わたしはかもめ2006年鴎の便り(5月)

便

5月30日

千葉ロッテ8−1東京ヤクルト(千葉マリン)

ロッテが今季最多の16安打で8得点を挙げ、今季3度目の5連勝。交流戦単独首位に浮上した。ロッテ先発・小野は、相手打線を散発5安打に抑え完投で今季4勝目を飾った。ロッテは1回、里崎の適時二塁打、サブローの2点適時二塁打で3点を先制。その後も毎回安打で得点を重ねた。先発の小野は9回2死からリグスに13号ソロアーチを浴び、5年ぶりとなる完封勝利こそ逃したものの、自身初の無四球完投勝利をマーク。ヤクルトは先発の石川が今季最短の3回、今季最多タイの6失点で降板。打線も小野の前に9回2死まで三塁を踏むことも出来なかった。チームは交流戦初の連敗で、交流戦首位から陥落。

123456789R
東京ヤクルト0000000011
千葉ロッテ33000101x8
今江
「チャンスだったので何とか追加点に結びつけたかった。いい安打を打つことができて良かった。」(2回に2点二塁打)
サブロー
「打ったのはスクリュー。甘く入ってきました。」(1回に2点二塁打)
里崎
「打ったのはスクリュー。カウントが2−0になったので思いっ切りいきました。」(1回裏に先制のタイムリー二塁打)

ページトップ

底知れぬマリン…選手層も休養戦術も“深い”[夕刊フジ]

◇小野、今季初完投

底知れぬ層の厚さだ−。30日の千葉マリンでのヤクルト戦で8−1の圧勝。交流戦首位決戦でロッテが総合力の差を見せつけた。

マリンガンが強力燕打線のお株を奪うような今季最多タイの16安打をマークすれば、先発・小野がシュートを軸に9回を散発5安打1失点、今季初完投で4勝目。「内角を打つのがうまい外国人が揃っているし、内角もしっかりつかないと抑えられない相手ですから」と、マウンドの立役者は自画自賛だ。

交流戦でも単独首位に躍り出たロッテ。その一方で台所事情も厳しくなってきた。この日の戦前、リリーフエース薮田が右肩の強い張りで、中継ぎ左腕の加藤も左肩違和感で登録を抹消。その穴を4年目右腕・神田、新人右腕・相原、そして31日に出場登録する新外国人ミラーで埋めることになった。

が、今回の指揮官の英断、ロッテの底知れぬ選手層の厚さあってのモノだ。当初は「ベンチにいるだけでも相手の代打のやりくりが違ってくる」(球団関係者)ため、抹消を見送る方向だった。

だが、「10日間で戻れるかは分からない。でも薮田はWBCのため早い段階で肩を使ってきた。休ませるにはいい時期だと思う」とバレンタイン監督。これに驚嘆の声をあげたのが、ネット裏のセ007。

セ球界関係者
「梅雨の時期に入れば選手はヘバってくる。その前にあえて休ませて梅雨時に戻ればいいという計算だろう。休ませる時期としては最適だよね。でも選手がいるからこそできるからだよ。」

そんな状況だからこそ、選手も奮闘する。「ボクが投げるときは中継ぎの人に迷惑をかけていた。薮田さんと加藤が抹消になったし、ボク1人で投げ切ろうと思ってました」と先発・小野。ボビーマジックは今季も健在だ。

ページトップ

ロッテ交流戦単独首位3度目5連勝…セ5球団に全勝[報知]

ヤクルトとの絶好調対決を制し、ロッテが交流戦単独トップの座を奪い返した。先発の小野が、目前だった5年ぶりの完封こそ逃したものの、5安打1失点の完投で4勝目。打線も序盤で石川を攻略し、2試合連続毎回安打と爆発した。1勝4敗の阪神戦を除けば、ロッテの交流戦はこれで13勝0敗。快進撃は止まらない。

悔しさに苦笑いしながら、小野はウイニングボールをスタンドに投げ入れた。8−0で迎えた9回2死無走者。最後の打者にしたかったリグスに、すっぽ抜けたスライダーを右翼スタンドに運ばれた。痛恨の1失点。それでも続くラロッカを得意のシュートで空振り三振に抑え、プロ13年目で初の無四球完投勝利だ。

「リグスの本塁打?何という甘い球を投げてしまったのか。まあ、僕らしいといえば僕らしい。チームが勝ててよかった」と背番号29。2001年4月8日のダイエー戦(千葉マリン)以来、5年ぶりの完封勝利は、あと1人で逃したが、バレンタイン監督が「エクセレント!」と絶賛する好投。好調ツバメ打線に対し、左打者の青木にはカットボール、リグス、ラロッカ、ラミレスの右打者トリオには、シュートで強気に内角を突いた。

3回にマウンドで足を踏み外し、腰を痛めた。7回には投球時に右手親指を強く突き、オープン戦で痛めたつめの痛みが再発。井上投手コーチがマウンドに来たが、続投を志願した。この日、右の中継ぎエースとしてフル回転してきた薮田が、右肩痛で登録抹消。「いつも中継ぎに迷惑をかけてきたので、今日は1人で投げ切りたかった」。痛みに耐え、目標を達成した。

チームは同率で並んでいたヤクルトとの交流戦首位決戦に先勝し、22日以来の単独首位に返り咲いた。交流戦はここまで14勝4敗。4敗を喫した阪神以外のセ・リーグ5球団には13戦全勝の無敵だ。昨季の交流戦では、ヤクルトに唯一負け越した。しかも千葉マリンでは3連敗で、うち2つが完封負けだった。「昨年3タテ食らっていたので、初戦を取りたかった。完封は次回にとっておきます」と小野。帰り際のリグスに「ナイスホームラン!」と声を掛けたさわやか右腕の交流戦初勝利で、昨年の王者が連覇に向けて首位固めに入った。

ページトップ

ロッテ交流戦単独首位!小野が完投勝利で中継ぎ陣のピンチ救った[サンスポ]

チームを思う強い心が、マウンドの小野を突き動かした。

9回2死からリグスに被弾、5年ぶりの完封とはならなかったが、プロ初の無四球で今季初の完投勝利。交流戦首位対決の『第1ラウンド』は圧勝だ。

小野
「いつも、中継ぎ陣に迷惑をかけていますから…。薮田さんたちが抹消されたこともあって、絶対に最後まで投げようと思って臨みました。」

9回5安打1失点完投で4勝目。シュートとカットボールを駆使し、ラロッカ、ラミレス、リグスと計34本塁打を誇るヤクルトの外国人トリオを抑えこんだ。

この日、中継ぎエースの薮田が右肩痛、加藤も左肩の違和感で登録抹消された。試合前は“YFK崩壊”の危機。しかし、小野が最後までマウンドを守った。チームは22日以来、8日ぶりの単独首位。貯金も今季最多の11になった。

小野
「去年、ヤクルトにマリンで3連敗したので、1つずつ勝つことを目標に戦っています。」

昨年交流戦の初代王者。2勝4敗で唯一負け越したのがヤクルトだったこともあり、この1戦にかけていた。3回には腰が痛み、7回にはオープン戦で割れた右手親指のつめを地面について、激痛が走った。実は観戦するはずだった3歳の長女が39度の高熱を出し、キャンセルになっていた。そんな1戦も31歳は最後に笑った。

小野
「投げながら色々ありましたが、早く(家に)帰って頑張ったよと娘に報告したい。」

首位決戦で強さを見せつけたロッテ。今年も交流戦の主役は渡さない。

◇データBOX

(1)
ロッテが28日の巨人戦(東京ドーム)に続いての毎回安打。2試合連続は球団史上初めて。また、27日の巨人戦(同)の延長10回からは18イニング連続安打。プロ野球記録は昨年ヤクルトが記録した23イニング連続。パ・リーグでは52年南海、03年ダイエー(ともに現ソフトバンク)の21イニング連続。
(2)
小野の完投勝利は昨年6月1日の広島戦(千葉マリン)以来、1年ぶり。完封すれば01年以来5年ぶりだっただけに、9回のリグスの1発が悔やまれる。小野の交流戦は通算9試合で4勝1敗、防御率1.74と安定している。

◇バレンタイン監督は交流戦単独首位にも慎重

今季チーム最多の16安打。球団史上初の2試合連続毎回安打で快勝した。バレンタイン監督は「全員がいい役割を担って、得点するいい攻撃ができた」と満足げ。ただ、交流戦単独首位に立ったことに関しては「いいプレーが出ているからロッテは1位にいるべきだが、現段階で順位は意味を持たない」と慎重だった。

福浦
「ヤクルトには昨年千葉で3連敗した。3連戦の初戦は絶対に取りたいと思っていた。」(2回に適時二塁打)

◇薮田らに代わり相原が昇格

ロッテのセットアッパー・薮田安彦投手(32)が30日、右肩痛のために出場選手登録を抹消された。井上投手コーチは「張りが強く、疲労でしょう。こちらとしては10日間で戻ってきて欲しい」と話した。また加藤康介投手(27)も同日、左肩違和感で抹消。かわって、ルーキー・相原勝幸投手(22)が昇格した。

ページトップ

ロッテ“首位決戦”初戦制し単独首位[スポニチ]

ロッテの小野は惜しげもなくウイニングボールをスタンドに投げ入れた。9回2死からリグスに被弾し、01年4月8日ダイエー(現ソフトバンク)戦(千葉マリン)以来5年ぶりの完封が消滅。自分自身が腹立たしかった。

「何という甘い球を投げたんだろうって。ちょっと悔しかったんで投げちゃいました」。それでもプロ入り初の無四球完投に変わりはない。この日、肩に不安を抱える薮田と加藤が戦列を離れ、これまで盤石だった中継ぎ陣にほころびが生まれた。非常事態の中、まだ完投がなかった小野も責任を感じていた。

「2人が抹消されたし、中継ぎに迷惑を掛けていたので、最後まで投げるという強い気持ちで投げた」。自身もアクシデント続きだった。長女・馨子ちゃん(3)が39度の発熱で家族観戦が中止。さらに3回には持病の腰に痛みが走り、7回にはツメが割れている親指を中指で突き、井上投手コーチが慌ててマウンドに向かった。だが、宝刀シュートを軸に最後まで仁王立ち。「早く帰って娘に勝利の報告をしたい」とパパの顔に戻った。

ヤクルトとの交流戦首位決戦初戦を制し、22日以来の単独首位。今季3度目の5連勝で貯金も最多の11に伸びた。バレンタイン監督は「小野はエクセレント!完投勝利はチームにも本人にもいい影響を与えた」と絶賛。交流戦V2にはずみをつける1勝になった。

◇また毎回安打

打線が序盤の大量点で小野を援護した。初回2死一、三塁から里崎、サブローが連続二塁打で3点先制。2回にも1死一塁から西岡、今江、福浦の3連続二塁打で3点を加えた。「昨年ヤクルトに千葉マリンで3連敗したから今年は3連勝したい」と福浦。6本の二塁打を含む毎回の16安打8点。28日巨人戦(東京ドーム)に続く球団史上初の2戦連続毎回安打に指揮官も「攻撃もチームとしてまとまりがあった」と手応えをみせた。

ページトップ

ロッテ投打で強さ見せつける[ニッカン]

ロッテが、その強さを投打で見せつけた。ヤクルトとの同率首位対決第1Rで、先発した小野晋吾投手(31)が、絶好調だったヤクルト打線相手に快投。9回2死からリグスに1発を浴び5年ぶり完封こそ逃すも、5安打1失点、無四球で完投した。打線も1、2回に3点ずつを奪うなど、相手のお株を奪うような猛攻。プロ野球タイ記録の2戦連続毎回安打をマークし、8−1で快勝した。パ・リーグに続き、交流戦でも堂々の単独首位に立った。

試合後、ロッカー室裏の通路で小野は報道陣に囲まれていた。その前をリグスが挨拶しながら通り過ぎる。気づいた小野が「ナイスホームラン」と声をかけると、「ウインド、ウインド(風)」と返された。三塁も踏ませていなかった9回2死。リグスに1発を浴び、あと1人のところで01年以来の完封は阻まれた。だが初の無四球完投。マウンド上での苦笑いは優しい笑顔に変わっていた。

失点は抜けたスライダーだった。「何とかやりたかったですね。ボクらしいといえばボクらしい」。ただ、順調に回を重ねた訳ではない。3回には足を踏み外して腰に違和感を覚え、7回には右手親指のツメに異常。それでも「完封というより、中継ぎに迷惑をかけることが多かった。薮田さんも抹消になって最後まで投げようと思っていた」と投げきることを目指した。

攻めに徹した。相手は交流戦に入り前カードまで打率3割2分、28本塁打の猛打を誇示。とりわけ3人の右の外国人打者には「内角を打つのがうまいのも分かっていたので、厳しく行かないと、と思った」。シュートで内角を攻め、外角にはスライダーやカットボールを駆使。実は昨季8月に頭部に危険球を与え「自分の持ち味がね」と攻めきれなくなった時期があったという。だがシーズン終盤に中継ぎを任され、強気を思い出していた。

火曜日登板が多くなったが、前日調整を行う試合のない月曜日に、小野は千葉マリンに姿を現さない。自宅近くの荒川の土手を夫人が自転車で走る横でランニング。家族との時間を大事にしている。この日は娘が突然39度の熱を出して観戦がお預けとなり「来られなくて…。早く帰りたいです」とパパの顔に戻った。

バレンタイン監督は「エクセレントだ。グレートコントロール」と絶賛した。首位決戦の初戦を取ったが「今は非常にいいプレーをしているし1位にいるべきだと思う。ただ順位は(シーズンが)終わるまで何の意味も持たない」と途中停車駅に目もくれない。交流戦連覇が、最大の目標の原動力になることに違いはない。

◇今季最多16安打

ロッテは打線も絶好調だ。交流戦3連勝の石川を初回にとらえた。2死一、三塁から里崎、サブローが連続二塁打して3点を奪った。里崎は「晋吾(小野)が3人で抑えてくれたんで、いいリズムで攻撃に入ることができた」という。里崎、サブロー共に石川の武器スクリューボールを打って大きなダメージを与えた。

首位に立っているものの、ヤクルトに対する気持ちはこれまでと違うものがあった。「とにかく3連戦のアタマをとりたかった。去年はやられましたから」と言うのは福浦だ。昨年、千葉での対戦は3連敗だった。言葉通り、福浦は今季10度目となる猛打賞。この主砲が猛打賞の試合は、これで9連勝だ。

終わってみれば、今季最多、毎回の16安打しての大勝だった。「全員がいい結果を出そうとしてヒットにつながり、いい役割を果たしてくれた。コンプリートオフェンスだ」。バレンタイン監督からは最高のほめ言葉が飛び出した。

ロッテは28日巨人戦に続いて毎回安打。2試合連続毎回安打は05年8月5、6日ヤクルトが巨人戦でマークして以来、延べ15チーム目のプロ野球タイ記録。パ・リーグでは03年ダイエー以来、延べ7チーム目だが、ロッテは初めて。ロッテは27日巨人戦の10回から18イニング連続安打を記録中。連続イニング安打のプロ野球記録は05年ヤクルトの23イニングで、パ・リーグ記録は52年南海と03年ダイエーの21イニング。ロッテが31日の試合で連続イニング安打の記録に挑戦する。

ページトップ

小野、5年ぶり完封逃し苦笑い[デイリー]

あと1人だったのに…。01年4月8日のダイエー(現ソフトバンク)戦以来、5年ぶりの完封勝利を逃したロッテ・小野は「(完封は)やりたかった。何という甘い球を投げてしまったんだろう…」。お立ち台で苦笑いを浮かべ、9回2死からリグスに浴びた1発を悔やんだ。

それでも、この日のヒーローは間違いなく小野だった。「内角を攻める投球ができれば抑えられると思った」。直球、シュートなどで強気に内角を攻め、好調なツバメ打線を相手に9回5安打1失点。完投勝利は今季初、無四球完投はプロ初だ。チームを交流戦の単独首位に押し上げた。

試合終了後、ベンチ裏でリグスとすれ違うと「ナイスホームラン…」と再び苦笑いを浮かべたが「チームが勝ってよかった。(完封は)次に取っておきます」と気持ちを切り替えた。

ページトップ

シュートでヤクルト封じ−無四球完投のロッテ・小野[サンスポ]

9回2死。小野は5季ぶりの完封を目前にしてリグスにソロ本塁打を浴びた。スライダーが高めに浮いてしまい「何という甘い球を投げてしまったんだ。僕らしい」と苦笑いが浮かんだ。それでも約1ヶ月ぶりの4勝目をプロ初の無四球完投で飾った。

右打者の内角を突くシュートが効いた。4回1死二塁で3番ラロッカを三ゴロ、4番ラミレスを空振り三振に。「ヤクルトの外国人3人は内角を打つのがうまいので、厳しいところを突かないといけないと思った」。いずれもシュートで仕留めてピンチを脱した。

逆に青木、岩村ら左打者にはスライダーやカットボールで膝元を攻めててこずらせた。内角を積極的に突く持ち味を十分に発揮。交流戦のチーム打率3割2分でこの試合を迎えた好調ヤクルト打線を沈黙させ、チームの5連勝と交流戦単独トップを呼び込んだ。

この日、中継ぎの薮田と加藤がいずれも肩痛で戦列を離れた。「これまで中継ぎの人に迷惑を掛けていたので、今日は最後まで投げようと思った」。3回に腰、7回に右手親指に異変を感じたそうだが、心に決めた通り、1人で投げ抜いた。手薄になった救援陣をカバーし、チームにとっても大きな1勝となった。

◇単独1位にも慎重

ロッテは今季チーム最多の16安打を放ち、5人が打点を挙げて快勝した。バレンタイン監督は「チームとしてまとまりが出ていた。全員がいい役割を担って得点するいい攻撃ができた」と満足げ。

昨季対戦した11球団のうち、唯一負け越した相手がヤクルトだった。その相手との3連戦の初戦に勝ち、交流戦単独1位に。しかし、指揮官は「とてもいいプレーが出ているからロッテは1位にいるべきだが、現段階で順位は意味を持たない」と慎重だった。

ページトップ

小野が無四球完投で交流戦首位[ニッカン]

ヤクルトとの同率首位対決第1Rでロッテ先発の小野が好調ヤクルト打線相手に5安打1失点で完投。交流戦単独首位に立った。

9回2死からリグスに1発を許し5季ぶり完封こそ逃し「何とかやりたかったですね」と苦笑いも初の無四球完投。3人が並ぶ右の外国人打者に「インコースを打つのがうまいのも分かっていたので厳しくいかないと、と思った」とシュートで内角を攻めた。

3回には腰に違和感を覚え、7回には右手指に異常。それでも「完封より僕が投げるときは中継ぎに迷惑をかけることが多かった。最後まで投げようと思っていた」と必死に1人でマウンドを守り抜いた。

ページトップ

今季チーム最多16安打で5連勝[ニッカン]

ロッテは今季チーム最多16安打を放ち、連勝を5に伸ばした。28日の巨人戦に続く毎回安打も記録。昨季、交流戦王者も、唯一ヤクルトにだけは負け越していた。その相手と交流戦首位をかけての3連戦の初戦に勝ち、バレンタイン監督は「チームとしてまとまりが出ていた。全員がいい役割を担って得点するいい攻撃ができた」と満足げに振り返った。

ページトップ

薮田登録抹消

ロッテの中継ぎエース、薮田安彦投手(32)が右肩痛で1軍登録を抹消された。30日、ヤクルト1回戦の行われた千葉マリンを訪れたが、患部の状態が思わしくなく決定。井上投手コーチは「張りがきつい。疲労ですかね。できれば(抹消期間の)10日で戻ってきて欲しいけれど、無理はさせられない」と説明した。前カードの巨人戦(東京ドーム)でも登板はなく、今回の抹消で長期離脱の可能性も出てきた。また左腕の加藤康介投手(27)も左肩の違和感で同日に抹消。首位を快走している中で、投手陣に不安要素が出始めた。

ページトップ