8月15日8月15日オリックスが9回に勝ち越し、千葉マリンスタジアムでの連勝を4にのばした。オリックスは5回に谷の4号ソロで先制。6回に追いつかれるも同点で迎えた9回、無死一、二塁から後藤が決勝の2点適時二塁打をライトの右へ放ち突き放した。先発・デイビーは8回を投げ4安打1失点に抑え9勝目。2人目のユウキにプロ入り初セーブがついた。ロッテは1点を追う6回、ワトソンの適時打で同点に追いつくも、以後打線が繋がらなかった。先発・久保は8回0/3を投げ3失点で8敗目、チームも3連敗。4位日本ハムが勝ったため、ゲーム差は5.5に広がった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
腹に据えかねたのか。15日オリックス戦で1−3と敗れたロッテ・バレンタイン監督。試合後、ロッカー室に飛び込むと、コーチ陣、選手全員を招集して緊急ミーティングを開催した。
言葉こそ濁したが、ミーティングでは「おまえらあきらめてるのか！」と声を荒らげ、放送禁止用語まで飛び出したほど。オリックス・デイビーに8回まで4安打1点と封印。9回に無死一、二塁から伏兵・後藤にバスターから強行され2失点。3位日本ハムから5.5ゲーム差がついてしまったから、指揮官の激怒も致し方ないところだ。
結束力が上がらないチームにいらだつ指揮官だが、その一因にボビーマジックの代名詞“猫の目打線”がある。投手との相性や相手に傾向と対策をつかませない効用がある一方で「続けてゲームに出て状態をあげたい選手や、その辺りの不満も多かった」（球団関係者）。昨季のように勝っていればいいが、負ければその時点から恨みツラミがチーム内に充満するのは世の常だ。
残り32試合で3位からの5.5差は逆襲へのデッドライン。正念場での指揮官の真価が問われる。
いつものベンチ内でもミーティングはない。ロッテのバレンタイン監督は敗戦後、すぐにロッカー室へ入った。大きな声がドア越しに漏れてくる。報道陣に問われると「皆さんに知らせるのなら、部屋に入ってきてもらってます」と明かさない。厳しい言葉でチームをこぶしたことは、想像に難くなかった。
継投が裏目に出た。8回まで1失点の久保が、9回表に無死一、二塁のピンチを招く。3番後藤で左腕の藤田を投球。バントではなく、相手の強攻策に2点二塁打を浴びる。打線も5安打1得点と援護に至らなかった。これで3位日本ハムに5.5ゲーム差。プレーオフ進出を狙う昨季王者が、試練の時を迎えている。
ロッテ・サブロー外野手（30）が15日、FA権を取得した。オリックス14回戦（千葉マリン）の試合前に「権利を取れたのは素直に嬉しいです。とりあえずシーズン中なんで、何も考えていません」と話し、行使するか否かの結論はシーズン終了後に保留した。
ボビー・マジックも機能せず3連敗。後味の悪い敗戦となった。1−1で迎えた9回、好投の久保が無死一、二塁とすると、バレンタイン監督は藤田にスイッチ。しかし代わった藤田が決勝タイムリーを浴びた。継投策の失敗に指揮官は「久保はすばらしかったが、次の打者（後藤）の対左投手の打率が1割にも満たなかった…」。試合後はロッカールームに選手、スタッフを集め緊急ミーティング。約5分間、ゲキを飛ばした。
ロッテ・サブロー外野手（30）がFA権を取得した。権利の行使などについては「もちろん（ロッテに）残りたい」と残留を希望した。
ロッテのバレンタイン監督は、敗戦を見届けると、ロッカールームにナイン、コーチを緊急招集。覇気のない戦いぶりに激高すると「おまえら諦めてんのか、F○○K！」と声を張り上げた。同点にしながら9回に勝ち越される展開に「チームとして機能していない」と指揮官。3連敗を喫し、西武に勝った3位の日本ハムと5.5ゲーム差。プレーオフ進出がいよいよ厳しくなってきた。
ロッテのサブロー外野手（30）が15日、FA（フリーエージェント）権を取得した。同選手は昨年、後半戦から4番を任されて31年ぶりのリーグ優勝と日本一に貢献したが、今季は打撃不振に苦しんでいる。「この成績じゃ言うのも恥ずかしいし、シーズン中だし考えていない」としながら「ロッテは入団した球団だし1番やりやすい」と話した。これに対して瀬戸山球団代表も「絶対に残ってもらうようにしないと」と語った。
ロッテ・バレンタイン監督は敗戦後、すぐ選手ロッカー室へ入った。内容は説明しなかったが、厳しい言葉でナインを鼓舞したようだ。継投が裏目に出た。8回まで1失点の久保が9回表に無死一、二塁のピンチを招いて降板。3番後藤に左腕藤田を投入したが、痛恨の2点二塁打を浴びた。打線も5安打1得点。3位日本ハムとは5.5ゲーム差に広がった。
ロッテにとっては後味の悪い敗戦だった。守っては同点の9回無死一、二塁の場面で、左対左で起用した2番手の藤田が勝ち越し二塁打を浴び、継投策が失敗。打っても好機であと1本が出ず、好投の久保を援護できなかった。バレンタイン監督は「チームとして機能していない」。3位日本ハムとの差は5.5ゲームに広がり、試合後には急遽ミーティングが開かれた。チームに重苦しいムードが漂った。
ロッテのサブロー外野手（30）が15日、フリーエージェント（FA）の資格条件を満たした。同外野手はPL学園高（大阪）から1995年にドラフト1位でロッテに入団。昨年は中軸打者として、チームの31年ぶりの日本一に貢献した。
肖像権裁判で敗訴した労働組合・日本プロ野球選手会（会長＝ヤクルト・宮本慎也内野手）は15日、東京高裁に控訴した。10球団計34選手ら選手会側はゲームソフトや野球カードの選手氏名、肖像の使用許諾権が球団側にないことの確認を求めた訴訟を起こし、請求を棄却した1日の東京地裁判決を不服としている。
判決は選手が球団と締結している統一契約書第16条の「肖像権、著作権などは球団に属する」との規定に基づき、球団側に使用許諾権を認めた。ただ1951年作成の統一契約書について「時代に即して再検討する余地がある」と指摘した。
ゲームソフトや写真入りカードへのプロ野球選手の氏名、肖像の使用許諾権が球団側にないことの確認を求めて訴訟を起こした選手会の宮本慎也会長（ヤクルト）ら10球団の計34選手側は15日、請求を棄却した1日の東京地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。
判決は全選手が各所属球団と締結している統一契約書第16条の「（選手の）肖像権、著作権などは球団に属する」との規定に基づき、球団側に使用許諾権を認めた。ただ統一契約書が1951年に作成され、改正されていないことから「時代に即して再検討する余地がある」と指摘した。