わたしはかもめ2006年鴎の便り(7月)

便

7月27日

福岡ソフトバンク2x−1千葉ロッテ(ヤフードーム)

ソフトバンクがズレータの自身2本目となるサヨナラ本塁打で、2003年5月2、3日以来の2試合連続サヨナラ勝ち。ソフトバンクは1点を追う9回、1死一塁からズレータが20号2ランを放ち、今季3度目、対パ・リーグ初の同一カード3連勝。貯金を今季最多の15とし、首位・西武とのゲーム差は1.0。先発・斉藤和は8回139球5安打1失点。2人目の藤岡が5勝目をマーク。ロッテは先発・小野が7回1/3を無失点も、3人目小林雅が打たれ昨日に続く今季2度目のサヨナラ負け。5連敗で3位日本ハムとのゲーム差は4.5。

123456789R
千葉ロッテ0000010001
福岡ソフトバンク000000002x2x
サブロー
「打ったのは低めのスライダー。この試合、チャンスがありながら得点できないという嫌な流れが続いていたので、このチャンスは絶対にものにしないといけないと思った。必死に打った結果、打球が伸びてくれたと思う。今日誕生日の剛(西岡)も良く走ってくれたね。」(6回1死一塁から左中間に先制適時二塁打)

ページトップ

小林雅初黒星

守護神小林雅の不敗神話が崩れ、2試合連続のサヨナラ負けを喫した。小野−藤田とつなぎ1−0で迎えた9回裏1死一塁。小林雅が投じたシュートは真ん中に入り、ズレータに左中間席に運ばれた。ここまで4勝28セーブと無敗を誇ったが、今季初黒星。16日の西武戦以来の登板で、間隔があいたが「関係ないです」と言い訳にはしなかった。バレンタイン監督は「選んだボールはあまりいいものではなかった。それでも雅は素晴らしいピッチャー」とかばった。これで5連敗。プレーオフ圏内の3位日本ハムとは4.5ゲーム差に開いた。

ページトップ

小林雅、今季初被弾初黒星[報知]

悪夢の瞬間、ロッテの絶対的守護神・小林雅はマウンドで顔をしかめた。ズレータへの真ん中高めの直球は左翼スタンドへはじき返された。勝利を確信していたロッテナインは、ベンチで凍り付いた。

「何もない。登板間隔が空いた?関係ない」。後半戦初登板で小林雅は、言葉少なにバスへ乗り込んだ。昨年のプレーオフ第2ステージ第3戦で、優勝に王手をかけながら4点リードをフイにした福岡ヤフードームで、今季初黒星だ。

チームは連夜のサヨナラ負けで、今季3度目の5連敗。6月に続き7月も月間負け越しが決定。対ソフトバンク10敗目で、早くもカード別勝ち越しが消えた。首位の西武と7.5ゲーム差に広がった。

ページトップ

ロッテ・小林雅、今季初の救援失敗…1点リード守れず[サンスポ]

2夜連続のサヨナラ負けで、首位・西武とのゲーム差が今季最大の7.5に広がった。1点リードの9回。守護神・小林雅が1死一塁で迎えたズレータに、初球をレフトスタンドに運ばれて、今季初の救援失敗となった。今月11日、日本ハム戦以来の登板と間隔があいたが「それは関係ないです。何もありません」と沈痛な表情。3位の日本ハムにも4.5差。プレーオフ進出に向け、厳しい戦いが強いられることになる。

バレンタイン監督
「どの負けも、いい負けはない。」

ページトップ

小林雅に初黒星[スポニチ]

今季38試合目で小林雅に初黒星がついた。9回1死一塁、初球シュートをズレータに左翼席中段へ運ばれた。「今日は何もない。登板間隔も関係ない。1発がある?百も承知」とだけ口を開いた。ヤフードームでのソフトバンク戦。昨年プレーオフ第2ステージ第3戦で4点差を追いつかれた悪夢の再現となった。頼みの守護神が崩れて5連敗。3位・日本ハムとは4.5ゲーム差に開いた。「他チームのことより自分達のことを心配したい」とバレンタイン監督。その目は真っ赤だった。

ページトップ

小林雅、ついに今季初黒星[ニッカン]

ロッテの守護神、小林雅の不敗神話が崩れた。小野、藤田と無失点でつなぎ、1−0で迎えた9回裏。小林雅は1死一塁から、ズレータに左中間へ逆転サヨナラ2ランを浴びた。ここまで4勝28セーブと無敗を誇ってきたが、ついに今季初黒星。16日の西武戦以来の登板で間隔が空いたが、その影響については「関係ないです」。バレンタイン監督は「それでも雅は素晴らしいピッチャー」とかばった。連夜のサヨナラ負けで、チームは5連敗。プレーオフ圏内の3位日本ハムとの差は4.5ゲームに開いた。

ページトップ

日米野球「今年が最後」

◇宮本選手会長、NPBに伝える

労組日本プロ野球選手会の宮本慎也会長(35=ヤクルト)が27日、大阪市内のホテルで日本プロ野球組織(NPB)との事務折衝に臨み、日米野球への参加は今年を最後とする方針を伝えた。宮本会長は「今年は最大5試合まで受ける。しかし、今回を最後にして欲しいと伝えました」と明言した。日米に限らず、東西対抗や日韓野球を含め「WBCも開催されるようになった今、親善試合は参加しない方向」という。NPB側は、選手関係委員の野崎委員長(阪神取締役)が「日米を楽しみにしているファンも、選手もいると思う」という私見を述べながらも「実行委員会で報告する。これから考えていくこと」と語るにとどめた。

また、今年は日米野球の後に、真剣勝負のアジアシリーズが組まれる見込みとあり、宮本会長は「アジアシリーズに出る優勝チームからは選ばないで欲しいとも伝えた」。そのほか、ポストシーズン制度や交流戦などの日程についても要望を出した。ただ、ポストシーズン制度などはNPBの方針が定まっていない。日米野球の開催も正式発表はされていない。宮本会長は「NPB側が方針を決めてくれないと仮定の話ばかりになってしまう。次回はもっと具体的に話したい」と語っていた。

ページトップ

日米野球今季限り消滅か…選手会親善試合NO[報知]

日米スーパースターによる競演でファンを魅了し続けてきた日米親善野球。今オフも既に開催が予定されているが、事務折衝に臨んだ後の宮本会長からは意外な言葉が飛び出した。「選手会としては今年が最後ということです」選手会の意向が、正式に示された。

数々のドラマを生み出し、伝統あるイベントが消滅の岐路に立たされた。宮本会長は今オフ予定の日米親善野球について「最大5試合までなら選手会として参加、協力する」考えを表明。ただ、その条件として今回をもって最後の参加とし、08年に開催されても参加しない方針を表明した。

日米親善野球は1990年に「日米試合に関する協約」を2国間で調印し、発効。おおむね2年ごとの開催が規定され実施されてきた。しかし、WBCを始めアジア・シリーズなどガチンコ勝負の国際試合が組み込まれるようになり、親善試合そのものの存在価値を見直す声が出始めていた。

21日に都内で行われた選手会総会の臨時大会でもそうした指摘が選手から噴出。これを受けてこの日、宮本会長は「親善試合の役目は終わったのでは。意味ある真剣勝負ならば選手会として応じるが、花試合的なものは考えないといけない」と説明。来オフ予定されている日韓野球も親善試合の形式なら選手会として不参加も示唆。代わりに例えば、26歳以下の日米プロ選手が本気でぶつかる「日米アンダー26」試合開催などを提案した。

機構側代表として出席した選手関係委員会委員長の阪神・野崎勝義取締役連盟担当は「日米親善野球を楽しみにしているファンや選手もいるのでは」と説明。次回8月7日の実行委員会でこの日の選手会側の意向を報告、協議することになる。

日米親善野球メモ
プロ野球創設後、最初に大リーグ選抜チームが来日したのは1951年。その後、2年ないし3年おきに選抜チームまたは単独チームが来日し、日本プロ野球のレベルアップに貢献。その一方で王貞治の1本足打法、野茂英雄のトルネード投法、イチローのスピードが米国関係者を驚かせた。戦前もメジャーのスタープレーヤーが来日し、アマ球界から全日本を結成し対戦。1934年には世紀の本塁打王ベーブ・ルースらの米選抜チームを相手に、その後巨人軍伝説のエースとなる沢村栄治が1失点の快投を見せたことがある。

ページトップ

選手会、日米野球打ち切りを要望[スポニチ]

労働組合・日本プロ野球選手会(会長=ヤクルト・宮本慎也内野手)が日本プロ野球組織(NPB)に対し、今秋限りで日米野球の開催打ち切りを要望した。27日、大阪のホテル阪神で開かれた構造改革協議会の事務折衝で伝えた。

日米野球拒否は21日選手会臨時大会での総意。宮本会長は「今秋はボイコットはしないが、最大5試合。今回で最後にして欲しい」との姿勢を示した。理由を「11月は意味ある試合に充てたい。WBCの実現で日米野球の役目は終わった」と主張した。日米野球は90年には日米協約を締結、2年ごとに開催している。

ページトップ

日米野球の協力今年限りに…選手会長・宮本がNPBに伝える[サンスポ]

日本プロ野球組織(NPB)と日本プロ野球選手会による事務折衝が27日、大阪市内で行われ、宮本慎也選手会長(ヤクルト)は、隔年11月に開催してきた日米野球への協力を今年限りとする選手会の意向を伝えた。

今春に「真の世界一決定戦」としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が初開催され、従来の日米野球の位置付けが変わったことが理由にあり「意味のある試合はいいが、WBCができて、花試合の役割は終わったのではないか」と宮本会長。NPBは今後、実行委員会などで対応を検討する予定。

ページトップ

選手会、日米野球協力は今年限りに[ニッカン]

労組日本プロ野球選手会と日本プロ野球組織(NPB)の事務折衝が27日、大阪市内のホテルで行われ、宮本慎也選手会長(35=ヤクルト)が、日米野球への参加は今年を最後とする方針を伝えた。今春にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が初開催されことで、親善試合の役割は終わったとの考えによる。NPB側は実行委員会に報告し、検討する予定。

ページトップ