わたしはかもめ2006年鴎の便り(5月)

便

5月24日

千葉ロッテ2−4阪神(千葉マリン)

5回終了時降雨コールドとなった試合を阪神が制し、今季2度目の5連勝。貯金を今季最多の11とした。阪神は2回に関本の適時二塁打、相手先発・成瀬のワイルドピッチ、スペンサーの1号2ランで4点を先制。2人目の能見が2回2/3を無失点で今季初勝利。また3人目ダーウィンが来日初セーブをマークした。ロッテは先発・成瀬が3回4失点でプロ入り初黒星。打線は3回に無死満塁から福浦が適時打を放つが、10安打で2点しか奪えなかった。チームは対阪神4連敗で4カードぶりの負け越しとなり、交流戦3位に転落。

123456789R
阪神040004
千葉ロッテ002002
大松
「特別意識はなく、4番目の打者というだけ。」(初の4番で3安打)

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ボビー降雨コールド負けも光明?対阪神4連敗も[夕刊フジ]

◇「追い上げようという姿勢見せられた」

天にも見放された。24日の阪神戦。千葉マリンに降りしきる雨の音を聞きながらロッテ・バレンタイン監督が淡々と敗戦の弁を続けた。「雨?審判団もできるだけ(止むのを)待って9回までやろうと努力してくれたが…。雨だから仕方がないよ」。

5回を終え試合が成立した時点で、降雨コールド負け。対阪神戦で4連敗を喫した。それでもチームは前向きだ。チーム全体に「最終的な星取り勘定で貯金できればいい」という空気が漂っているからだ。「4点先取されながら追い上げようという姿勢を見せられた」とバレンタイン監督。とはいえこのまま虎祭りを見せ続けられたらタマラない。ファンのためにも一矢報いて欲しいところだが…。

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成瀬3回KO

3年目の成長株、成瀬が3回4失点でKOされた。前回17日の横浜戦でプロデビュー初勝利を飾ったが、立ち上がりから乱調。雨で試合開始が30分遅れ、調整が難しい面もあったが「ストライク、ボールがハッキリしていた」と反省ばかりが口をついた。

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無死満塁から3K

5回降雨コールド負けで阪神には4連敗となった。バレンタイン監督は「雨なので仕方ない。5回の中で勝てるチャンスはあったが」とガックリ。3回の攻撃では5連打で2点を返し、なお無死満塁のチャンスでフランコ、ベニー、代打里崎が三者連続三振。5回には2死満塁で里崎が空振り三振と、あと1本が出なかった。

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表彰

ロッテ福浦和也内野手(30)が阪神4回戦の試合前、3・4月の月間MVPの表彰を受けた。雨天のため室内での表彰式でパ・リーグ、スポンサーから記念品、賞金が贈呈された。また、渡辺俊介投手(29)がWBCで世界一になった功績で、地元・栃木の県民栄誉賞を受賞、試合中に表彰を受けた。

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初4番・大松、猛打賞[スポニチ]

プロ初の4番に抜擢された2年目の大松が3打数3安打で期待に応えた。2回に左前へチーム初安打。3回は5連打を締めくくる右前打に、5回にも技ありの左前打。「たまたまです」と照れながら「将来は(4番を)打ちたい」と力強い23歳。バレンタイン監督は「9回まで試合をしていれば決勝打を打っていた」と絶賛した。

◇満塁で3三振

あと1本が出ず阪神に4連敗を喫した。4点を追う3回に5連打で2点を返したが、無死満塁でフランコ、ベニー、代打・里崎が三者連続三振。降雨コールドで最後の好機となった5回2死満塁も里崎が空振り三振に倒れた。5回までに阪神を上回る10安打を集めながら2得点。バレンタイン監督は「勝てるチャンスはあったが、生かせなかった」と悔しそうだった。

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ロッテ・成瀬、プロ初黒星「調子が悪過ぎた」[サンスポ]

3年目の左腕、成瀬は2回にスペンサーに1号2ランを許すなど4点を失い、3回で降板となった。プロ初登板だった17日の横浜戦は7回途中まで3失点でしのぎ、初勝利を挙げた。だが、この日は制球の悪さを阪神打線につけ込まれた。プロ初黒星を喫した成瀬は「調子が悪過ぎた。初球にストライクが取れずに投球が苦しくなった」と反省。

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ドラフト制度罰則規定を要求…宮本選手会長が初出席[報知]

日本プロフェッショナル野球組織(NPB)と労組・プロ野球選手会との事務折衝が24日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われた。宮本慎也選手会長(ヤクルト)が就任後初めて出席し、構造改革に関する諸問題について、NPB側と意見交換した。

選手会側はドラフトに関して今オフから罰則規定を設けるよう要求。FA短縮は「慎重に議論していかないといけない」(宮本会長)として継続審議とすることを確認した。また、ポストシーズンゲームについては、公式戦146試合に難色を示しながらも、レギュラーシーズン1位を尊重した上でのセ・パ同一試合数・形式による開催には前向きな姿勢を示した。

宮本会長は「構造改革は進んでいないが作業部会を改めて作ってやっていくとの話なので(前進を)期待したい」と説明した。

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成瀬が初黒星「調子悪すぎた」[ニッカン]

ロッテの成長株、3年目成瀬が阪神に強烈な先制パンチを食らった。2回、先頭の5番浜中に左前打を許し、続く関本にセンターへタイムリー二塁打を浴びる。暴投で1点を献上した後、なお2死一塁から1番スペンサーに左翼席へ1号2ランを運ばれ、一挙4失点でリズムを崩した。

17日横浜戦、プロデビュー戦で初勝利を飾り、この日がプロ2戦目のマウンド。雨で試合が遅れる不運もあったが、持ち味の変化球の切れが悪かったが初黒星を喫し「調子が悪過ぎた。初球にストライクが取れずに投球が苦しくなった」と反省した。

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選手会が改革のスピードアップを要求[ニッカン]

日本プロ野球組織(NPB)と労組・日本プロ野球選手会による事務折衝が24日、都内で行われ、宮本慎也選手会長(ヤクルト)が球界の構造改革のスピードアップなどを求めた。

ドラフトやフリーエージェント(FA)などの諸問題で意見交換し、昨年から2年暫定で導入した分離ドラフトには不正に対する罰則強化を訴えた。宮本会長は「(NPBは)作業部会をつくって動くという話を聞きました。期待してます」と話した。

次回の6月の事務折衝では具体的な方向性を求める方針。また両リーグが同一形式、同一試合数でペナントレースを実施することも要望した。

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