わたしはかもめ2006年鴎の便り(8月)

便

8月9日

東北楽天5−11千葉ロッテ(秋田)

ロッテが6月3日以来の2ケタ得点で今季5度目の4連勝、3位日本ハムとのゲーム差を3とした。ロッテは1回、パスクチの犠飛、里崎の適時打で2点を先制。その後も2試合連続の7号3ランを含む5打点のパスクチ、里崎14号3ラン、大塚の適時打、サブローの犠飛で13安打11得点。先発の小林宏は5回を被安打11、4失点も8勝目。楽天は先発・松崎が3回5失点で降板し、歴代4位タイとなるプロ入り初登板から8連敗。チームは、12安打を放つも今季2度目の7連敗で借金35。

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ボビー尻に火がつき爆発…パスクチ点火[夕刊フジ]

◇プレーオフ進出に向けて

仕事でも勉強でも尻に火がつかないと全開しないタイプが存在する。ロッテ・パスクチがその典型。9日の楽天戦でその片鱗(?)を見せつけた。

7−4と3点差に迫られた6回2死二、三塁で楽天・青山の高めの直球を左翼席へ。2試合連続の7号3ランでチームの4連勝に大貢献だ。

「米国でもスロースターターだった。シーズン終わりに近づくほどいい打撃ができる」とご機嫌のパスクチ。2年目の助っ人はお世辞にも活躍しているとはいえない。この日で打率.220、7本塁打、17打点は寂しい数字。とはいえ、チームは福浦、ベニーの両ポイントゲッターを欠く苦しい状況。自身も今オフの去就はボーダーラインにいるだけに、尻に火がついての爆発はチームにとっても大歓迎だ。

終わってみれば、6月3日の広島戦以来となる2ケタ得点。3位日本ハムにも3ゲーム差に迫ったバレンタイン監督は「2ケタ得点?しばらくぶりだね。これからも大量点のゲームは多くあると思う」。プレーオフ進出の目が浮上し、こちらもご機嫌だ。

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ロッテ“爆発”4連勝67日ぶり2ケタ得点[ニッカン]

真夏の秋田で、ロッテ打線が豪快に打ち勝った。13安打で11得点。福浦、ベニーの中軸2人を欠き、後半戦はここまで5得点が最多だった。2ケタ得点は6月3日の広島戦以来67日ぶり。実に44試合ぶりの大爆発だった。バレンタイン監督は「今日は2本の3ランが効果的だった。これから先は多くの2ケタ得点があると思う」とご満悦だ。 2本の3ランを放ったのは3試合連続で「3、4番コンビ」を組むパスクチと里崎だ。福浦、ベニーの穴を埋めるべく、2人が計9打点の活躍を見せた。

7月まで打率1割台と苦しんだ3番パスクチは、ここ4試合で3発目。2試合連続の本塁打で、5打点の大暴れだ。頭をそり上げた198センチの風ぼうは迫力十分。「気候が暑くなると、バットも熱くなるんだ」。巨体を揺らしてニッコリ笑う。昨季も8月に5試合で5本塁打を放った経験がある。夏男の本領を発揮し始めた。

さらに4番里崎は2点リードの3回に貴重な3ランを放った。楽天ルーキー松崎の直球を、バックスクリーン左に運んだ。前日は5打数無安打に終わったが、すぐに気持ちを切り替えられる強さが「お祭り男」の持ち味だ。「昨日は5タコは悔しくて、自分に腹が立った」と集中力を高めた。

これで5月25〜30日以来の4連勝。3位日本ハムとの差を3ゲームに詰め、12日からは直接対決2連戦が始まる。楽天を豪快にぶち倒し、プレーオフ圏内再突入への臨戦態勢は整った。

小林宏
「テンポ良くと思ったら、逆に投げ急いでしまった。今日は野手のみんなに感謝です。」

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ロッテ、67日ぶり2ケタ得点4連勝[スポニチ]

バレンタイン監督の声が上ずった。「イイネ〜。アシタ、ホッカイドーニ、イキマショウ!」。こんな気持ちのいい勝ち方は久しぶりだ。6月3日広島戦(広島)で14点を奪って以来、67日ぶりとなる2ケタ得点。13安打で11得点を挙げた打線を3番パスクチ、4番・里崎の“PS砲”が牽引した。

初回、右犠飛で先制点を叩き出したパスクチは3点差と迫られた6回に2戦連発の左越え7号3ラン。里崎も初回に右前適時打を放つと、3回にバックスクリーン左へ14号3ランを叩き込んだ。中軸2人で計9打点。頼もしいコンビの誕生だ。

この1週間で3度、お立ち台に上がったパスクチは「日本の夏が合う」と胸を張る。昨年も8月12〜17日までの5試合で5発とアーチを量産。1メートル98、113キロの巨体は汗を絞り出すほどに切れを増していく。

「気候が暑くなれば、オレのバットも熱くなるんだ」。早ければ今週中にも右ひざ故障で離脱中のベニーが復帰となるが「自分ができるのはグラウンドで結果を残すこと。米国でも3番を打っていた」と“代役”だけで終わるつもりはない。

対照的にベニーの代役4番を務める里崎は「僕はバントもするし4番目に打っているだけ。今日はヴァル(パスクチ)の1発が大きかった」と自然体。相棒の一撃を称えた。

これで4連勝。チームは3位・日本ハムと3ゲーム差に接近し、12日からの直接対決を控え、10日に空路で敵地に乗り込む。「今は目の前の試合に全力で戦うだけ」と指揮官。輝きを取り戻したアジア王者にプレーオフ圏内突入が見えてきた。

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3ラン2発でロッテ大勝[報知]

打ち勝って4連勝となったバレンタイン監督は「3ラン2発がポイントを占めたね」と上機嫌に振り返った。3回に里崎、6回にパスクチが3ラン本塁打を放ち、流れを渡さなかった。プレーオフ進出を争うためにも下位との対戦は取りこぼせない。「我々は目の前の試合を全力で戦うだけ。ほかのチームは気にしていない」と気持ちを引き締めていた。

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ロッテ4連勝で楽天に勝ち越し決定!パスクチ&里崎大暴れ[サンスポ]

6月3日の広島戦(広島)以来の2ケタ得点で4連勝。これで楽天に11勝(2敗)となり、今季の勝ち越しが決まった。中軸を務める福浦、ベニーを故障で欠くなかで、3番・パスクチが5打点、4番・里崎が4打点と大暴れした。バレンタイン監督は「今日は里崎、パスクチの3ラン2発が大きかったね」と満足顔。3位・日本ハムとは3ゲーム差に縮まった。「目の前にある試合を全力で戦っていく」。12日からの2連戦(札幌ドーム)に向け、気持ちを引き締めていた。

里崎
「特に意識していません。ボクはバントだってするし。今日は勝ちに貢献できてよかった。」(14号3ランを含む4打点と、4番の役割を果たした)

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豪快に2ケタ得点で4連勝[ニッカン]

ロッテが豪快に打ち勝った。13安打で11点。2ケタ得点は6月3日の広島戦以来、67日ぶり。44試合ぶり大爆発にバレンタイン監督は「今日は2本の3ランが効果的だった。これから先は多くの2ケタ得点があると思う」と5月25〜30日以来の4連勝にご満悦だった。プレーオフ圏の3位日本ハムとの差を3ゲームに詰めた。

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パスクチが2試合連発の7号[ニッカン]

6回に2試合連続となる7号3ランを放ったロッテ・パスクチは「打ったのはストレート。ジャストミートできたよ。2試合連続?確か去年も夏場に連続して本塁打を打った記憶があるよ。日本の夏が合うのかもしれないね。今年は去年以上にここから本塁打を量産して、チームの勝利に貢献したい。自分が打つこともいいけど、勝つことが1番」とコメントした。

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里崎が14号3ランなど爆発[ニッカン]

ロッテ里崎が14号3ランを放った。2点リードの3回1死一、二塁。楽天松崎の直球を中堅左に運んだ。第1打席の右前適時打に続く打点。「打ったのはストレート。昨日の5タコは個人的にすごく悔しくて、自分に腹が立ちました。1打席目でタイムリー、2打席目で本塁打。でも、まだ満足はできません。さらに打てるように集中して試合に臨むだけです」と話した。

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ベテラン井上が1軍に再昇格[ニッカン]

ロッテ井上が1軍に復帰した。寺本に代わり、5月17日に2軍落ちして以来の再昇格。18年目のベテランは「昨日(午後)11時くらいに連絡があって、今朝、秋田に入りました」。横浜からロッテに移籍して3年目のシーズン。ベニー、大松ら外野手にケガ人が出る中、広角に打ち分けるシュアな打撃に期待だ。試合前の打撃練習ではバレンタイン監督が見守る中、快音を響かせていた。

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西武−ロッテ戦は「関東ダービー」[ニッカン]

西武は22日からのロッテ3連戦(インボイス西武)を「真夏の決戦!関東ダービー」と題し、決戦ムードを高める企画を行うと発表した。客席をライオンズブルーに染めるため、各日1万本ずつ青いフラッグを無料配布する。22日は球団初の試みとなるビジターユニホームを着用して試合に臨むことも決まった。

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