わたしはかもめ2006年鴎の便り(6月)

便

6月4日

広島7−5千葉ロッテ(広島)

広島が8回に5安打を集め、4点を取り逆転勝ちを収めた。2−2の同点から7回、広島は松本の適時打で勝ち越すが、8回、福浦の適時打等で逆転される。しかしその裏、広島は新井の二塁打で同点とすると、栗原が9号3ランを放ち再び勝ち越し。ロッテは9回大塚の適時打で1点を返すが追撃及ばず。広島は4カードぶりの勝ち越しで借金を7とし、広島市民での連敗を3、広島市民でのロッテ戦の連敗も3で止めた。ロッテは、3人目のミラーが1死も取れず4連打で4失点の乱調、3カードぶりの負け越しとなった。

123456789R
千葉ロッテ1100000215
広島00200014x7
今江
「去年はデーゲームでものすごく打率が悪かったから、今年はサングラスをかけて打席に入るようにした。サングラス効果かも。」(初回に2試合連続の6号ソロ。6本中5本がデーゲーム弾)

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ミラーまた背信

1死も取れずロッテ逆転負け 王者ロッテの投手リレーがもろくも崩れた。8回に2点を奪って逆転したが踏ん張れない。その裏に来日3試合目登板のミラーが3連打で同点に追い付かれると、続く栗原にとどめの3ランを浴びた。初球の直球を右翼スタンドに運ばれ、1死も取れずに降板。「ボールは悪くなかったが、コントロールが悪かった」と力なく話した。

本来ならば「YFK」の薮田から必勝リレーが始まる展開。だが薮田は右肩痛で登録抹消中。井上投手コーチは「いないものは仕方ない」と話すしかなかった。これでミラーは延長11回に勝ち越し本塁打を浴びた5月31日のヤクルト戦に続き、チームの勝ちを消した。今後も接戦の場面で起用するかろの問い掛けに、バレンタイン監督は「はい」と答えた。

◇雅はお預け

登板機会のなかった小林雅の6年連続20セーブの日本記録もお預けになった。8回に逆転する粘りを見せただけに、悔やまれる1敗だった。

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渡辺俊、分からない

渡辺俊が7回途中3失点で降板した。同点で迎えた7回1死三塁から松本に中前適時打を浴びて降板。味方打線が2点を先制したが踏ん張れず「同じバッターに同じようにやられた。調子はいいか悪いか分からない。勝てる試合だったと思う」と話していた。バレンタイン監督は「別の球種を投げるべきところで、真っ直ぐを投げていた」と首をかしげていた。

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「ボール犬交流戦」もカープ勝利

4日の広島−ロッテ6回戦(広島)でボール犬の「交流戦」が実現した。広島ミッキー(オス9歳=ゴールデンレトリバー)と、ロッテのエルフ(メス11ヶ月=ラブラドールレトリバー)。ミッキーは無事に吉本球審に2度ボールを運び「シッポを振って喜んでいた」(上野訓練士)と交流を堪能した。

だがエルフは始球式のボールを運ぶはずがUターンを繰り返し、最後は訓練士に連れられてマウンドへ。飛行機移動の疲れもあったのか、敵地の「洗礼」を受けた。ロッテ関係者は「大きな音への対策がまだですね」と苦笑いだった。

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ボビーマジック不発…ミラー大炎上[デイリー]

何事もなかったように自慢の「YFK」を「MFK」にすり替えるボビーマジックが不発に終わった。

右肩の張りで出場選手登録を外れている薮田に代わり、4−3の8回から投入したロッテ・ミラーが4連打を浴び、1死も取れずに4失点で降板。ロッテファンから悲鳴とブーイングが上がった。

勝たねばならない試合だった。1点を追う8回に福浦の右前適時打などで2点を奪い逆転した。最後は小林雅が日本記録の6年連続20セーブで締める。そんな最高のシナリオが、ミラーのふがいない投球で焼失した。

バレンタイン監督は「これは1つの敗戦」と、今後もミラーの起用法を変えるつもりはない。ミラー自身も「あの場面で起用されるのはありがたいし、次は頑張りたい」と前を向く。しかし完全無欠の王者にほころびが見えたのも確かだ。

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大人のミッキー エルフに“完勝”[デイリー]

ミッキー君は堂々と吉本球審にボールを運ぶ  球界史上初のボール犬競演も広島のミッキー(ゴールデンレトリバー、オス9歳)が完勝した。ロッテのエルフ(ラブラドールレトリバー、メス11ヶ月)が始球式でボールを運ぶ“大役”を担ったが「イヤイヤ」を繰り返す“ミス”。3度目の挑戦で、何とか成功させたが若さは否めなかった。

一方、人間で言えば60歳近いミッキーは堂々としたもの。3、5回終了後に、ボールを審判にきっちりノーミスで届けた。前日練習でも若いエルフに吠えかけられたにもかかわらず、大人の落ち着き。5回終了後には、仲良く外野を共に行進し、愛らしい姿で拍手喝采を浴びた。

トレーナーの上野さんは「ミッキーは、エルフに会うのをとても楽しみにしてたんですよ。年齢的なものもありますし、仕方ないです」とエルフを気遣う“余裕”も。一方、ロッテ関係者は「歓声にやられました。完敗です」と肩を落とした。今季、ミッキー登板日は2勝1敗で、通算でも8勝2敗と勝利の忠犬伝説はまだまだ続く。次回は7月8日の巨人戦だ。

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“犬交流戦”ミッキー、エルフに完勝[スポニチ]

ロッテのベースボールドッグのエルフちゃん(生後11ヶ月)が若さを露呈した。この日は広島のミッキー君(9歳)と初共演。始球式で音楽バンド「くるり」のボーカル・岸田繁(30)にボールを運ぶはずだったが、グラウンドに出るとベンチへ逃走。最後は関係者に引きずられマウンドへ向かった。ミッキー君は吉本球審にしっかりとボールを届けただけに力の差は歴然。試合も広島に逆転負けと“連敗”だった。

◇ロッテ、ミラー炎上

ミラーが1死も取れずに炎上した。1点リードの8回から登板したが3連打で同点にされると栗原にも右翼席へ9号3ラン。「準備はできていたが制球が悪かった」。ミラーは5月31日・ヤクルト戦(千葉マリン)でリグスに決勝弾を浴びた来日初登板の再現にうな垂れた。それでもバレンタイン監督は「これからも接戦で使う」と明言。右肩痛で戦列を離れている薮田の影響が出てしまった。

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ロッテまさかの負け越し…8回4連打ミラー“割れた”[サンスポ]

新外国人の背信で逆転負け。このカード、まさかの負け越しとなった。1点リードの8回、右肩痛で離脱中の薮田の代役・ミラーが4連打を浴び、1つのアウトも取れずに降板した。「ああいう場面で起用されるのは、ありがたいが…。今日はコントロールが悪かった」。それでもバレンタイン監督は「これからも接戦で使う?そのつもりだ」と右腕をかばっていた。

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ボール犬対決、広島が勝った[報知]

ベースボール犬の初競演は明暗がくっきり分かれた。広島のミッキー(雄9歳=ゴールデンレトリバー)とロッテのエルフ(雌11ヶ月=ラブラドールレトリバー)が4日、広島市民球場に登場。2度のボール渡しを無難にこなしたミッキーが“貫録勝ち”を収めた。

始球式のボール渡しに挑戦したエルフは大失敗。後ずさり、Uターンを繰り返し、ロッテ関係者は「ミスして笑ってもらえるのは最初だけ。雰囲気におびえているし、成功率が上がるまでは無理でしょうね」とベースボール犬からの“無期降格”を示唆。今後はボール渡しは行わず、マスコット的な存在として千葉マリンに登場する予定だ。

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ロッテ、手薄な中継ぎ陣で踏ん張れず−後味悪い敗戦[サンスポ]

ロッテにとって後味の悪い敗戦となった。8回に福浦の適時打などで4−3としたが、右肩痛の薮田らの離脱で手薄になった中継ぎが踏ん張れない。シーズン途中で新加入したミラーを8回から登板させたものの1死も取れず、栗原の3ランを含む4連打を浴びて逆転を許した。バレンタイン監督は「ミラーは本来のいい投球をすべきところでできなかった。相手打線にうまくとらえられた」と残念がった。

ミラー
「ボール自体は悪くなかったが、コントロールが悪かった。」(8回に4連打で逆転され)
井上投手コーチ
「(右肩痛で離脱した薮田の影響について)いないものは仕方がない。」

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新外国人ミラー、また炎上[ニッカン]

ロッテは継投失敗で痛い敗戦を喫した。8回に2点を奪って逆転したが、その裏に来日3試合目登板のミラーが4失点。1死も取れずに降板した。本来ならば「YFK」の薮田から必勝リレーが始まる展開。だが薮田は右肩痛で登録抹消中。井上投手コーチは「いないものは仕方ない」と話すしかなかった。

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今江2試合連続6号[ニッカン]

ロッテ今江が2試合連続となる先制6号ソロを放った。初回に広島先発佐々岡のストレートを、左中間スタンドに運んだ。「いい感じで打球が当たりましたね。昨日、今日とデーゲームででホームランを打てたのは嬉しいです。去年はデーゲームでものすごく打率が悪かったので」と喜んだ。

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