わたしはかもめ2006年鴎の便り(5月)

便

5月29日

里崎、リベンジに燃えヤクルト戦[ニッカン]

昨季の王者ロッテは、首位キープとリベンジをかけてヤクルト戦に臨む。大一番を前にした29日には、里崎智也捕手(30)が新日本プロレスのプレゼンターを務め、闘魂を受け取った。ヤクルトは昨年2勝4敗と唯一負け越しを喫した相手。しかも、ここまでロッテの63得点に対し122得点と打線が爆発力を秘めている強敵。里崎は「どこのチームでも一緒だけど、まずは先頭打者を出さないこと」と引き締めた。

本塁打を打った際には公約を掲げた。この日花束を渡した新日本・永田が得意の「敬礼ポーズ」をテレビカメラの前で披露するという。勝利と共にエンターテイナーとして、ファンを楽しませる決意だ。

巨人に3タテを食らわせるなど4連勝中でチームは勢いに乗る。打撃陣は巨人3連戦で20得点と上向きで、首位決戦に向けてムードは高まる。里崎は「これからヤクルトを研究する」と、闘志を燃やしていた。

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セが独自案、公式戦110+交流戦30[ニッカン]

来季からのポストシーズンゲーム導入について、セ・リーグが独自案をパ側に提案した。29日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれた検討会議の席上示されたもので(1)公式戦110試合、交流戦30試合のシーズン140試合制(2)シーズン1位をリーグ優勝とした上で、日本シリーズを含むポストシーズンゲームを行うというもの。

中日伊藤代表は「146試合プラスのポストシーズンでは選手の抵抗もある。記録面からも両リーグ同じならファンにも納得してもらえる」と話した。セはこれまで現行の146試合制とし、シーズン1位をリーグ優勝とした上でポストシーズンゲームを行う方針だった。今回、試合数でパに歩み寄った。

しかし、パ案は交流戦の現行36試合を維持した上の141試合制としている。楽天米田代表は「セが譲歩しているが、パとしてどこまでこたえられるか。交流戦だけは減らしてほしくない」とした。ロッテ瀬戸山代表も「セとはやっぱり温度差がある。目指す方向が違っているのかな」と納得いかない表情を見せた。

日本シリーズについては、セパの代表が対戦することを確認。両リーグ合同のプレーオフ案は消えたが、優勝の解釈は依然食い違ったまま。セがシーズン1位をリーグ優勝とするのに対し、パはプレーオフでリーグ優勝を決める。パでは来月5日の理事会でセの提案を検討、同12日に再度両リーグで話し合うが、すんなりとは進みそうもない。

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セ側が提案…交流戦6試合減[報知]

ポストシーズンゲームをセ・パ両リーグで検討する合同会議が29日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、セ側は交流戦を6試合減らした上での同一形式開催を新たに提案した。パ側は回答を保留、今後の理事会で検討する。セはこれまで

(1)
公式戦146試合を維持
(2)
レギュラーシーズン1位は優勝チームとして認定

という考えにこだわってきたが、難色を示すパ側に配慮。交流戦を6試合減らした公式戦140試合案を提示した。パ側はプレーオフで最終的な優勝チームを決めているが、セはポストシーズンゲームを日本シリーズへの出場権をかけたものと位置づける考えを改めて示した。

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セパ、優勝の定義めぐり再び衝突[スポニチ]

セ、パ両リーグは29日、東京・内幸町のコミッショナー事務局でポストシーズンゲーム(PSG=プレーオフ制度)検討会を開いた。セは交流戦を減らして公式戦140試合制などとした新提案を行い、来季からの同一形式を要望したが、パは交流戦削減や優勝決定方式に反発。事態は混沌としてきた。

セは従来の「公式戦146試合維持」を譲歩した格好で「公式戦140試合」とし「公式戦1位=優勝」の姿勢は崩さなず、パに同一形式でのPSG開催を持ちかけた。

減らす6試合は交流戦の各対戦。交流戦36試合維持で「141試合」を提案するパは即答を避け「いきなり投げかけられても困る。盛況の交流戦を削るのか」(西武・黒岩代表)と否定的だ。

パ・リーグの小嶋理事長(日本ハム・オーナー代行)は「譲れないのはリーグ優勝の定義」。プレーオフ勝者を優勝とするパは、セの伊藤理事長(中日代表)の「長いシーズンの価値」と反する。根来コミッショナーの「日本シリーズの価値」にも背く。6月のパ回答を待つが「合同での来季PSGは無理」で一致する。

セは「優勝同士」と規定する野球協約を改定。独自に日本シリーズ進出を争う仮称「チャレンジシリーズ」新設を描く。巨人・清武代表は「公式戦同試合数で1〜3位が戦う。普通の人が見たら(パと)同じように見える」、阪神・野崎連盟担当は「別々に試験的に暫定2年やって検証しては」とセパ個別開催の折衷案を探っていた。

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セもプレーオフ暫定実施!リーグVとは別にセ代表球団を決定[サンスポ]

セ・リーグ6球団は29日、プレーオフの覇者をリーグ優勝とするパとは異なり、リーグ優勝を決めた後に1〜3位のプレーオフで日本シリーズ出場球団を決める方式を2年程度、暫定実施することを内定した。その上でポストシーズンを議論したこの日の12球団代表者会議で、パ・リーグ6球団に来季は交流戦を各カード1試合減らし、シーズン140試合制にしたいと申し入れた。

これまでセは146試合を維持してリーグ優勝を決め、その後に統一方式でのポストシーズン実施を提案。だがパが最大141試合で現行方式にこだわったこと、根来コミッショナーがセ対パの日本シリーズの維持を要望したことから方針転換を余儀なくされた。

「セ、パを混ぜてやるのはよくないという判断」と中日・伊藤球団代表は話し、優勝決定後に2位Vs3位の3回戦、その勝者と1位の5回戦プレーオフで日本シリーズ出場球団を決める方式で合意した。

一方で試合数の統一を図るため、交流戦の各カード1試合削減のシーズン140試合制を提案。だがパ側には寝耳に水で「今日の時点では受け入れられない」(ロッテ・瀬戸山球団代表)と6月12日の会議で再度話し合うことになった。

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新庄が全体トップ…オールスターファン投票第1回中間発表[サンスポ]

オールスターゲーム運営委員会は29日、「2006サンヨーオールスターゲーム」(7月21日神宮、22日宮崎)のファン投票の第1回中間発表を行った。セ・リーグは、阪神勢が全11ポジション中、先発投手をのぞく10ポジションを占めた。これは昨年の第1回発表と同数で、残る先発部門で中日・川上が1位になっているのも同じ。DHを含めて全12ポジションのパでは、昨年日本一のロッテが5部門でトップとなっている。昨年から表彰対象となっている全体の最高得票者は、日本ハム・新庄の5万7169票。約700票差で阪神・藤川が続いている。

◇2006年サンヨーオールスターゲーム・ファン投票中間発表

セ・リーグ位置パ・リーグ
選手名チーム投票数選手名チーム投票数
1川上憲伸中日21,225先発1松坂大輔西武22,481
2井川慶阪神16,2922渡辺俊介千葉ロッテ16,850
3黒田博樹広島15,5243新垣渚ソフトバンク10,702
4上原浩治巨人12,4104斉藤和巳ソフトバンク10,174
5下柳剛阪神10,3605八木智哉日本ハム7,079
6三浦大輔横浜8,9746清水直行千葉ロッテ6,957
7パウエル巨人6,1207平野佳寿オリックス6,640
8石川雅規ヤクルト4,9198一場靖弘楽天6,206
9工藤公康巨人4,8929小林宏之千葉ロッテ4,837
10江草仁貴阪神4,88910杉内俊哉ソフトバンク3,838
1藤川球児阪神56,440中継ぎ1藤田宗一千葉ロッテ24,021
2林昌範巨人15,2542武田久日本ハム15,653
3五十嵐亮太ヤクルト13,2833菊地原毅オリックス13,187
4平井正史中日10,9524三瀬幸司ソフトバンク10,636
5横山竜士広島7,0015藪田安彦千葉ロッテ6,635
1久保田智之阪神33,589抑え1小林雅英千葉ロッテ38,509
2クルーン横浜24,6432馬原孝浩ソフトバンク25,009
3岩瀬仁紀中日23,5123マイケル中村日本ハム12,615
4豊田清巨人21,1554小野寺力西武11,636
5ベイル広島8,5215福盛和男楽天11,326
1矢野輝弘阪神37,829捕手1里崎智也千葉ロッテ37,396
2古田敦也ヤクルト29,2052炭谷銀仁朗西武28,323
3阿部慎之助巨人22,9763カツノリ楽天13,281
4谷繁元信中日13,1004山崎勝己ソフトバンク8,017
5相川亮二横浜8,2555的場直樹ソフトバンク6,116
1シーツ阪神44,455一塁手1小笠原道大日本ハム29,155
2李承Y巨人25,7552福浦和也千葉ロッテ23,957
3栗原健太広島17,7453A・カブレラ西武20,397
4ウッズ中日14,3224ズレータソフトバンク16,242
5佐伯貴弘横浜11,2975北川博敏オリックス9,237
1藤本敦士阪神33,807二塁手1堀幸一千葉ロッテ24,126
2小坂誠巨人22,0232本間満ソフトバンク18,853
3ラロッカヤクルト18,4873高須洋介楽天14,033
4荒木雅博中日16,8954高木浩之西武11,029
5梵英心広島9,3425西岡剛千葉ロッテ8,569
1今岡誠阪神32,751三塁手1今江敏晃千葉ロッテ38,293
2小久保裕紀巨人27,1742中村紀洋オリックス18,876
3村田修一横浜17,2413中村剛也西武12,791
4岩村明憲ヤクルト16,1464フェルナンデス楽天12,268
5新井貴浩広島15,2915松田宣浩ソフトバンク9,239
1鳥谷敬阪神38,055遊撃手1川崎宗則ソフトバンク40,158
2二岡智宏巨人25,8402西岡剛千葉ロッテ36,159
3井端弘和中日19,0503中島裕之西武14,803
4石井琢朗横浜15,6034沖原佳典楽天11,091
5宮本慎也ヤクルト15,3445金子誠日本ハム5,366
1金本知憲阪神51,858外野手1新庄剛志日本ハム57,169
2赤星憲広阪神46,2332和田一浩西武33,449
3浜中治阪神38,6743大村直之ソフトバンク21,631
4福留孝介中日31,7484柴原洋ソフトバンク20,425
5多村仁横浜26,4365ベニー千葉ロッテ20,054
6青木宣親ヤクルト24,6006サブロー千葉ロッテ16,984
7矢野謙次巨人20,6537鉄平楽天15,735
8前田智徳広島19,8308谷佳知オリックス15,220
9高橋由伸巨人19,2759礒部公一楽天14,809
10アレックス中日11,42110フランコ千葉ロッテ13,588
DH1松中信彦ソフトバンク41,133
2清原和博オリックス29,574
3江藤智西武10,429
4橋本将千葉ロッテ8,999
5山崎武司楽天7,935

有効投票枚数:239765、ファン投票結果発表は7月3日、全出場選手の発表は7月4日

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