わたしはかもめ2006年鴎の便り(7月)

便

7月7日

俊介復活

王監督からWBCで「日本のエース」に指名された渡辺俊が、オリックス戦で復活を期す。6月は0勝に終わるなど、ここ4試合勝ち星がない。この日は神戸スカイマークスタジアムで練習。「僕らが頑張ることで、少しでも球界を盛り上げられたら」と意欲を見せた。1年前の交流戦明けに、王監督から直々にWBC日本代表入りを伝えられ、世界一へのサクセスストーリーが始まった。感謝の気持ちを体現する。

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ポストシーズン、日韓シリーズ…選手会、年間日程に「?」

労組日本プロ野球選手回(宮本慎也会長、35=ヤクルト)は7日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で日本プロ野球組織(NPB)との事務折衝に臨み、年間スケジュールの計画性に疑問を投げ掛けた。NPBでは来季からのポストシーズン制度の導入について検討を重ねているが、まだ方式どころか公式戦の試合数も結論が出ていない。にもかかわらず来年から代表チームが対戦する日韓シリーズの導入など、11月の予定が先走っている。今年も真剣勝負のアジアシリーズよりも前に、エキシビション色の強い日米野球が予定されるなどチグハグさが目立っている。

宮本会長は「来年は五輪予選もあり、日韓シリーズはどういう位置付けになるのか。計画なく試合を組んでも、全てがボケてしまう。公式戦を含めた全体的なプランを立てて臨んで欲しい」と語った。NPBは11月を国際交流月間として国際試合を組みたい意向を持つ。しかし11月の予定を埋めた後で公式戦を検討することで、ポストシーズン方式の選択肢が狭まる恐れもあり本末転倒は明らか。またワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も始まり、日米野球の存在意義も検討余地がある。

選手関係委員の野崎委員長(阪神取締役)は「11月をどうするかは、非常に大切なことだと考えています」と答えた。選手会は21日に総会を開き、選手の考えをまとめる。

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四国リーグ選手は希望枠対象外

日本プロ野球組織は7日、四国アイランドリーグ所属選手のドラフトでの扱いを発表した。

(1)
四国リーグ所属選手は希望枠の対象としない
(2)
ドラフト指名を拒否して(直接)四国リーグに所属した選手は高校生が所属3シーズン後、大学生が2シーズン後、社会人が1シーズン後から対象
(3)
育成ドラフト指名を拒否して(直接)所属した選手は1シーズン後から対象
(4)
ドラフト指名を受けないで(直接)所属した選手は、基本的に1シーズン後から対象

となる。ただし、次の場合は対象外。進路調査で進学または就職と回答した高校生、進路調査の前に指名拒否の意向を示しドラフトを回避したと思われる高校生は3シーズン後から。高校中退選手も3シーズン後。大学中退選手(短大、専門学校を含む)は2シーズン後から。野球協約で契約禁止期間中に退部した日本野球連盟登録選手は、該当の期間後から対象とするが、解散または休部はこの限りではない。

同リーグ石毛宏典代表は「我々の要望に対し、ほぼ満額の回答を頂いた」と喜んでいた。

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国際試合の扱いを選手会が検討…総会で方針決定へ[サンスポ]

NPB(日本プロ野球組織)と日本プロ野球選手会による事務折衝が7日、選手会の宮本慎也会長(35)=ヤクルト=が出席して都内で行われた。

選手会は、日本シリーズ後に隔年で開催される日米野球などの国際試合の扱いについて検討を要望した。WBCが実施され、日米野球の位置付けが変わってきたことを指摘。来秋には北京五輪予選に加えて日韓野球も行われる方針で、過密日程になることを疑問視した。選手会は21日に総会を開き、国際試合や公式戦の試合数などについての方針を固める予定。

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WBC祝勝会延期、王監督入院のため[ニッカン]

コミッショナー事務局は7日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝を記念して20日に開催を予定していた「NPB感謝の集い」を延期したと発表した。代表チーム王貞治監督の入院が理由。11月14日の「プロ野球コンベンション」と同時開催する予定になっている。長谷川事務局長は「監督不在でお祝いはできない。11月ならば王監督の快気祝いと一緒にできるでしょう」と話していた。オフ開催となればイチロー、大塚という大リーガーも参加する可能性が出てくる。

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WBC祝勝会、王監督入院で延期[スポニチ]

コミッショナー事務局は7日、今月20日に開催を予定していたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の優勝を記念した祝勝会「NPB感謝の集い」を11月14日に延期したと発表した。日本代表の王貞治監督が緊急入院したためで、長谷川一雄コミッショナー事務局長は「功労者の王監督が不在のまま開く訳にはいかない。11月には全快された王監督をお迎えしたい」と話した。同会は各界関係者を招き「世界一」を祝い、日本野球の発展に向け、結束を固めるために企画されている。

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WBC祝勝会11月に延期[報知]

王JAPANの“世界一祝賀会”が延期されることになった。コミッショナー事務局は7日、20日に都内のホテルで開催される予定だったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の祝勝会「感謝の集い」を、王監督の緊急入院を受けて延期することを発表した。

祝賀会には王監督を始め、WBCの日本代表選手が集結する予定だった。長谷川一雄コミッショナー事務局長は「王監督は気を使って『気にせずやってくれ』とおっしゃるだろうが、そういう訳にはいかない」と説明。代わりに11月14日に行われるプロ野球コンベンションで代替開催する考えを示した。

「その時の祝賀会が王監督の全快復帰パーティーになられることを当然、期待しています」と長谷川事務局長は話した。

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四国IL所属選手は希望枠の対象外[サンスポ]

日本プロ野球組織(NPB)は四国アイランドリーグ(IL)所属選手のドラフト扱いについて、希望枠の対象としないことを決めた。またドラフト指名を拒否して四国ILに所属した選手は高卒3年間、大卒2年間指名を受けることができないこととした。(プロ入りを希望しないで四国IL入りした高卒選手も3年間指名を受けられない)。一方プロ志望で指名漏れし、四国ILに所属した選手は、1年後からドラフト対象となる。

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四国選手はドラフト希望枠対象外[報知]

日本プロ野球組織(NPB)は7日、四国アイランドリーグ(IL)に所属する選手のドラフトの扱いについて決定事項を発表し、希望入団枠の対象としないことが決まった。

ドラフト指名を拒否し、四国ILに所属した選手は「抜け道」にしないため社会人同様、高卒選手は3年間、大卒選手は2年間指名を受けることができない。また進路調査で進学などを理由にプロ入りを希望しない意向を示しながら、四国IL入りした高卒選手も3年間、指名を受けることができない。一方、プロ志望ながらドラフトから漏れて所属した選手は高校、大学、社会人いずれも1年後からドラフト対象となり、四国ILの要望を受け入れる形となった。四国ILの石毛宏典社長は「ほぼ満額の返答をいただいた。いい方向に行きつつある」と話した。

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