わたしはかもめ2006年鴎の便り(7月)

便

7月8日

オリックス2−1千葉ロッテ(スカイマーク)

オリックスが対ロッテ4連勝で連敗を5で止めた。オリックスは1点を先制された直後の1回裏、北川が6号2ランを放ち逆転に成功。そのまま逃げ切った。先発・デイビーは6回を投げ6安打7奪三振1失点で自身4連勝で今季8勝目。4人目の大久保が5月31日以来の11個目のセーブを挙げた。ロッテは1回、ワトソンの適時打で1点を先制したものの2回以降無得点。4回以降無安打に抑え、先発・渡辺俊を援護できなかった。渡辺俊は8回5安打6奪三振無四球2失点で今季初の完投負け。自身2連敗で対オリックスは昨年から3連敗。

123456789R
千葉ロッテ1000000001
オリックス20000000x2
ワトソン
「打ったのはチェンジアップだと思う。この前の楽天戦から、いい感じでバットが振れるようになってきた。今日もコンパクトなスイングを心掛けた結果、いい所に飛んでくれたよ。」(1回2死一、二塁から中前に先制適時打)

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渡辺俊に打線援護なし

ロッテは、8回2失点と好投した渡辺俊を打撃陣が援護できなかった。1点を追う9回1死一、三塁の好機で大松、西岡が参院、一ゴロ。8安打で1得点の拙攻に、バレンタイン監督は「今日はいいチャンスを何度もつくったけど、ここぞの場面でヒットが出なかった」と嘆いた。これで、優勝した交流戦明けは3勝7敗。直前の楽天戦は連勝したが、他のパ4チームには依然勝ち越しがない。

5敗目を喫した渡辺俊は5月28日の巨人戦以来、5試合勝利から遠ざかってしまった。それでも3回以降は全て三者凡退に抑えるなど復活の兆しを見せた。「これを続ければ次は勝てると思う。悩みながらやってきた成果が出てきた」と手応えを感じていた。

バレンタイン監督
「(渡辺俊の好投について)2回以降はパーフェクトだった。真っ直ぐも緩急のつけ方も、全ての面でよかった。」
里崎
「(渡辺俊が浴びた逆転2ランについて)打たれたけれど、決して悪いボールじゃなかった。(内容は)これまでで1番。」

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ロッテ渡辺俊、王さんに贈る“奮投”[スポニチ]

雨に濡れた敗戦投手、渡辺俊は「自分はすっきりした気分」と明るかった。初回、北川に浴びた逆転2ランは「シンカーが高めに」と悔いたが、以後は「自分の投球ができた」。カーブで13打数1安打と翻ろう。4回以降1人も走者を許さず、今季初完投がついた。WBCでエース指名を受けた王監督の腫瘍告白に「元気な姿を見せたい」と奮起した。5月28日以降白星がないが「次は勝てる」と手応えを得ていた。

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渡辺俊8回2失点も…昨季4敗が早くも5敗目、6月以降勝ち星なし[サンスポ]

ようやく手応えをつかんでも、勝利には結びつかなかった。不調だった渡辺俊が8回5安打2失点の“完投負け”。無四球の力投もむなしく、援護を得られなかった。

渡辺俊
「悩みながらやってきた。その成果は出せたと思う。勝てたらよかったんですけどね…。」

2戦連続で5回持たずにKOされていたサブマリンはまたしても、勝てなかった。5月28日の巨人戦(東京ドーム)以来、もう1ヶ月以上白星から遠ざかっている。昨季4敗(15勝)しかしなかった俊介が、今季は早くも5敗目(4勝)だ。

失点は1回に浴びた北川の2ランだけ。3球目のシンカーを左翼席に運ばれたものの「あれだって悪いボールじゃない。打った方がうまかった」は女房役の里崎。2回以降は快調に投げ続けた。それでも、勝利の女神は微笑んでくれなかった。

「俊介は素晴らしい出来だったよ。(打線は)チャンスを作ったが、ここぞというときにヒットが出なかった」はバレンタイン監督。この日は8安打しながら1得点と投打が噛み合わない。

これで交流戦後は3勝7敗。首位・西武とは3ゲーム差に開いた。日本ハムの台頭で4強の様相を呈しているパ・リーグで、前年覇者がもがき、苦しんでいる。

井上投手コーチ
「(渡辺俊について)中盤からは、ある程度思い通りのピッチングができていたと思う。」

◇打線“スミ1”だけ

オリックスの継投の前に、わずか1点しか取れなかった。1回2死一、二塁から、ワトソンが中前適時打を放ち「いい感じで振れるようになってきた。いいところに飛んでくれたね」と先制タイムリーを喜んだが、2回以降は無得点。9回も1死一、三塁の好機をつくったが、あと1本が出なかった。

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ロッテ交流戦後、楽天以外に1勝7敗[報知]

走者を出した分だけ、落胆は大きかった。初回にワトソンの適時打で先行したロッテだが、2回以降は拙攻のオンパレード。バレンタイン監督は「いいチャンスを何度も作ったのに、ここぞの場面で1本が出なかった」とオリックス戦4連敗を振り返った。

先頭打者が出塁した2、7回は併殺で逸機。8、9回にも好機を作ったが、相手の継投策にかわされた。楽天に連勝した勢いは持続せず、リーグ戦再開後、楽天以外のパ球団には1勝7敗。交流戦での強さが消えている。

唯一のプラス材料は、スランプに陥っていた渡辺俊の復調。4回以降はパーフェクト投球の2失点完投で「次は勝てる。そう思って投げます」と前を向いた。首位・西武とは3ゲーム差。投打がかみ合うまで、王者は我慢の戦いを続けていく。

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打線が渡辺俊を援護できず[ニッカン]

8回2失点と好投したロッテ渡辺俊を、打撃陣が援護できなかった。8安打で1得点の拙攻に、バレンタイン監督は「ここぞの場面でヒットが出なかった」と嘆いた。これで、連覇した交流戦明けは3勝7敗。5敗目を喫した渡辺俊は5月28日の巨人戦以来、5試合勝利から遠ざかってしまった。それでも3回以降は全て三者凡退で「これを続ければ次は勝てると思う」と、手応えを感じていた。

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