。決勝打は、1死一、二塁から1番で先発出場したベテラン大塚が放った。値千金の適時二塁打に「打てて良かった」と喜んだ。この日は開幕から不調だった堀が3安打を放つなど、打撃陣にも厚みが出てきた。

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ロッテ4連勝!首位西武に1ゲーム差[報知]

ロッテは救援陣が踏ん張り、5連敗後の4連勝。首位西武まで1ゲーム差に迫った。5回2死満塁から、小野が吉村の打球を右手に受け、同点とされて降板したが、2番手の加藤がなお満塁で金城を遊ゴロに打ち取り、ピンチを脱した。加藤は6回も抑え、7回の勝ち越しを呼び込んだ。バレンタイン監督は「ブルペンの力を証明できた。大事なところを埋める投手がいると確信した」と喜んだ。

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完全復活!ボビーご満悦4連勝[デイリー]

先発・小野がアクシデントで降板したが、救援陣が踏ん張り、4連勝を手繰り寄せた。ロッテ・バレンタイン監督は「ブルペンが層の厚さを見せた。大事なところを埋める投手がいると確信した」とご満悦だった。

2回、横浜・内川の打球が、小野の右前腕部を直撃。治療後も続投したが、今度は5回に吉村の打球を右手のひらで受けてしまい、同点とされ無念の降板。4回2/3で1失点も「(1度目は)痛くて骨折したかと思った。踏んだりけったりです」と悔しがった。

だが、加藤、薮田ら救援陣が踏ん張り、追加点を許さない。打線も同点の7回、1番でスタメン起用の大塚の左中間適時二塁打など、5連打で3点を奪い試合を決めた。5連敗の後の4連勝で、首位西武まで1ゲーム差。勢いも完全復活だ。

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サンデー改め“ローカル晋吾”ロッテ新たな伝説で4連勝[サンスポ]

いつもと違う球場が不思議とパワーを与えてくれる。横浜との3連戦で唯一、平塚で行われたこの1戦。昨季、地方球場で負けナシの小野が、右腕に2度も打球を受けながら力投。年間2試合しかプロ野球が行われない平塚の野球ファンに、王者の強さを披露した。

小野
「最初の打球は痛くて骨折したかと思ったけど、力が入ってホッとしました。5回に2度目が当たって…。まだイケると言ったんだけど。」

勝つはずの試合の降板劇を悔しがった。まずは2回。内川の打球が上腕部に直撃。激痛に顔をゆがめながらもマウンドに戻った。すると5回、今度は吉村の打球が右手首付近にまた直撃した。2度も当たるなんて、方角が悪い?いや、逆に負けないという点ではゲンがいいとさえ言えるほどだ。

昨季の“地方”球場は小野の独壇場だった。5月17〜19日の広島戦(広島)では、17日のみ福山で開催され先発。同24〜26日の巨人戦(東京ドーム)では、24日のみ長野で開催され先発。7月26日に石川県立球場の西武戦にも先発した。

この日を含め、昨季から地方球場では4試合で2勝0敗、防御率1.11と相性抜群。もちろん、希望して投げられるわけでもなく本人は「地方球場? 多いですね」と複雑そうな表情。

「(ローカル開催でも)これだけお客さんがきてくれて、嬉しい。日本球界にとってもいいことだ」とバレンタイン監督も観衆は8031人ながら満足げだ。サンデー晋吾改め“ローカル晋吾”の活躍もあってチームは4連勝、パ・リーグでは首位・西武に1ゲーム差と肉薄だ。交流戦に強いロッテが、連勝街道を突き進む。

◇加藤、急遽登板で今季初勝利

小野の途中降板により、急遽2番手で登場した加藤が今季初勝利。5回二死満塁から、金城を遊ゴロに打ち取り「準備はできていた。よかったです」と喜んだ。開幕直後は先発ローテ入りしていたが、結果が出せずに2軍落ちも体験。「(中継ぎで)結果を出して、また先発をできるようにがんばりたい」と意気込んだ。

大塚
「あとがないので、必死でやっています。」(7回に決勝タイムリー)

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アクシデントも中継ぎ万全4連勝![スポニチ]

まさかの事態にもバレンタイン監督は慌てなかった。先発の小野が2回、内川の打球を右腕に受けた。5回2死満塁では吉本のライナーが右手のひらを直撃。好投していた右腕の降板劇。指揮官は1度目のアクシデントから準備させていた加藤を投入。加藤は期待に応えて金城を遊ゴロに仕留めた。

「加藤は満塁をよく抑えてくれた。ブルペン陣の厚さを証明してくれたね」。加藤は6回も無失点に抑えると必勝パターンである藤田、薮田、小林雅の「YFK」にしっかりとつないだ。7回、打線が5連打で3点を奪い、今季初勝利も転がり込んできた左腕は「自分のことよりもチームに貢献できてよかった」と胸を張った。今季3度目の4連勝。17日にも今季初となる首位に並ぶ。

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ドラフト制度は今季も継続へ[デイリー]

構造改革問題や選手会対策を協議する12球団の代表者会議が16日、東京都内で開かれ、昨年に2年暫定で導入したドラフト制度を今季も継続することを確認した。選手会は今秋からの見直しを求めているが、当初の方針通り、2年実施後に対応を検討する。

またFA権の取得年数短縮も見送る方針。昨夏、選手会と年俸減額制限を一律50%に緩和することなどを条件に取得年数を8年に短縮すると申し合わせたが、減額幅は年俸1億円以上の選手で40%にとどまっており、要件は満たされていないとの見解で一致した。構造改革問題は昨年のドラフト改革をまとめた作業部会を復活させて、さらに検討を進める。

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FA短縮見送り…プロ野球代表者会議[報知]

プロ野球の構造改革に関する諸問題を議論する12球団代表者会議が16日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、昨年から2年間暫定で導入した現行のドラフト制度を今季も継続する方針を確認した。選手会は自由枠撤廃、罰則規定の設置などを求めているが、今年のドラフト後に改革を含めて議論していく考えをまとめた。

FA取得期間短縮も見送る方針。選手会が年俸の減額制限を現行の1億円以上40%から一律50%に引き上げる条件をのめば、取得期間を9年から8年に短縮することを検討する方針を確認した。

この他、年金問題については検討委員会を作ることを決め、構造改革問題に取り組む作業部会を改めて設けることも確認した。

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セ、来季プレーオフ導入は見送りへ[スポニチ]

セ・リーグは16日、東京・内幸町のコミッショナー事務局でポストシーズンゲーム(PSG=プレーオフ制度)検討会を開き、当初目指していた来季導入は事実上、見送る方向となった。29日の検討会で結論を出す。

セの伊藤一正理事長(中日代表)は「多少でも歩調が合えばいいが、セはセ、パはパだから難しい」と語り、9日のセ、パ両リーグ合同検討会で顕在化したリーグ間の溝が埋まらなかった。

3月の理事会でセが掲げた合同プレーオフの前提条件「公式戦146試合維持」「公式戦1位を優勝と規定」に、パは現行から5試合増の「141試合」「プレーオフで優勝決定」と返答。「日本シリーズの権威」と根来泰周コミッショナーも優勝チーム同士の決戦を要望したことにより、セの軌道修正、対応が注目されていた。

阪神・野崎勝義連盟担当は「公式戦順位は大切にしたい。条件を変えるぐらいなら(PSGは)やらない。パの方式で行うとの意見は一切なかった」と譲歩はなかった。

セ、パ決裂は必至で合同PSGは消滅。セ独自方式で「試行期間を設ける手もある」(横浜・田中浩常務)との声も、コミッショナー見解と異なり、野球協約改正を伴う点からも現実味は薄い。

背景には利害対立が見え「ファンの目線に立った運営刷新」との理念や球団、リーグ間協調は置き去りとなっていた。

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今秋のドラフトは現行制度で[スポニチ]

12球団は16日、構造改革について集中討議する代表者会議を開き、今秋のドラフトは現行制度で行う方針を再確認した。希望入団枠や高校生との分離開催など昨年「暫定2年」で導入した制度だが、労働組合・日本プロ野球選手会から早期改革の可能性を打診されていた。今オフ、2年間を検証し再改革を検討する。

現行9年から8年へのFA権取得期限の短縮では「年俸減額制限一律50%」の条件を再確認。また昨年、構造改革原案を提示した作業部会を再結成、巨人・清武英利代表らが諸問題を討議する。

選手会との折衝・協議に向けた会議で、野崎勝義・選手関係委員長(阪神連盟担当)は「12球団の方向性を確認できた」と、今月末の労使事務折衝で回答、提案する。

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ロッテ、救援踏ん張り4連勝[サンスポ]

ロッテは救援陣が踏ん張り、5連敗後の4連勝。首位西武まで1ゲーム差に迫った。5回二死満塁から、小野が吉村の打球を右手に受け、同点とされて降板したが、2番手の加藤がなお満塁で金城を遊ゴロに打ち取り、ピンチを脱した。加藤は6回も抑え、7回の勝ち越しを呼び込んだ。バレンタイン監督は「ブルペンの力を証明できた。大事なところを埋める投手がいると確信した」と喜んだ。

◇ロッテ・小野、2度打球受けて降板

小野が2度、利き腕に打球を受けて5回途中で降板した。2回に内川の強い打球を右腕に受けると、5回二死満塁では吉村の打球を右手のひらに受け、同点とされてマウンドを降りた。小野は「最初の(打球)は骨折したかと思ったが、力が入ってほっとした。次の登板は腫れが引かないと何とも言えない」。病院へは行かずに様子を見る予定。

「(3安打、7回の2点適時打に)詰まっていたけど、落ちたところが良かった。」
加藤
「とにかく好結果を残して、早く先発に戻りたい。」(5回のピンチしのぎ今季初勝利)
大塚
「打てて良かった。1打席1打席が勝負。」(7回に勝ち越し二塁打)

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3年目左腕、成瀬が1軍に合流[ニッカン]

17日の先発が予想されるロッテ成瀬が、1軍の練習に合流した。横浜高出身で、センバツ準優勝の経験を持つ3年目左腕。ここまでイースタン・リーグで6試合に登板し防御率1.30と抜群の安定感を誇る。「上(1軍)で野球がやりたいという強い気持ちを持っていた」と闘志を燃やした。

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救援陣は地力発揮で4連勝[ニッカン]

ロッテが総力戦で4連勝だ。先発小野が2回、5回と2度、右腕に打球を受けた。「最初の方は痛くて骨折したかと思った」。勝ち投手の権利まであと1死の場面で同点に追いつかれ、降板。バレンタイン監督は「2度目のがなかったら交代させなかった」と話したが、ここからが強さだ。緊急登板した加藤が2死満塁のピンチを切り抜ける。きっちりと中継ぎの仕事をこなし、7回から登板した「YFK」の藤田、薮田、小林雅も無失点リレー。バレンタイン監督は「ブルペンの厚さを証明できた」。5連敗を喫した悪いムードも払拭し、ついに首位に1ゲーム差にまで迫った。

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先発小野が悔しい降板[ニッカン]

ロッテ先発の小野が4回3分の2、6安打1失点で降板した。1−0とリードした5回2死満塁から同点適時打を浴びた。最後は投手ライナーをはじいてしまい、勝利投手の権利まであと1死の場面でマウンドを降りた。「最後の当たりは取れた当たり。悔しいです。調子は良かっただけに、ああいう降り方は本当に悔しい」と話した。

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広島とロッテのボール犬が広島で競演へ[ニッカン]

ボール犬同士の初コラボ?が実現する。6月4日のロッテ戦に、広島の「ミッキー」とロッテの「エルフ」が登場すると発表された。3回裏、5回裏終了時にホームベース上の主審にボールを渡しに走る予定。具体的な内容はこれから決まるが、人間でいうと50歳以上とされるベテラン・ミッキーと、経験の浅いエルフ。エルフは千葉からの長距離移動もあるだけに、ちょっぴり不安?

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初共演

広島が、6月4日ロッテ戦(広島)でボール犬ミッキー(雄9歳=ゴールデンレトリバー)がロッテのボール犬エルフ(雌11ヶ月=ラブラドルレトリバー)と共演すると発表した。

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