わたしはかもめ2006年鴎の便り(7月)

便

7月25日

福岡ソフトバンク6−3千葉ロッテ(ヤフードーム)

123456789R
千葉ロッテ0000020103
福岡ソフトバンク10003020x6

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エース清水の梅雨明け遠く…ボビーガッカリ、恨み節[夕刊フジ]

◇メジャー挑戦目指すも評価は下落

「正直、Aクラスも危なくなってきたね…」。3−6と敗れた25日ソフトバンク戦終了後、ロッテベンチから漏れてきたため息だ。

再浮上を狙った後半開幕戦での敗戦にバレンタイン監督は「立ち上がりが良くなかった。歩かせたりブツけたり。確実に打ち取るべき選手にね」。指揮官の言葉の恨み節はエース清水の背信に向けられた。

1回にズレータの犠飛で先制されると、5回に下位打線への2四死球で背負った2死満塁のピンチで伏兵・田上に走者一掃の適時二塁打を被弾。7回にも2四球から招いた2死一、二塁から田上に2点二塁打でダメを押された。「初回に先制されて追いかける形を作ってしまった。田上とは初めての対戦だったし(様子を)見ながら勝負すればよかった」と、6失点の不甲斐なさにガックリだ。

エースが粘れなければ、チームが勝てるはずがない。4年連続2ケタ勝利を上げてはいるが、今季はこれで6勝6敗と貯金はなし。防御率も3.13。「やっぱり投手陣が抑えるのがウチの勝ちパターンなのにね…。特に清水が厳しい。投手の力は年々落ちてくるものだけど、今季の清水はそれが著しい。早く若手の投手を底上げしないと、今後が苦しくなる」(球団関係者)と、身内からも手厳しい言葉が漏れているほどだ。

今季で31歳。敏腕代理人・団野村氏をタッグパートナーとして、メジャー挑戦を視野に入れている。が、米メジャー市場でも清水の評価は下落傾向。「今季の清水はピークを過ぎたといわれても仕方がないよ。このままのスタイルでは苦しいね。ロッテで興味があるのは小林宏。今の清水と比べたら球のキレが違う」(米某球団スカウト)と辛辣だ。

エースが乗れなければ、チームにも負の連鎖反応が働いてしまう。この日の黒星で、3位日本ハムとは2.5ゲーム差にまで拡大。清水の奮起がない限り、梅雨明けの言葉も待たずに、チームは終戦を迎えてしまう。

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清水悔やむ6失点

4位からの巻き返しを狙うが、後半戦も黒星スタートになった。初戦をエース清水に託したが、初回に先制点を与えると、7回6失点(自責3)で降板。清水は「初回に1点で追いかける展開にしてしまった。先に点を与えてはいけない」と悔やむ。福浦、ベニーをケガで欠く打撃陣は4番に入った里崎が12号ソロを放ったが、反撃は3点止まり。6月10日以来勝利から遠ざかるが、バレンタイン監督は「今日は守りも完全に良かった訳ではない。清水だからこれから先は勝ってくれるでしょう」と前を向いた。

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清水白星遠い…[スポニチ]

エース清水が7回5安打6失点。6月10日の巨人戦以来となる勝ち星を手にできなかった。3番に入った田上に3安打5打点。5回2死満塁では初球の直球を走者一掃の右中間二塁打された。前の打席はカーブで空振り三振に仕留めていた清水は「初めての対戦。もっと打者を見ながら勝負すればよかった」と反省しきり。バレンタイン監督も「田上はいい投球をしないと打ち取れない」と伏兵の活躍に表情をしかめた。

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ロッテ・清水直、痛恨4四死球で6敗目…7回6失点[サンスポ]

エース・清水直を立てたものの7回5安打6失点。9番・山崎への2四球を含む4四死球が響き、初対戦の田上に4打数3安打5打点を許し、チームは前半戦から3連敗となった。福浦、ベニーの主軸を故障で欠き、苦しい戦いが強いられる状況だが、清水自身も6月10日の巨人戦(千葉マリン)以来、白星から遠ざかっている。「四球が全部失点につながった。もっと打者を見てから勝負してもよかった」と、重い1敗を悔やんだ。

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大松が追撃のタイムリー[ニッカン]

ロッテ大松が追撃の右前適時打を放った。4点を追う6回2死一、二塁から、新垣の変化球をとらえた。6月11日の巨人戦以来の打点。「打ったのはスライダーかフォークだと思う。追い込まれてしまったので、とにかく何とかバットに当てようと必死でした。どんな形であれ、後につなげられて良かった」と話した。続く堀は、中堅フェンス直撃の二塁打を放ち、2点目を返した。「打ったのはストレート。悪い形をつくってしまった直後だけに必死だった」とコメントした。

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右の大砲・竹原が1軍再昇格[ニッカン]

ロッテの右の大砲竹原が今季2度目の1軍昇格を果たした。昨季はイースタン・リーグの本塁打王に輝き、先のフレッシュオールスターでも4番を務めたばかり。「調子のいい悪いはあまりありません」と自然体での合流。今季の1軍成績は2試合に出場して3打数無安打だが、2軍では8本塁打を放っている。チャンスを生かし、福浦、ベニーの穴を埋めたいところだ。

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