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鴎の便り
7月23日
セが3度目の4連勝、MVPは8回に勝ち越し2点適時打を放った藤本が選ばれた。セは1点を追う4回、アレックスの2ランで逆転。パも5回、森本のホームスチールとカブレラの適時打で再逆転。6回にセがシーツのソロで同点に追いつくと、8回に2死二、三塁から藤本が馬原から2点適時打放った。優秀選手は3安打をマークしたシーツ、アレックス、中島の3選手と初本塁打を含む2安打の森本。9回にクルーンが打者・川崎への3球目に球宴史上初の160キロを計測した。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
全セ | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 7 |
全パ | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
- [勝]永川
- [セ]クルーン
- [敗]馬原
- [本]森本、アレックス、シーツ
- 全パ・バレンタイン監督
- 「グラウンドでいい選手が持っている力を出してくれた。自分がいつも競技をするときは勝利を目指しているが、ただ結果として、いい野球をするものがいい成績を収めた。」
- 西岡
- 「アピールできなかった。でも、新庄さんのパフォーマンスは勉強になりました。」(第3打席で球宴初安打をマーク)
◇第2戦の記録
- 新記録
- 通算最多三振40:清原(オリックス)
- タイ記録
- 最少四球0:パ=過去多数
- 両チーム最多単打21:セ11パ10=3回目
- 最多連続イニング出塁13:セ=2度目
- 連続試合セーブ3:クルーン=2人目
◇その他の記録
- 本盗
- 森本=3人目
◇2試合シリーズの記録
- 新記録
- 最少三振4:セ
- 最多セーブ2:クルーン
- タイ記録
- 最少四球0:パ=2度目
- 最少四球:パ=過去多数
- 最少犠打0:セ、パ=過去多数
- 最少犠飛0:パ=過去多数
- 最多二塁打2:大村=16人目
- 最多三塁打1:中島=過去多数
- 最多死球1:川崎=過去多数
- 最多登板2:藤川、クルーン=過去多数
- 最多与死球1:クルーン=過去多数
- 最多被安打7:朝倉=3人目
◇データBOX
- (1)
- 全セは21日の第1戦(神宮)に次いで勝ち、今季は2戦2勝。全セの球宴全勝は63、99、00(以上3戦3勝)、05年(2戦2勝)に次いで5度目。通算はセ65勝、パ73勝、引き分け8。
- (2)
- 全セ・クルーン(横浜)が2セーブ(S)目(通算3S)。1球宴2Sは鈴木孝政(77年)、江夏豊(80、83年)、山本和行(85年)、牛島和彦(87年)に次いで5人目(6度目)。しかし、過去4人は3試合制での記録で、2試合制で2Sは球宴史上初。
- (3)
- 全パ・森本(日本ハム)が5回、西岡(ロッテ)との重盗で本盗に成功。球宴での本盗は78年第2戦の簑田浩二(全パ=阪急、重盗)、04年第2戦の新庄剛志(同=日本ハム、単独)に次いで史上3人目。
- (4)
- 全パはカブレラ、中島の西武勢が共に3安打で猛打賞。同一球団で2人以上が猛打賞を記録したのは68年第2戦の柴田勲と王貞治(巨人=全セ)、76年第2戦の門田博光と藤原満(南海=全パ)、93年第2戦の和田豊とオマリー(阪神=全セ)、94年第1戦の松永浩美と秋山幸二と吉永幸一郎(ダイエー=全パ)に次いで5度目。
- (5)
- また、全セのシーツ(阪神)とアレックス(中日)も猛打賞。1試合4人は最多タイで、67年第1戦に全パの森本潔(阪急)、土井正博(近鉄)、張本勲(東映)、全セの土井正三(巨人)が記録して以来39年ぶり2度目。
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