わたしはかもめ2006年鴎の便り(6月)

便

6月5日

小野で中日戦9連勝

小野で対中日戦9連勝を目指す。6日に先発する小野がナゴヤ球場で約1時間、キャッチボール、ランニングなど軽めの練習を行った。投げ合いが予想される中日川上には昨季8回途中まで完全に抑え込まれた。小野は前日までの広島遠征に帯同せず、万全の調整で名古屋入り。打球を受けた右腕、腰などにも不安を抱えるが「痛みは大丈夫」と表情は明るい。前回登板のヤクルト戦では1失点完投勝利を挙げるなど、調子も上向きだ。2戦目に先発予定の成瀬はブルペン入り。プロ初勝利以来2試合勝利から遠ざかっているが「あまりプレッシャーをかけないでくださいよ」と笑顔で球場を後にした。

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今年も千葉マリンビアガーデン”化[スポニチ]

ロッテが、27日の日本ハム戦と8月30日のソフトバンク戦で千葉マリンを“ビアガーデン”と化す計画を立てている。昨年の同イベントは平日ながら2万5000人を動員したことで今季も開催を決定。入場料はバックネット裏を含む全席1500円で、通常1杯600円のビールが300円で販売される。ビールを手に試合中の移動は自由だ。「今季引退の新庄も360度から見られる。ロッテだけでなく日本ハムファンも来て欲しい」と球団関係者は力を込めた。

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ロッテが新庄応援チケット発売へ[報知]

ラストイヤーのプリンスを360度から堪能しよう−。ロッテが交流戦後、今月27日の日本ハム戦(千葉マリン)で、全席1500円の激安チケットを発売することが5日、分かった。試合中はネット裏から内外野まで自由に移動が可能となり、今季限りの引退を表明している日本ハム・新庄を目に焼き付ける絶好の機会になりそうだ。

ロッテは昨年6月28、29日のソフトバンク戦で、初めて全席1500円のチケットを発売。平日では異例の2万5000人を動員した。「去年の企画の中でも特に好評だった」と球団関係者。赤字覚悟で今季も“価格破壊”の断行を決めた。

昨年はライバル・ソフトバンクを迎撃するための“ロッテファン総動員作戦”だったが、今年は少し趣が違う。新庄の雄姿をあらゆる角度から見られるとあって、球団関係者は「ロッテのサポーターはもちろん、今年は日本ハムファンの方々にも来ていただきたい」と話している。発売要項の詳細は近日中にも球団の公式ホームページやポスターで発表される。

一挙手一投足が見逃せない新庄を1500円で全方位から見ることができるプレミアチケット。さらに当日は「360度ビアスタジアム」と題して、通常600円のビールを半額の300円で販売する。ロッテがプリンスの“引退興行”に一役買い、少ない出費で新庄の華麗なプレーとビールに酔うことができそうだ。

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ロッテのボール犬エルフが広告塔に[ニッカン]

ロッテのベースボール犬「エルフちゃん」が歩く広告塔になる?4日の広島戦で先輩「ミッキーくん」と初共演したが完敗。始球式にボールを運ぶ際にベンチに戻ってしまうなど、試合開始時間を1分遅らせてしまった。相次ぐ失敗に、球団関係者は「まだ応援などの大きな音の中では力を発揮できない」と、今後の始球式登板を断念。“降格処分”を決めていた。

そこで浮上したのが、大相撲で取り入れられている懸賞広告プランだ。取組前に企業名が入った広告を持って土俵を回るのと同じように、企業名が入った垂れ幕やユニホームを着るなどして千葉マリンを歩き回る。大型ビジョンで映し出せば広告効果も期待できるという。さらに前代未聞の犬の「ネーミングライツ」も募集。「○○○エルフ」など名前ごと販売する異例の計画も進行中だ。

決してお金もうけが目的ではない。「1人前になるためのトレーニング費用を自分で稼いで欲しい」と球団関係者。目標は来年の広島との交流戦で成長した姿を“先輩”に見せること。ベースボール犬として試練の時を迎えた「エルフちゃん」が、自分の力で再生に乗り出す。

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ミッキーくんに学べ!エルフちゃん“再生”プロジェクトが始動[サンスポ]

ロッテのベースボール犬・エルフちゃん(ラブラドールレトリバー、メス、11ヶ月)の“再生”プロジェクトが始動!?4日の広島戦(広島)ではミッキーくんと初共演を果たしたが、肝心のボール運びの仕事は、2試合連続の失敗。先輩の落ち着きぶりとは対照的に、大声援に何度も逃げ出そうとした。そこで、球団はミッキーくんのこれまでの訓練に興味。球団関係者は「資料やデータがあれば、教えてもらいたいですね」と広島に依頼することを検討している。

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プレーオフ、来季セパ分離開催へ[スポニチ]

プロ野球実行委員会が5日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、懸案のポストシーズンゲーム(PSG=プレーオフ制度)について、セ・パ両リーグの決裂が浮き彫りとなった。根来泰周コミッショナー(73)は「日本シリーズの権威を維持すべき」と異例の文書を配布したが、交流戦を含めた公式戦試合数と優勝の定義で平行線。混迷状況のまま、12日に一定の結論を出すことになった。

会見した豊蔵一実行委員会議長(セ・リーグ会長)は来季導入を目指してきたセ・パ合同PSGについて「なかなか困難な状況になっております」と苦しそうに話した。

争点の交流戦を含めた公式戦試合数と優勝の定義でセ・パは真っ向対立。5月29日のセ新提案「交流戦6試合減の公式戦140試合」「公式戦1位を優勝」に、パは実行委員会前の理事会でともに拒否する姿勢を固めた。従来の「交流戦36試合維持」「プレーオフで優勝を決定」を貫いた。

混迷状況を憂う根来コミッショナーは「話がまとまらないなら」と5月9日に続き実行委員会に異例の参席。「日本シリーズの権威を守るべき」と述べ、A4判5枚に及ぶ文書も配布した。セ・パ優勝チーム同士で争ってきたシリーズの歴史を自らつづったもので、2位や3位でもシリーズに進出できるセ案に難色を示した格好だ。コミッショナーは「集団討議でうまくいかないなら」と小委員会設置も提案した。

ただ「結論を出したい」とする12日のPSG検討会まで時間はない。「形はどうあれセは来季PSGをやる」と阪神・野崎勝義連盟担当。「暫定2年はセ、パ別々か」(楽天・米田純代表)と個別開催も視野にあるが、セ案にある優勝定義を変えるには野球協約改正も必要で、コミッショナー要望に背く。「試合数ぐらいは合わせたい」(ソフトバンク・角田雅司代表)との思いも現時点では難しい状況にあった。

◇パ・リーグ、携帯動画配信へ

パ・リーグ球団が携帯電話に合同サイトを立ち上げ、ファンに対して動画配信などのサービスを検討していることが5日、分かった。ソフトバンクの発案で、西武、ロッテ、日本ハムが賛同。オリックスと、すでに今月2日から携帯電話での動画配信サービスを行っている楽天は態度を保留しているが、パ・リーグ関係者は「どうせやるなら、6球団で足並みをそろえた方がいい」と話しており、今後も各球団間での調整活動を進めていく。合同サイトの設立が実現すれば、ファンはシーズンだけでなくプレーオフなどの熱戦を手軽に携帯電話で観戦することが可能。ファン拡大につながる試みとなりそうだ。

◇インターネット放送、10球団が契約

実行委員会では電波放送委員会からフジテレビの課金方式によるインターネット放送について巨人と横浜以外の10球団が契約したと報告された。巨人は系列局に日本テレビ、横浜はTBSが親会社で反対しているもの。そのためフジテレビが10球団の主催試合を放送する際、ビジター球団が巨人と横浜の場合に了承を得なければならず、楽天の米田球団代表は「今後ルール化した方がいいという話になった」とし継続審議となった。

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プレーオフ制度全面見直しの可能性も[サンスポ]

プロ野球実行委員会が5日、都内で開かれ、根来泰周コミッショナー(73)がプレーオフについて、両リーグ覇者による日本シリーズの維持と、コミッショナー事務局と両リーグ代表者による検討部会の設置を要望する文書を各球団代表に配布。これまでの議論が差し戻される可能性も出てきた。

またパ・リーグはセ側から提案された交流戦6試合減のシーズン140試合案を拒否。今後は12日に集中議論を行う。

一方、四国独立リーグから要望されたドラフト指名制限(今年から高卒は3年間、大卒ほかは2年間の指名禁止)の撤廃については、希望入団枠での入団を認めないことなどを条件にすることで合意。今後、アマ側と調整することになった。

◇義援金

日本プロ野球組織(NPB)は実行委員会で、インドネシア・ジャワ島中部地震の復興援助のためフレッシュオールスターゲーム(7月20日)、サンヨーオールスターゲーム(7月21、22日)で義援金を募る活動をすることで合意した。

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ポストシーズン導入コミッショナー待った[ニッカン]

根来泰周コミッショナー(73)が、ポストシーズン導入に「待った」をかけた。5日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれた実行委員会に出席。検討中のポストシーズン制度に関し、各球団の代表者に文書を作成して配布し、持論を述べた。日本シリーズの伝統を強調し、権威を維持すべきと意見を述べた。さらに日本シリーズの主催者である日本野球機構のメンバーを交えた小委員会で検討する方法を勧めた。同コミッショナーは「私見であり、12球団に押し付けるものではない」と強調したが、球界トップによる公式な会議での発言であり、大きな影響を及ぼすことは間違いない。

セ・リーグ案によるポストシーズン制ではリーグ優勝チームが日本シリーズに出場できない可能性が出てくる。同コミッショナーは「日本シリーズの価値が落ちてしまうのではないか」と危惧しており、5月9日のポストシーズン検討会議にも出席して持論を展開した。レンタル移籍制度を検討している際も、導入目前になって、根来コミッショナーの「問題が多いのではないか」という私見を受けて見送られた。今回も、新制度の導入を目指すセ球団にとって、コミッショナー見解は強い逆風となる。

試合数と優勝規定の点で、セとパの主張は平行線をたどっている。この日もパは、前回セが示した交流戦を減らす案を受け入れない方針を固めた。互いに歩み寄る気配はなく、来季から両リーグで同一方法のポストシーズン導入は難しい状況になった。セが暫定的に独自案を導入する可能性もある。12日の検討会議で方向性を出す見込みだ。

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パが140試合制を拒否の意向[デイリー]

プロ野球実行委員会が5日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、来季からのセ・パ合同プレーオフ(ポストシーズンゲーム)実施に向けた試合数統一に関し、パ・リーグがセ・リーグから提案されていた交流戦を6試合減らす公式戦140試合制を、拒否する意向を示した。

パは理事会で、交流戦36試合を維持した「現行136試合か141試合」(ロッテ・瀬戸山代表)が妥当という従来の方針を貫くことを決定。実行委ではセ、パの対立を憂慮する根来コミッショナーが、両リーグ代表者による小委員会で再検討する案も示したが、結論は12日の両リーグ協議会に持ち越しとなった。

セは2年間の交流戦で減益したという検証結果を協議会でパに示し、改めて理解を求める方針。だが、両者は優勝決定法でも隔たりがあり、来季は試合数、優勝の位置付けが異なる「分離開催」の公算が強まってきた。

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パ・リーグが交流戦減の提案拒否[ニッカン]

プロ野球実行委員会が5日、都内で行われ、合同プレーオフ実施に向けた試合数の統一に関し、パ・リーグはセ・リーグが提案した交流戦を6試合減らして140試合制とする交流戦縮小案は受け入れられないと回答した。12日の両リーグ協議会で再協議される。

パはこの日の理事会で交流戦36試合の維持、試合数も現行の136試合からリーグ戦を増やした141試合が最多とする従来通りの方針を確認した。

また四国アイランドリーグから要望があったドラフトでの制限(今季から社会人チームと同じく大卒2年、高卒3年は指名対象外)の見直しを受け入れる方向でアマチュア側との調整に入ることになった。

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