わたしはかもめ2006年鴎の便り(6月)

便

6月21日

巨人「踏み忘れ」を再抗議[ニッカン]

巨人原沢取締役総務・編成本部長補佐が21日、東京・銀座のセントラル連盟事務所を訪れ、再度、審判判定に対する抗議と、判定へのビデオ導入を求める文書を提出した。すでに19日、豊蔵一会長(78)から回答が出されているが、巨人はこれを不服として、あらためて文書を出した。原沢取締役は「明らかな誤審でも、判定は最終のものという形では、かえって選手やファンの審判不信を招く。映像を見て踏んでいるか、いないか会長の見解を聞きたい」と語り、今回の件に限らず「科学的な判定の調査、研究に着手した方がいい」と、ビデオによる判定などの導入を要望した。

11日のロッテ戦(千葉マリン)で李の本塁打が、一塁走者だった小関の三塁ベース踏み忘れで取り消された件について、巨人は「明確な誤審」とし、試合の映像DVDを添付して抗議書を提出していた。豊蔵会長は、判定について「映像による判定を取り入れておらず、論評すべきではない」とし、ビデオ判定の導入については「考えていない」と返答。今回の再抗議書に対する回答は、あらためて検討する。

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ロッテ、27日ハム戦が“祝勝会”[スポニチ]

ロッテの交流戦連覇を記念して27日・日本ハム戦(千葉マリン)が“祝勝会”となる。当日は毎回ごとにプレゼント抽選を実施。「バレンタイン監督との“お食事デート”プランもある」(球団関係者)。また球場前ステージで優勝トロフィーの展示を検討。当日は入場料全席1500円、ビールは通常の半額300円で販売されるだけに、スタンドからは乾杯コールがやみそうもない。

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新たな出演要請続々!交流戦単独VロッテがCMも“独り占め”[サンスポ]

2年連続の交流戦単独優勝を決めたロッテに、CM業界からも注目が集まっている。22日にはロッテ本社の『グリーンガム』のCM撮影に、ボビー・バレンタイン監督(56)らが参加。さらに近日中には他の撮影も控えており、交流戦の優勝賞金5000万円に続き、CMでも“独り占め”状態だ。

どのチャンネルを見ても出てくるのはロッテの選手ばかり…。交流戦の連覇を果たし、今季も強さを誇示したマリーンズ、その広告塔としての価値は最高値更新中だ。

22日は、昨年に続いて『グリーンガム』の撮影。バレンタイン監督をはじめ、里崎や今江、西岡といった選手が参加する。

昨年の撮影風景は、まさに映画『メジャーリーグ』のワンシーンだった。映画では弱小球団のインディアンスが勝ち続け、プレーオフに進出。「出かける時は忘れずに!」のフレーズで知られたカード会社のCMに全員で登場するというものだった。その映画同様、ロッテの選手もどこかぎこちなかった。

しかしプレーオフどころか、日本シリーズにアジアシリーズを制し、そして交流戦V2。連日の露出で選手もカメラの前でドギマギすることはなくなった。この日も撮影前日にもかかわらず選手に緊張感はなかった。

さらに球団には新たな出演要請が続々舞い込んでいるという。

「その他にも色々なオファーがきています」と球団関係者も大忙し。今回のグリーンガムのCMではチーム全員での出演だが、選手個人が指名されることも多く、その第1弾だがWBCでも活躍した渡辺俊。近日中に撮影に臨むことになっている。

「(ロッテの選手は)今が買い時。うちとしてもどんどん募集します」と関係者も口が滑らか。

交流戦では終盤の直接対決でヤクルトから首位を奪い返し、5000万円を独り占めしたロッテが今度は電波ジャック。映画以上にドラマチックな“成り上がり”は、まだまだ続く。

◇他のCMは

ロッテ本社のCM以外では、バレンタイン監督が現在、新生銀行のCMに出演している。また、里崎は千葉限定の君津住宅のCMに出演中。変わったところでは、昨年のプレーオフで敗れたマリーンズへのリベンジに燃えるソフトバンクが製作した『倍返しキャンペーン』のCMに、バレンタイン監督らが登場していた。

◇27日・日本ハム戦で交流戦V報告

ファンに対する交流戦優勝報告を27日の日本ハム戦(千葉マリン)で行うことになった。この日は『360度ビアスタジアム』と題し、試合の入場券は一律1500円。ビールが半額の300円で販売される。球団はこの試合を急遽V2祝賀パーティーとし、抽選会などを行う予定。バレンタイン監督と食事できる権利などが用意されている。

◇動画配信

ロッテ、西武、ソフトバンク、日本ハムは4球団の主催試合を携帯電話向けに動画配信する「プロ野球24 TV」を開始した。ファン層の拡大などが目的。月額525円で生中継以外に過去の試合の録画が視聴できる。オリックス、楽天もオブザーバーとして参加している。

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交流戦の観客動員総合計は前年比2万人強…W杯年に健闘[サンスポ]

2年目を終了した交流戦の観客動員は21日までに、別表の通りまとまった。新鮮味が薄れる懸念や天候不順に加え、サッカーW杯とも重なったが、12球団の総合計は前年比2万人強の微増と逆風を跳ね返した。

昨年「パへの利益移転が進んだ」との不満が聞こえたセだが、昨年より動員を伸ばした。一方のパは交流戦前の観客数も伸び、昨年平均3000人あった交流戦前と交流戦の差は、1000人へと大幅縮小。交流戦頼みの現状を脱しつつある。

また一方で、関東地区の巨人戦視聴率は交流戦32試合中継で10.2%で前年比マイナス2ポイント。巨人戦視聴率が人気と直結しない事実もより鮮明になった。

セ各球団はプレーオフ導入と過密日程解消のため、パに各カード1試合減を申し入れ、開催時期の分割も検討。今後、収益の増減などの検証を行う予定になっている。

1試合平均の観客動員数(単位は人)
球団今季交流戦今季交流戦前昨季交流戦
1阪神42908(772345)44106(617481)[1]↓41548(747867)[1]↑
2巨人41362(744513)41022(697382)[2]↑41433(745800)[2]↓
3中日30570(550262)31881(446338)[3]↓30778(554000)[4]↓
4ソフトバンク29624(533224)27519(440307)[4〕↑31589(568593)[3]↓
5日本ハム22865(411572)19603(392058)[6]↑21205(381688)[6]↑
6オリックス21644(389599)19484(370194)[7]↑21239(382293)[5]↑
7ロッテ19103(343857)19384(368296)[8]↓19592(352655)[7]↓
8西武17718(318918)17377(243273)[9]↑18994(341887)[8]↓
9ヤクルト15880(285836)21129(274676)[5]↓15350(276298)[9]↑
10楽天14234(256203)13085(209354)[12]↑14363(258529)[10]↓
11広島13786(248142)13661(218573)[11]↑13442(241961)[11]↑
12横浜12992(233853)16366(245484)[10]↓11859(213457)[12]↑
セ合計26250(2834951)28089(2499934)↓25735(2779383)↑
パ合計20865(2253373)19457(2023482)↑21163(2285645)↓
合計23557(5088324)23437(4523416)↑23449(5065028)↑

[注]( )内は総動員数。矢印は交流戦前、昨季交流戦からみた増(↑)減(↓)。[ ]内は各項目の順位

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ロッテが27日に本拠地で交流戦V2祝賀会[ニッカン]

ロッテは27日の日本ハム戦(千葉マリン)で「交流戦V2祝賀会」を行うことになった。当日はイニングごとに計9回の大抽選会を行う。目玉商品は「バレンタイン監督と一緒に食事ができる券」など。そのほか「始球式券」などを用意する。ビールも通常価格の半額で販売することになった。

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