バレンタイン監督は練習後に、ロッテ・グリーンガムのCM撮影を行った。小林雅、今江らと共演。ベンチ前などで、熱演した。8月からオンエア開始の予定。
右肩痛で2軍調整中だった「YFK」の薮田が、24日の西武戦から1軍に合流する。すでに2軍戦では連投もこなし「疲れもなかった」と順調は回復ぶりだ。バレンタイン監督は「ケガは過去のことになった。準備はできている」と話した。
交流戦連覇を達成したロッテ・小林雅英投手(32)が22日、「日本生命セ・パ交流戦」のMVPに選出され、賞金200万円を獲得した。期間中の成績は3勝0敗13セーブ、防御率0.47。抜群の安定感を誇った右腕は「自分のパフォーマンスが優勝に貢献できたと感じています」と大車輪の活躍を振り返った。
フル回転でV2の立役者となった。5月中旬に7連投するなど、19試合に登板する鉄腕ぶり。賞金を手にして「1番喜んでいるのは嫁さんです。色んな意味で」と笑わせた。通算200セーブに、あと10と迫っているが、「セーブ数ではなく、千葉マリンでの胴上げが目標」と勝利優先を強調した。開幕からいまだ黒星とは無縁。目標が実現すれば、シーズンMVPの夢も膨らんでくる。
9年越しのリベンジにロッテ・久保康友投手(25)が挑む。24日の西武戦(長野)に先発するが、西武の先発はエース・松坂。1998年、センバツ決勝以来の“世代対決”が実現することになった。
甲子園を沸かせた両右腕が、プロ初対戦の時を迎えた。センバツ決勝では関大一・久保は横浜・松坂に0−3で投げ負けている。当時の久保にとって、松坂は高く、厚い壁だった。04年オフの入団会見では「同期や同い年には絶対、負けたくない」と宣言しており、魅惑の投球術を武器に、最大の敵に挑戦する。
チームにとっても重要な1戦だ。ロッテと西武のゲーム差は1。24日に敗れると、勝率の関係で1ヶ月ぶりに2位転落となる。松坂は「まだ首位攻防という感じはしません」とマイペースを崩さなかったが、久保は「1戦目を取れば、最低でも(2連戦で)1勝1敗ですから」と必勝を誓った。
22日、千葉マリンのブルペンで投球練習を行った久保は「相手のことは考えず、自分の投球に専念したい」とライバルへの“意識”をあえて封印した。8年分の闘志を胸の奥に秘め、勝利だけを追求する。
ロッテの守護神、小林雅英投手(32)が22日、交流戦MVPを獲得した。交流戦では3勝13セーブ、防御率0.47と抜群の安定感でV2に貢献。「情報やデータがない分、逆に開き直って自分のボールを投げようと思ったのが良かった」と好成績を説明した。賞金200万円には「ほぼ嫁さんに流れていくと思うけど、僕にどれだけお小遣いが入るか相談してみます」と話し、笑いを誘った。昨季チームは交流戦明けから3連敗とつまずき、シーズン1位通過を逃した。「今年はそうならないようにしたい。(抑えは)結果で判断されるポジション。今のパフォーマンスを続けたい」とリーグ戦再開へ引き締めた。
「2006日本生命セ・パ交流戦」で2連覇を達成したロッテの次なる目標はパ・リーグ制覇、そして連続日本一。昨季は西岡、今江らが急成長し、31年ぶり日本一に貢献したが、今季も2年目の大松ら若手の活躍が目立つ。「育てながら勝つ」を実践し、快進撃を続けるボビー・バレンタイン監督(56)にインタビューし、23日から再開されるリーグ戦を前に“ボビー・マジック”の根幹を聞いた。
今季のロッテ若手では成瀬投手と大松外野手が飛び出した。成瀬は7日中日戦で13個、14日横浜戦で11個の三振を奪い、2試合連続2ケタ奪三振。ここまで1試合平均奪三振は11.8個で、ロッテでは伊良部以来久し振りに三振を奪える投手が現れた。大松は先発出場26試合ながらベニー、里崎に並ぶチーム最多の8本塁打。大松の先発打順別出場数と本塁打は
3番と5番以外は全て打ち、6つの打順で本塁打をマーク。どこで起用されても1発を秘める。
「日本生命セ・パ交流戦」の表彰選手が22日発表され、優勝したロッテから選ばれる最優秀選手賞(MVP)には小林雅英投手が選ばれ、賞金200万円を獲得した。小林雅は19試合に登板し、3勝0敗13セーブでロッテの2連覇に貢献した。両リーグから1人ずつ活躍が目立った選手に贈られる日本生命賞(賞金各100万円)は、セが4完投勝利を含む5勝と防御率0.91で投手部門の“2冠”に輝いた中日・佐藤充投手、パは・408で打率部門1位だったソフトバンク・松中信彦内野手が選出された。
球界を代表するストッパーの面影はなかった?賞金200万円の使い道を聞かれた小林雅は「ほぼ嫁さんに流れていくと思います…。小遣いをもらえるか分からないですけど、色んな意味で嫁さんが1番喜んでいると思う」と苦笑いを浮かべた。
美智子夫人には頭が上がらない小林雅だが、交流戦では19試合に登板し3勝13セーブ、防御率0.47。5月12日の広島戦から7連投。さらにセの全球団からセーブを挙げるなど、大車輪の活躍でチームを交流戦V2に導いた。
本人は「情報、データが少ない分、開き直って自分のボールを投げようと思ったのが良かった」と振り返る一方で、「リーグ戦だったら雨天中止になるのに、強行した試合があった。実際に広島の選手がケガをしたし、無理して消化するような日程はやめて欲しい」と運営に苦言も呈した。
史上3人目の200セーブまであと10。「とにかくチームの勝利に貢献できればいい。結果で判断される場所なので気を抜かずに頑張りたい」と後半戦に向け、気持ちを新たにしていた。
邪念は一切振り払う。24日の西武戦に先発予定のロッテ・久保康友投手(25)が22日、プロで初対決となる同世代・松坂へのライバル心を封印し、チームの勝利にこだわる考えを示した。
関大一のエースとして、98年のセンバツ決勝で敗れて以来の松坂との投げ合い。人一倍負けず嫌いで、入団会見時に「同世代には負けたくない」と話していた久保が、リベンジに燃えない訳がない。
だが、この日は「(松坂との対決は)意識はしない。とにかく自分の投球をするだけ」とあえてライバル心は伏せた。現在、2位・西武とは1ゲーム差。24日に敗れれば、約1ヶ月ぶりの首位陥落となるからだ。
「去年、交流戦後にチームはガタッときた。自分が好投してこの2連戦は最低でも1勝1敗でいきたい」。自分のためではなくチームのために−松坂世代最後の大物は静かに闘志を燃やした。
9年越しのリベンジにロッテ・久保康友投手(25)が挑む。24日の西武戦(長野)に先発するが、西武の先発はエース・松坂。1998年、センバツ決勝以来の“世代対決”が実現することになった。
甲子園を沸かせた両右腕が、プロ初対戦の時を迎えた。センバツ決勝では関大一・久保は横浜・松坂に0−3で投げ負けている。当時の久保にとって、松坂は高く、厚い壁だった。04年オフの入団会見では「同期や同い年には絶対、負けたくない」と宣言しており、魅惑の投球術を武器に、最大の敵に挑戦する。
チームにとっても重要な1戦だ。ロッテと西武のゲーム差は1。24日に敗れると、勝率の関係で1か月ぶりに2位転落となる。松坂は「まだ首位攻防という感じはしません」とマイペースを崩さなかったが、久保は「1戦目を取れば、最低でも(2連戦で)1勝1敗ですから」と必勝を誓った。
この日、千葉マリンのブルペンで投球練習を行った久保は「相手のことは考えず、自分の投球に専念したい」とライバルへの“意識”をあえて封印した。8年分の闘志を胸の奥に秘め、勝利だけを追求する。
ロッテは22日、24日からの西武2連戦(長野)を控え、全体練習を行った。西武・松坂との投げ合いが予想される初戦先発予定の久保は「特に意識はしません。いつも通りやるだけです」と高校時代のライバルとのプロ初対決にも自然体。昨季は交流戦終了後に低迷したが、バレンタイン監督は「残りの試合は全て大事」と気を引き締めた。
ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)や里崎智也捕手(30)らが、千葉マリンスタジアムでロッテの『グリーンガム』のCM撮影を行った。
日本生命セ・パ交流戦のMVPにロッテ・小林雅英投手(32)が選ばれ22日、千葉マリンスタジアムで会見を行った。19試合に登板し3勝0敗13S、防御率0.47の好成績。賞金200万円を獲得した。通算200Sも目前の小林雅が、リーグ戦再開後もチームを引っ張っていく。
今年も交流戦MVPは“コバヤシ”だった。昨季の小林宏に続いて、小林雅が受賞。負けなしの3勝13セーブで、堂々の受賞だ。
「(MVPとは)縁のないポジションだと思っていた。優勝に少しでも貢献できたなら、嬉しいです」。チームの勝利があってこその受賞だが、素直に喜んだ。使い道については「ほぼ嫁さんに…。どれくらいお小遣いをもらえるか相談してみます」と笑った。
それが理由という訳ではないが、興味を示したのが200万円の目録。「なかなかもらえるもんじゃないし」と、大事に持ち帰った。実は自宅の1室には“小林雅ミュージアム”があり、そこに飾るつもり。アテネ五輪のときに長嶋監督から送られた手紙や、各種トロフィーがズラリ。その輝かしい足跡に仲間入りすることになる。
「ボクの仕事は条件つき。数字は自分でコントロールできるもんじゃないので、1日1日を大切にしていきたい」。プロ野球新記録の6年連続20Sをマークし、通算200Sにも、あと10。今年は、間違いなく小林雅の年になりそうだ。
20日に終了した「日本生命セ・パ交流戦」の表彰選手が22日発表され、最優秀選手は優勝したロッテの小林雅英投手(32)が受賞し、賞金200万円を獲得した。小林雅は13セーブを挙げ、チームの連覇に大きく貢献した。
文句なし。13セーブ、防御率0.47の小林雅がロッテV2の立役者だ。交流戦で16勝10敗だった3点差以内の試合で15勝に絡み、接戦の強さを演出。バレンタイン監督からも「自分の考えるMVP」と称えられた。
今季はここまで4勝24セーブ。このペースならシーズン46セーブ、同54SPとなり、岩瀬(中日)が昨年記録した46セーブ、47SPのプロ野球記録を上回る可能性がある。既に7日の中日戦(ナゴヤドーム)で6年連続20セーブを記録しており、1年で3つのプロ野球新記録も夢ではない。史上3人目の通算200セーブもあと10に迫っている。
そうなれば両リーグでも過去に3人(4度)しかなかった救援投手のシーズンMVPも現実味を帯びてくる。交流戦とのダブル受賞はもちろん史上初だが「そんなこと考えるとろくなことがない」と個人の記録に興味はない。賞金200万円の使い道には「ほぼ嫁さんに流れていくと思います」と寂しそうだが、欲しいのは昨年できなかった本拠地での胴上げだけだ。
また両リーグから1人ずつ選ばれる日本生命賞(賞金100万円)には中日・佐藤充投手(28)とソフトバンク・松中信彦内野手(32)が選ばれた。
ロッテ守護神の小林雅英投手(32)が交流戦の最優秀選手賞(MVP)受賞し、賞金200万円を獲得した。プロ野球交流戦を協賛した日本生命が22日発表した。小林は19試合に登板、3勝0敗13セーブでロッテの2連覇に大きく貢献、4勝を挙げた同僚の久保康友投手らを抑えた。
各リーグから1人ずつ活躍が目立った選手に贈られる日本生命賞(賞金各100万円)は、セが4完投勝利を含む5勝と防御率0.91で投手部門の2冠に輝いた佐藤充投手(中日)、パは4割8厘で打率部門1位だった松中信彦内野手(ソフトバンク)を選んだ。