わたしはかもめ2006年鴎の便り(8月)

便

8月16日

千葉ロッテ2−1オリックス(千葉マリン)

ロッテが成瀬−藪田−小林雅の継投でオリックスを下し、連敗を3で止めた。ロッテは2回、2死一、二塁から青野の2点適時二塁打で2点を先制、オリックスは7回に犠飛で1点を返すのみに終わった。先発・成瀬は7回を投げ被安打3、8奪三振、1失点で6月14日横浜戦以来、約2ヶ月ぶりとなる4勝目。9回を抑えた小林雅が32セーブ目を挙げた。オリックスは1回2/3で降板した先発・オバミュラーの後を継いだ中継ぎ陣がロッテ打線を無失点に抑えたものの、打線が散発の3安打に抑えられ、借金は再びワーストタイの18。

123456789R
オリックス0000001001
千葉ロッテ02000000x2

◇強気に攻め8奪三振

キャッチャーミットを目がけて自信いっぱいに投げ込む。千葉ロッテの成瀬が7回を1失点の好投。切れのあるボールでスコアブックに8個の「K」が並んだ。伸びのある直球で、初球からストライクを取りにいった。2回、4番・清原をカウント2−3からスライダーで見逃し三振に抑えると、谷は真っ直ぐ2球で追い込み、3球目の変化球で二ゴロ、さらに相川は3球全て直球で空振り三振に仕留めた。

圧巻は3回。ガルシア、嶋村、的山を三者連続三振。真っ直ぐは130キロ台と驚くほどの球威はないが、「自分のピッチングをすれば勝てる」と成瀬。4四球を与えたものの、勝負所で丁寧に内外角を投げ分けた。5、6回のピンチは、共に最後は外角いっぱいの直球で見逃し三振に切って取った。「真っ直ぐすぐ切れていた」と素直に喜びを表現した。バレンタイン監督は「暴投が無ければ完封できた内容だった」と絶賛。次回の西武戦で横浜高の先輩、松坂との投げ合いが予想される。「光栄。でも投げるからには勝ちたい」。強気の左腕は次戦に向けて気合を入れ直した。

◇福浦19試合ぶり出場

7月16日の西武戦(千葉マリン)で死球を受け、左第2中手骨剥離骨折し、戦列を離れていた千葉ロッテの福浦が16日、出場選手に登録され、オリックス15回戦に「3番・一塁」で19試合ぶりに先発出場した。第1、3打席と凡退したが(第2打席は四球)、7回の第4打席では、二塁手の左を速いゴロで抜ける、福浦らしいヒットを放った。また同内野手に代わり、橋本(捕手)が抹消された。

バレンタイン監督
「成瀬は素晴らしい内容だった。先制打の青野は(2回)2アウト、2ストライクから貴重なヒットを打ってくれた。(けがから復帰の)福浦もいいヒットを打ってくれた。成瀬と青野の2人は常に成長を続けてくれる選手。チームの中でも重要な位置にいる。2アウトから大きなヒットがでることは攻撃には必要なこと。(途中交代の)西岡はひざに疲れがたまっているようだったので休ませた。」

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雅198S

守護神・小林雅が9回、塩崎、清原、谷の相手主軸を抑えて、通算198セーブ目をマーク。前横浜佐々木、ヤクルト高津に続く200セーブへ、あと2に迫った。それでも小林雅は「(記録は)全く気にしてません。チームが勝ったので良かった」と淡々としていた。

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ロッテ連覇の夢へ成瀬パ球団から初勝利[ニッカン]

ロッテ連覇の夢へ、3年目の成瀬が踏ん張った。序盤3回までノーヒットで5奪三振。2回の相川から的山まで4者連続三振で波に乗った。7回を1失点で6月14日の横浜戦以来となる4勝目。ここまで3勝は交流戦で挙げたもので、パ・リーグの球団から“プロ初勝利”となった。「やっと勝てたかな。この試合で勝てなかったら、いつ勝てるのかなと思っていたから自信になった」と笑った。

3連敗中でプレーオフ圏内の3位日本ハムと5.5ゲーム差で任されたマウンド。「普段と変わらず、自分の投球をすれば勝ちにつながると思って。1球、1球大事に投げた」と丁寧な投球が光った。

次回登板は23日の西武戦で、順調にいけば横浜高の先輩のエース松坂と対戦する。「そうなれば光栄です。投げ合いたいと思っていましたから。投げるからには勝ちたい」と胸を張った。その松坂が日本ハムから勝利を挙げて、日本ハムとの差は4.5。18日からの直接対決3連戦が、大きなポイントになる。20歳の若手が沈んでいたチームのモチベーションをグッ上げた。

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ロッテ・成瀬1失点で4勝目!2ヶ月ぶり白星はパ相手初勝利[サンスポ]

成瀬が7回3安打1失点の好投で4勝目。6月14日の横浜戦(千葉マリン)以来、約2ヶ月ぶりとなる勝ち星に「1球1球大事に投げました。直球のキレがよかった」。交流戦に入ってから先発ローテ入りした左腕にとって、パ・リーグ相手の初勝利。「今日(の内容で)勝てなかったから、いつになるか。勝ててよかったです」と笑みを浮かべた。

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成瀬ホッ5度目挑戦でリーグ1勝[スポニチ]

ロッテは16日、オリックスと対戦し勝った。決勝二塁打を放った青野と上がったお立ち台。6月14日の横浜戦で勝ったときも一緒だった。63日ぶりの4勝目は、成瀬にとっては格別だった。「やっと勝てました。今日勝てなかったら、いつ勝てるんだろうと思っていたぐらいですから」。

ここまで手にした白星は全て今季の交流戦だった。リーグ戦再開後、5度目でつかんだパ初勝利だ。この日は130キロ台の直球を軸として7回を3安打1失点。8個の三振を奪った。「ブルペンから調子がよかった。それを分かって里崎さんがリードしてくれた」。球速は出なくても、遅れて出てくる腕の振りが1番の武器だ。

5回2死まではノーヒット投球。3回にはガルシア、嶋村、的山から三者連続三振も奪った。勝利から見放されていた間の防御率は3.22。前回6日のソフトバンク戦も7回を5安打無失点と好調はキープしていた。「今日も素晴らしい投球だった。(7回1死一、二塁から)暴投がなければ完封できた」とバレンタイン監督。壁を越えた20歳左腕の活躍で、チームの連敗は3でストップ。3位・日本ハムにも4.5ゲーム差に詰め寄った。

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成瀬が2ヶ月ぶり白星、4勝目[ニッカン]

ロッテの先発成瀬が7回を3安打1失点で2ヶ月ぶりの白星、4勝目を挙げた。4回まで無安打で、8三振を奪い「変化球も悪くなかったが、直球に切れがあった」。3勝目は6月14日横浜戦と、白星から遠ざかっていただけに「勝てて自信になりました」と久々の笑顔だった。

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左手指骨折の福浦が戦列復帰[ニッカン]

7月16日の西武戦で死球を受けて「左第2中手骨はく離骨折」で戦列を離れていたロッテ福浦が、この日、出場選手登録され、「3番・一塁」で先発出場した。左手甲はテーピングし「まだ少し痛みはある」と万全の状態ではないが、主砲の復帰はベンチのムードを盛り上げていた。

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