わたしはかもめ2006年鴎の便り(7月)

便

7月9日

オリックス4−1千葉ロッテ(京セラドーム)

オリックスが5カードぶりの勝ち越しを決め、対ロッテ5連勝。オリックスは2回に相川の適時打で1点を先制。3回には中村の適時二塁打、塩崎の2点適時打で3点を追加。先発・本柳は5回を被安打6、失点1で2勝目。5人目の大久保は1回を無失点に抑え12セーブ目。ロッテ先発の成瀬は7安打4失点で自己最短の3回で降板し、2敗目。打線は6回以外毎回ランナーを出すも残塁10。5回に福浦の適時打で1点を返すのみで、チームは連敗。2カードぶりの負け越しが決まり、首位西武とのゲーム差は4に開いた。

123456789R
千葉ロッテ0000100001
オリックス01300000x4
福浦
「打ったのはストレート。今日はレフトスタンドの上段までロッテファンで埋め尽くされている。それだけに負ける訳にはいかない。1点ずつ返して勝たないといけない。」(5回2死二塁から追撃の右前適時打)

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ベニー、あわや乱闘も試合中に和解[デイリー]

ロッテ・ベニーが5回、本柳から左ひじに死球を受けた。マウンドに向かいかけ、阻止しようとした一走・福浦を突き飛ばすほどの興奮状態。両軍選手がベンチから飛び出し、一時は騒然とした。しかし、6回裏には矢嶋通訳と一塁側ベンチ裏で本柳とご対面。「悪かった。やってはいけない行為をしてしまって」と謝罪。笑顔で和解の握手を交わした。

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ベニー、あわや乱闘も試合中に謝罪[スポニチ]

三塁ベンチを抜け出したベニーが、関係者通路を一塁ベンチ裏まで歩んだ。本柳を呼んだ。5回表、左腕に死球を受けて、つかみかかった相手だ。福浦らが制止したが乱闘寸前、両軍総出の騒ぎを起こしていた。

「あんなこと、すべきではなかった」。試合中異例の謝罪だった。握手を交わして別れた。

とはいえ、ベニーの怒りに、チームのイライラが象徴されていた。バレンタイン監督は「走者二塁で序盤に適時打さえ出ていれば問題なかった」と繰り返した。連夜の1得点。2日間で19残塁2併殺、得点圏では16打数3安打。不快感の募る展開が続く。波に乗りきれずに首位・西武とは4差。「気持ちを切り替えてやりましょう」。敗戦後、監督がナインに飛ばした檄に危機感が漂っていた。

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ロッテがオリックスに5連敗…首位・西武に4差もボビーは前向き[サンスポ]

ロッテは投打がかみあわず、オリックスに5連敗。成瀬が3回7安打4失点でKOされると、打線も拙攻が続いた。連覇した交流戦以降、3勝8敗と苦戦。首位・西武とは4ゲーム差に開いた。それでもバレンタイン監督は「試合の序盤でタイムリーが出れば大丈夫」と前向き。試合後のベンチでは「気持ちを切り替えて、やりましょう」とゲキを飛ばした。

成瀬
「追い込んでから逆球が多かった。申し訳ないです。」(3回4失点KO)
福浦
「レフトスタンドの上段まで、ロッテファンが埋め尽くしてくれた。負ける訳にはいかなかったが…。」(5回に右前適時打)

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成瀬3回4失点KO[ニッカン]

ロッテ先発の成瀬が3回7安打4失点で降板した。交流戦中からローテーション入りし、ここまで3勝と結果を残してきたが、わずか63球でマウンドを降りた。「2ストライクと追い込んでから、逆球。それを打たれるという悪いパターンになってしまった。ストライク先行の投球もできなかった」と悔やんだ。

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