わたしはかもめ2006年鴎の便り(8月)

便

8月12日

北海道日本ハム5−1千葉ロッテ(札幌ドーム)

日本ハムは先発・ダルビッシュが6連勝で8勝目、ロッテとのゲーム差を3.5とした。日本ハムは3回に1点先制されるが、3回、5回と田中賢が2打席連続適時打を放ち逆転すると、その後3点を追加し、投げては、ダルビッシュが7回を2安打7奪三振でロッテ戦初勝利。その後を武田久、MICHEALの必勝リレーで逃げ切った。日本ハムは連敗を2でストップ、貯金は11。一方、ロッテは先発・小野が、5回2/3を9安打4失点と踏ん張れず、04年から4連勝の日本ハムに敗れ自身2連敗。連勝は4でストップし、貯金は4となった。

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千葉ロッテ0010000001
北海道日本ハム00102110x5
小野
「踏ん張れなかった。調子は普通だったけど…。とても大事な試合だったので、何としても勝ちにつながる投球がしたかった。悔しい」(5回2/3、9安打4失点で降板)

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小野、今季ハム戦初黒星

今季日本ハム戦3戦全勝だった小野が、6回途中4失点で負け投手になった。3回に同点適時打を浴びた時には、本塁のカバーに入る際にバットを踏んで右足を痛めてしまった。「次回はリベンジできるように、足を治してやり直します」と話していた。

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ベニー復帰も、はや昨季の49敗

ベニー復帰の特効薬も通じず、ロッテが3位日本ハムとの直接対決に敗れた。プレーオフ進出争いのライバルに4安打に抑え込まれ、ゲーム差は再び3.5に広がった。ベニーは7月15日の西武戦で右ひざを痛め、それ以来となる「5番DH」で先発出場した。同20日に手術を行った際は全治4週間と診断されたが、バレンタイン監督は「ちゃんとスタメンで出られる準備ができたということ」と説明した。

結果は4打数無安打。本人が「60〜70%」と回復具合を説明するように、打撃に加え、走力により不安を残した状態だ。ベニーは「チームはこの1ヶ月が大事な時期だから何とか出たかった。自分も福浦も必要。こういう状況なので、選手全員が出場しなくちゃいけない」と話す。だがこの日は、緊急出場が結果につながらなかった。この1敗で、優勝した昨季の負け数に並ぶ49敗目となった。

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ロッテ痛恨完敗ハムに3.5差[報知]

手段を尽くしたロッテが完敗を喫した。バレンタイン監督は7月20日に右ひざ半月板手術を受けたベニーを1軍登録。完治手前の状態で強行出場させたが、起爆剤にはならなかった。右ひざの回復度は「60〜70%」(ベニー)。4打数無安打で全力疾走もできなかった。

落とせない“3位攻防戦”で、今季日本ハムに3連勝中だった小野は4失点KO。打線は7回までわずか2安打と沈黙した。連勝は4で止まり、ゲーム差は3.5に広がった。バレンタイン監督は「過去のシーズンを評価し直すことはない」と強調したが、連覇を狙うロッテに余裕がなくなってきた。

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ロッテ・小野悔しい7敗目…右足首痛が影響?変化球安定せず[サンスポ]

小野は6回途中4失点で7敗目。3回の守備で右足首を痛めた影響か、変化球が安定しなかった。3回に先制点をもらいながら直後に追いつかれ、5回には3長短打で勝ち越しを許した。「踏ん張れなかった。大事な試合だったので、何としても勝ちにつながる投球がしたかった。悔しい」と肩を落とした。

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