わたしはかもめ2006年鴎の便り(8月)

便

8月8日

東北楽天2−5千葉ロッテ(秋田)

ロッテが逆転勝ちで今季7度目の3連勝。ロッテは1点を追う3回、西岡の適時打で同点に追いつくと、4回にも西岡の適時二塁打で逆転。7回にはパスクチの6号ソロ、サブローの適時三塁打で3点を追加し点差を4に広げた。先発・清水直は6回2/3を被安打9、7奪三振、失点1。6月10日巨人戦以来約2ヶ月ぶりの白星で7勝目、小林雅が31個目のセーブをマーク。楽天は今季17度目の逆転負けで、6連敗。今季ワースト借金34。先発・グリンは7回まで毎回の11三振を奪うが、自身4連敗で今季6敗目を喫した。

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千葉ロッテ0011003005
東北楽天1000000102

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清水59日ぶり勝つ!ロッテ58日ぶり3連勝[ニッカン]

雄叫びを上げながら、ロッテ清水がグラブをたたく。1点リードの4回。無死二、三塁のピンチを招いたが、崩れない。山下、バレントから連続三振を奪うと、続く藤井に対しては5球連続の直球勝負。カウント2−2から内角直球で詰まらせ、力ない遊飛に打ち取った。

長い苦しみから脱した。7回2死まで、126球を投げて1失点。6月10日の巨人戦以来、実に59日ぶりに白星を挙げた。「確かに長かった」。お立ち台での言葉に実感がこもった。

好投しても勝てない日々が続いた。ここ3試合は全て自責点3以内だったが、味方打線の援護もなかった。この日は7回までに6度得点圏に走者を許したが最少失点に抑えた。「打線とのかみ合いもある。チームメートが頑張っているし、僕もピッチングで粘るしかない」。言葉通りの投球だった。

これでチームも清水の勝ちと同じく、6月9〜11日以来の3連勝を挙げた。清水は「やっぱり僕が勝たないとチームが乗っていかないんですかね」と自覚を見せ、「これから引き締めていかないと」と続けた。この日で節目の100試合を終了。エースの勝利を、巻き返しへの弾みにする。

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清水、2ヶ月ぶりの7勝目[スポニチ]

18番には笑顔が似合う。手にしていたウイニングボールにサインを入れると、清水は迷わずスタンドへ投げ入れた。

「初めての球場。どれくらいお客さんが来てくれるかと思っていたけれど、素晴らしい応援をしてくれた」。6月10日、巨人戦(千葉マリン)で完投勝利をマークして以来、約2ヶ月ぶりの7勝目。ようやく勝てた。

キーワードは“粘っこく”。2回を除く毎回安打を浴びて、得点圏に走者も背負った。それでも「チームメートが頑張っているので、僕も粘っていくしかない」。4回無死二、三塁では山下、バレントを連続三振。続く藤井は内角直球で遊飛に仕留めた。6回無死一、二塁では投前バントを好フィールディングで三塁封殺。中堅サブローの“レーザービーム”など、バックの好守もあってピンチをしのいだ。6回2/3、9安打も1失点。まさに粘り抜いた。

勝利から見放され、防御率も急降下した。それでも「2ヶ月は長かったけど調子は悪くなかった」とフォームのバランスだけを注意。練習に取り組み、試合で投げ続けた。これでチームも3連勝。プレーオフ圏内となる3位・日本ハムを4ゲーム差で追走する。

「これでチーム状態は上がってくる」とバレンタイン監督。清水は「やっぱり僕が勝っていかないとチームも乗っていけないんですね」と言葉に力を込めた。連覇の夢は誰もまだ諦めていない。

◇復活西岡3安打

3試合ぶりに先発復帰した西岡が3安打2打点と打線を引っ張った。4日のソフトバンク戦(千葉マリン)の守備中に左ひじを打撲したが「痛みは多少あるが、そんなことは気にしていられない」と3回に中前に同点打、4回には勝ち越しとなる右翼線二塁打を放った。これにはバレンタイン監督も「しっかりといい休養を取ってくれた」とリードオフマンの復活を称えていた。

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ロッテ・清水2ヶ月ぶり白星7勝目!「粘り強く投げられました」[サンスポ]

清水が6月10日の巨人戦(千葉マリン)以来、約2ヶ月ぶりの白星となる7勝目を挙げた。9安打されながらも、6回2/3を1失点。「粘り強く投げられました。勝利に結びついてよかったです」。チームも同様に低迷していただけに「ボクが勝たないと、チームも乗っていかないということですかね」と笑みを浮かべた。

バレンタイン監督
「いい野球ができたね。徐々にではあるが、チーム(状態)は上がってきている。」
西岡
「試合に出られなかった分、打ちたかった。迷惑をかけたし、頑張らないと。」(3試合ぶりにスタメン出場、同点&勝ち越しタイムリーを含む3安打)

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ロッテ・清水、粘って2ヶ月ぶり勝利[報知]

清水が約2ヶ月ぶりの白星を挙げた。毎回のように走者を背負ったが、何度もピンチを切り抜け、7回途中まで1失点。得意のスライダーなどを丁寧に低めに集める持ち味の投球で粘った。7勝目を手にした右腕は「ずっと調子は良かったんですけどね。長かったです」と笑顔を見せる。先発陣の中心としての自覚も十分で「僕が勝っていかないとチームは乗っていかない」と舌も滑らかだった。

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先発清水が後半戦初勝利[ニッカン]

ロッテ先発の清水が7回2死まで126球を投げて1失点。6月10日巨人戦以来の白星(7勝目)を挙げた。「確かに長かった」。お立ち台での言葉に実感がこもった。ここ3試合は自責点3以内と好投も、味方打線の援護がなかった。「打線とのかみ合いもある。チームメートが頑張っているし、僕もピッチングで粘るしかない」。言葉通りの投球だった。

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3戦ぶり先発西岡が連続適時打[ニッカン]

3試合ぶりにスタメン復帰したロッテ西岡が2打点を挙げた。1点ビハインドの3回は無死三塁から同点中前適時打。さらに4回2死二塁では右翼線に勝ち越し適時二塁打を放った。「打ったのはチェンジアップかカーブ。うまいこと重心をためて打てました。先週は試合に出られなくてチームに迷惑をかけてしまった。迷惑をかけた分、頑張らないといけない。そんな思いを込めて打席に立ってます」と話した。

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