わたしはかもめ2006年鴎の便り(7月)

便

7月30日

オリックス2−1千葉ロッテ(京セラドーム)

オリックスが接戦を制し連敗を3で止めた。オリックスは1点を追う6回、下山の2号同点ソロと、北川の勝ち越し適時打で2点を奪い逆転に成功。先発・オバミュラーは5回途中1失点で降板するが、その後を4人の投手リレーでロッテ打線を無失点に抑えた。3人目のユウキが2回1/3をパーフェクトに抑え4勝目で、勝ち星は全て7月にマーク。5人目の菊地原が約2ヶ月ぶりの2セーブ目をマークした。ロッテは4回に今江の8号ソロで先制するが、その後は散発の3安打のみで、交流戦後初の3連勝はならず。

123456789R
千葉ロッテ0001000001
オリックス00000200x2
今江
「2アウトだったので、走者に出ることだけを考えていた。地元での試合だったので、何としても試合に出たかった。結果が出て良かった。」(4回に先制の8号ソロ)

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黒木が2回無安打

敗戦の中で黒木の好投が光った。先発成瀬の後を受け7回無死一塁のピンチから登板し、8回まで無失点に抑えた。28日オリックス戦ではプロ初セーブをマークしたが、黒木は「(投球スタイルを)モデルチェンジしている。野球人生をつなぐため頑張るしかないです」と必死だった。

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ハムに4差と開く

バレンタイン監督が拙攻を悔やんだ。「チャンスがありながらものにできず、そのまま結果に出た」。1点を先制した後の5回1死満塁と追加点のチャンスで3番西岡が空振り三振、続く4番里崎は右飛に倒れた。1点差の8回には2死一、二塁、9回には2死二塁と同点のチャンスで得点できなかった。3位日本ハムとは4ゲーム差で正念場が続く。

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ロッテ敗退もジョニーの好投が救い「腹くくってやってる」[サンスポ]

チームは敗れたものの黒木の好投が収穫。プロ12年目で初セーブを挙げた28日に続き、1−2の7回無死一塁から登板。犠打で走者を進められたが、谷を中飛、下山は3球で三振に。8回も併殺で無失点。故障に泣いてきた右腕は速球派から技巧派への転向を考えるが直球は144キロを記録。「後がないと思って腹をくくってやっている」。背水の32歳、ジョニーは気迫十分だ。

バレンタイン監督
「2度の好機を逸したのが結果として表れた。今回の遠征は(2勝4敗と)非常にタフなものだった。」

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ロッテ、黒木が救い[スポニチ]

敗戦のなか、自称「モデルチェンジ」の黒木が光った。7回無死一塁で登板、今季最長の2回を無安打無失点。特に8回、水口の三ゴロ併殺などで使った新球シュートが際立ち「相手の頭にない球ですからね。(情報が伝わる)次のカードからが問題ですよ」と手応え。球速も最高144キロを記すなど、28日のプロ初セーブ以上の内容に「野球人生をつないでいくため、やるしかない。腹くくってやってます」と繰り返した。

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拙攻で連勝ストップ[ニッカン]

ロッテが拙攻で、3連勝を逃した。1−0で迎えた5回には1死満塁を生かせず、1−2で迎えた8回は2死一、二塁、9回には2死二塁の同点機を生かせなかった。バレンタイン監督は「チャンスがありながらものにできなかった。それがそのまま結果に出た」と振り返った。プレーオフ圏内の3位日本ハムとは、再び4ゲーム差に開いた。

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