わたしはかもめ2006年鴎の便り(8月)

便

8月17日

千葉ロッテ3−1オリックス(千葉マリン)

ロッテが2連勝を収め2カードぶりの勝ち越し。3位日本ハムとのゲーム差を4に縮めた。ロッテは3回、パスクチの8号2ランで先制。1点差に迫られた8回にもパスクチが9号ソロを放った。先発の清水直は7回2/3を被安打5、毎回の9奪三振の1失点でリードを守り8勝目。9回を無失点に抑えた小林雅が、史上3人目となる200セーブにあと1つに迫る、今季33セーブ目を挙げた。オリックス先発・平野佳は8回を被安打4、3失点に抑えるも、打線の援護無く8敗目。チームは2カード連続の負け越しで、04年以来の借金19。

123456789R
オリックス0001000001
千葉ロッテ00200001x3
清水直
「相手はいい投手なので負けない気持ちだった。(プレーオフへ)状況はよくないが、ここから巻き返してやっていくしかない。」(8回途中1失点で8勝目)

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小林雅200S王手

守護神・小林雅が史上200セーブへあと1と王手をかけた。9回、先頭清原にセンターフェンス直撃に二塁打を浴び無死二塁のピンチを招いたが、後続を抑えて今季33セーブをマーク。小林雅は「抑えたからそれでいいです」と記録達成への意識は見せなかった。

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途中交代

ロッテ根元俊一内野手(23)がオリックス16回戦(千葉マリン)の3回、右ひざ外側部に死球を受け途中交代。アイシング治療した。18日の試合出場は、当日の様子を見て決める。

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表彰

ロッテ里崎智也捕手(30)がWBCのベストナインの表彰を受けた。MLB関係者からトロフィーが渡され、里崎は「光栄です。この賞に恥じないプレーをしていく」と語った。

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清水8勝目、このままでは終われない[デイリー]

このままでは終われない。そんな気迫がマウンドのロッテ・清水から伝わってきた。勢いのある直球と、キレのいい変化球を武器に、毎回の9奪三振。7回2/3を散発の5安打1失点と好投した。

チームの逆転プレーオフ進出はもちろん、個人的にも期するものがある。5年連続の2ケタ勝利。残り試合を考えると、1つの取りこぼしも許されない。「続けるということは大事だし、励みにもなる」。

ボビー流では、登板予定のない先発投手も必ず遠征に帯同させるが、清水は変更を申し出た。8日の楽天戦(秋田)で2ヶ月ぶりの白星となる7勝目を収めると、続く札幌遠征を外れ2軍の浦和で調整。チームが休日だった10日も、千葉マリンで汗を流した。

「個人で調整の仕方は違うし、自分はこの形がベスト」。これが功を奏し、エースはしっかりと結果で証明。パスクチの2本塁打の援護を受けて、8勝目を手にした。

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ロッテ・パスクチ初2番で2発全打点[ニッカン]

ロッテの“規格外”の2番打者が勝利に導いた。パスクチが来日初の2番で3回1死一塁から、左中間席へ8号先制2ラン。8回には、右翼席へ2本目の9号ソロを放って貴重な追加点をたたき出した。「2番はスプリングキャンプでは打ったことがあるが、シーズンでは初めてだよ。いい打順で監督が起用して、いい仕事ができた」とキャリア初の打順で全打点を挙げる活躍だった。

メジャーでは長距離砲が2番のケースは珍しくないが、日本では198センチ、113キロ助っ人の2番は驚きだった。ボビーマジックの1つで、ピンチを力に変えるバレンタイン監督の発想だった。この日、不動の1番打者の西岡が右ひざ痛で1軍出場選手登録から外れた。西岡が復帰するまでは1、2番は日替わりで起用していく方針。そのピンチを助っ人が救った。

これで後半戦で5本目のアーチ。来季契約は微妙な状況だが、残留をアピールする2発だった。オリックスに連勝し、18日からはプレーオフ圏内の3位日本ハムと直接3連戦。前回は相手本拠地で連敗を喫したが、バレンタイン監督は「前回札幌でウチが受けた形を逆にやりたい」とリベンジを誓った。

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小林雅、通算200セーブに王手[スポニチ]

ロッテの小林雅英投手(32)が17日のオリックス戦でプロ野球史上3人目の通算200セーブに王手をかけた。2点リードの9回に登板し、先頭・清原に中越え二塁打を喫したが、後続を抑え今季33セーブ&通算199セーブ目をマーク。チームは3位・日本ハムに4ゲーム差をつけられているが「幕張の防波堤」が夏場のラストスパートを呼び込む。

小雨のマウンドで小林雅が締めた。9回、清原に中越え二塁打を浴びたが「抑えればいいんです」と、最後の打者・相川を150キロ直球で右飛に仕留めた。

プロ通算200セーブまであと1。日本球界では高津(ヤクルト、263セーブ)、佐々木(元横浜、252セーブ)という元メジャーリーガーに次ぐ3人目の快挙を目前にしながら、シャイな守護神は「何もない」とロッカールームへ逃げ込んでいった。

今季45試合目の登板で33セーブ目。チームが挙げた55勝中、6割の勝利に貢献している。驚異のスタミナを支えているのは底なしの胃袋だ。夏バテで食が細くなる酷暑もお構いなし。7月に仙台で開催された投手会。仲間達と焼き肉で英気を養うと、その後にもう1軒、焼き肉店をハシゴした。もちろん大好きなビールもガソリンを注ぐように飲み干していく。

この食欲こそが夏に体重を増やしていく独自の調整法を可能にしている。今季、防御率1.14と中継ぎでブレークした4年目の神田も「雅さんをマネして体重を夏に増やして、球がよくなった」と明かした。

プロ8年目の32歳にとって節目の数字もただの通過点。「チームがこういう状況なので、とにかくプレーオフ進出に向け自分の仕事を全うしたい」とまずは18日からの日本ハム3連戦(千葉マリン)でのフル回転を誓った。「しっかりといい感じで投げられている」とバレンタイン監督。大記録にも惑わされることはない。連覇を諦めていない小林雅の目は、その先をにらんでいる。

◇2番パスクチ2発!

パスクチの2発が試合を決めた。3回に左中間へ8号2ランを運んで先制すると、1点差の8回には右翼席へ9号ソロ。「このところたくさんの打席に立てているので、ボールをしっかりと見極められている」と胸を張った。1メートル98の巨漢だが、この日の打順は意外にも2番。「米国時代はスプリングキャンプで経験したが、シーズンでは初めて」。それでも豪快なスイングはいつも通りだった。

◇西岡右ひざ痛で抹消

ロッテ・西岡剛内野手(22)が17日、右ひざ痛のため出場選手登録を抹消された。16日のオリックス戦(千葉マリン)で疲労性の痛みを訴え、7回の守備から途中交代していた。西岡が登録を外れたのは04年6月14日に1軍定着して以来初めてのこと。今季は開幕から1番・遊撃を任され、打率.290、リーグトップの29盗塁を記録。球団関係者は「痛みが引かないため抹消した」と話した。

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ロッテ・パスクチ初の『2番』で2発!球団通算6500号記念弾[サンスポ]

自身初の『2番』で先発したパスクチが2本塁打を放ち、全3打点を挙げた。「監督から“いつも通りやるように”と言われた。2番は初めてだったけど、打てて良かったね」。今季5度目のお立ち台では、気持ちよさそうに声援に応えていた。パスクチの2本目は、球団6500号のメモリアル弾となった。

◇小林雅200Sに王手

9回からマウンドに上がった小林雅が今季33セーブ目を挙げ、通算200セーブに王手をかけた。それでも、チームが4位に低迷しているだけに「数字にこだわりはない。プレーオフに向けて一丸にならないといけない」。プロ野球史上3人目の記録まであと『1』。「与えられた仕事を全うしたい」と気を引き締めた。

◇WBCベストナインの表彰

3月のWBCでベストナインに選ばれたロッテ・里崎智也捕手(30)が、オリックス16回戦(千葉マリン)の試合前にMLBジャパンのジム・スモール代表から表彰を受けた。

◇西岡が抹消

ロッテ・西岡剛内野手(22)が出場選手登録を抹消された。西岡は16日のオリックス戦(千葉マリン)の試合中に右ひざを痛め、7回の守備から交代。この日になっても痛みがひかなかった。病院での検査は、今後の様子を見て決める。

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小林雅200S王手!ロッテ連勝…3位日本ハムにジワリ4差[報知]

快挙達成の欲は胸の奥にしまい込んだ。小林雅は試合を締めくくることだけに集中した。「チームの勝利が1番ですから」10球で決めた通算199セーブ目。ロッテの守護神が佐々木主浩、高津臣吾に次ぐ史上3人目の金字塔に王手をかけた。

余裕があふれていた。9回、先頭の清原に中越え二塁打を許したが、2点のリードが精神的ゆとりを生んでいた。最速150キロの直球を7球、スライダーを3球。決め球のシュートを封印したまま、後続を抑えた。

プレーオフ出場へ後のない戦いが続くロッテ。「記録にこだわりはないです。とにかく今はチーム一丸で頑張らないと」チームを優先させる選手会長は記録への興味を封印しているが、唯一決めていることがある。自宅に飾られている100セーブ、150セーブのウイニングボール。「200セーブのときのも飾りたいですね」と3つ目の宝物に狙いを定めている。

連夜のセーブで日本ハムとは4ゲーム差。通算200セーブを目指す18日からの直接対決3連戦(千葉マリン)は、チームにとっても今季最大の正念場になる。「自分の与えられた仕事を全うできるよう全力を尽くします」小林雅が快挙を成し遂げたとき、プレーオフ逆転出場への光が見えてくる。

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日本ハム負けないファンイベントでロッテにとどめ!…9・15から3連戦[報知]

日本ハムが、9月15日からのロッテ3連戦(札幌ドーム)を“プレーオフ進出決定シリーズ”とし、集客イベントを行う計画を進めていることが17日、分かった。

今季は3月25日の開幕戦をはじめ、3度の「ファイターズ超満員大作戦(4万3000プロジェクト)」を行い全勝。来月は「−超満員大作戦」とは銘打たないが、道産子ファンの力を借りて、プレーオフ進出を確かなのものにするのが狙い。

新庄パフォーマンスは今のところ予定されていないが、大一番にプリンスが飛び入り参加する可能性はある。「スポンサーデーを、その3日間に集中させることも考えている」と球団関係者と意気込んでいる。

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「2番」パスクチが8、9号[ニッカン]

今季初の2番に入ったロッテ・パスクチが3回、1死一塁から左中間へ8号先制2ラン。「前の打席で三振していたから、何とか打ちたかった。(打順の)2番はスプリングキャンプで打ったことがあるが、シーズンでは初めてだよ。いいホームラン」。パスクチは8回にも試合を決める9号ソロを放ち、ご機嫌だった。

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里崎がWBCの表彰受ける[ニッカン]

ロッテ里崎が試合前にWBCベストナインの表彰を受けた。名前が刻まれたクリスタル製トロフィーを手に「手元に来て賞の実感がわいた。責任は重大。この賞に恥じないプレーを積み重ねていきたい」。里崎のほかに日本代表からベストナインに選ばれた松坂(西武)は後日表彰される。

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西岡が右ひざ痛で登録外れる[ニッカン]

ロッテの西岡が右ひざ痛のため出場選手登録から外れた。16日のオリックス戦で痛みを訴え、途中交代していた。西岡が登録を外れたのは昨季から1度もない。病院での検査を含めて、今後の予定は右ひざの状態を見て決める。

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