わたしはかもめ2006年鴎の便り(6月)

便

6月23日

98年センバツ決勝戦再現、久保プロ初対決だ

久保が、W杯観戦を封印して松坂討ちだ。24日の西武戦で、関大一高時代の98年センバツ決勝で投げ合った松坂と、プロ入り初めての直接対決を迎える。甲子園では0−3で敗れており「誰が相手でも負けたくない」と闘志ムンムンだ。夜明け前の開始だったブラジル戦を「観戦する」と公言した松坂に対して、久保は体調を第1として睡眠を優先した。自分のペースと守るのは久保の持ち味。松坂には「元気ですね〜」とニヤリ。

この日は、熟睡した後に長野入りし約1時間の調整練習を行った。万全の体調でリベンジを狙う。

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シーズンVへ贅沢ローテ

ゆとりのローテーションでシーズンVに突き進む。交流戦は6連戦が中心だったが、球宴までは2連戦が6度で、3連戦は2度しかない日程。1週間に4試合しかない週もあるが、井上投手コーチは「先発は6人で回す」と明言した。現在登録抹消中の3年目成瀬も先発に復帰させる。登板間隔があく不安にも「去年もやっているし、慣れてきたでしょう」。投手王国らしい、贅沢な悩みを抱えている。

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ロッテゆとりの中7日ローテ[報知]

王者は“超ゆとりローテ”で戦い抜く。ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)は、球宴前まで先発6人体制を維持する方針を決定。常時、中7日以上を確保してローテーションを回していく。

井上投手コーチは「先発は6人で回す。登板間隔があくけど、それがウチのやり方だから」と話した。リーグ戦再開後は球宴まで2連戦が6度、3連戦はたった2度と“虫食い日程”が続くが、ローテは不変。小林宏、清水、渡辺俊、久保、小野に、14日の横浜戦登板後に登録を外れた成瀬も30日からのソフトバンク3連戦(千葉マリン)で先発する見込みだ。

先発陣は最短でも中7日での登板となるが、小林宏は「間があくことはこれまでにもあったから問題ないです」と歓迎した。勝負は8、9月。余裕ローテで首位をキープできれば、後半戦の独走も視野に入ってくる。

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ロッテ、ボビーTシャツが発売[スポニチ]

バレンタインTシャツが発売されることになった。本拠地開催のある土曜日に、バレンタイン監督が球場前ステージで「チャチャ」のダンスを披露しているときに着ている物と同じもの。胸には“危険じゃない”を示すロゴと「Dancer!」の文字。広島・ブラウン監督がベースを投げて退場になった後に着た「DANGER!」のTシャツを意識したもの。「ボビーの発案。発売日などを検討していきたい」と球団関係者は話した。

◇余裕のローテだ

交流戦明けのリーグ戦は余裕日程となるが、先発ローテーションをこれまで通り6投手で回すことになった。球宴まで6連戦はなく中7、8日の投手が続出するが、井上投手コーチは「昨年もあったこと。ウチの選手は慣れているから大丈夫」と話した。また24日の西武戦に先発する久保は球場でランニング、キャッチボールの調整。松坂との同級生対決には「7回までしっかりと試合をつくりたい」と意気込んだ。

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