わたしはかもめ2006年鴎の便り(8月)

便

8月19日

千葉ロッテ5−6北海道日本ハム(千葉マリン)

日本ハムが、7回に一挙5点を奪って逆転勝利。4位ロッテとのゲーム差を4とし、貯金を12とした。日本ハムは7回、2死から稲葉の16号ソロ、代打・小田の適時二塁打、金子、森本の連続適時打で5点を奪い逆転に成功。投げては、先発・ダルビッシュが2回1/3で降板するが、2人目・武田勝が3回2/3を3安打1失点に抑え3勝目。ロッテは、3本の本塁打などで4回まで毎回の5得点を奪うが、先発・小野が右の股関節を痛め、大事をとって6回1安打1失点で降板すると、7回に中継ぎが崩れ逆転負けを喫した。

123456789R
北海道日本ハム0010005006
千葉ロッテ1121000005
パスクチ
「スライダーかな。2回のワティー(ワトソン)の本塁打に刺激を受けたよ。彼と同じ試合で本塁打を打てて嬉しい。2けた本塁打?それはあまり意識していない。」(3回裏に10号2ラン)
ワトソン
「カウント0−3となったので、次はストライクを取りに来ると思ってフルスイングした。思った通りのスイングで振り抜くことができたよ。」(2回裏に4号ソロ)

◇中継ぎ陣崩れ敗戦ショック、好投小野、無念の降板

「小野はいい投球をしていただけに残念でした」。試合後のバレンタイン監督の言葉に力はなかった。日本ハムとの大事な一戦。しかも完全な勝ちパターンを落としての逆転負けに、チームのショックは計りしれない。

3回途中で早々と6連勝中のダルビッシュをマウンドから引きずり降ろすなど、4回までに3アーチを放ち、勝利を手繰り寄せたかに思えた。マウンドには今季日本ハム戦3勝1敗の小野。切れのいい変化球を内外角に投げ分け、6回までわずか1安打とほぼ完璧の内容だった。しかし7回。マウンドに1度は上がったものの、右股関節に違和感を覚え、無念の降板。その直後にリリーフ陣が2死から打ち込まれた。流れは完全に千葉ロッテだっただけに、小野は「申し訳ないの一言しかないです…」と肩を落とした。リリーフ陣に断ち切って欲しかったが、流れは戻らなかった。監督は「2アウトでまだ2点リード。打線が下位に向かっていたので、切りぬけてくれると思った…」。その決断は悪い方に出た。

バレンタイン監督
「小野の怪我を悪化させてまで投げさせる訳にはいかない。7回をうまく切りぬけられれば、8回からが薮田の予定だった。打線は十分に勝利を挙げるだけの仕事をしてくれたが、そのリードを守れなかった。小野の次回登板の予定などはまだメドが立っていない。」

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ボビー続投の明言は避ける

ロッテ重光オーナー代行が、バレンタイン監督の来季続投について明言は避けた。19日、日本ハム14回戦(千葉マリン)を観戦後、監督室に向かった。その後「とにかく(今季)何とか3位で。まだまだ(試合は)残っているんで、いいんじゃないかと」と話すにとどめた。

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小野、股関節違和感

6回1失点も、右股関節の違和感で降板した小野は悔しさをにじませた。7回表の投球練習へマウンドへ向かったが、大事を取り、交代。病院には行かずアイシング治療で様子を見た。だが交代直後にチームは逆転され「申し訳ないの一言しかないです」と肩を落とした。次回登板についてバレンタイン監督は「今のところまだ分かりません」。

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ロッテ「魔の7回」5失点

魔の7回だった。ロッテ小野が、右股関節の違和感を訴え急遽降板。2番手の藤田は2死を取ったが、稲葉にソロを浴び、歯車が来るっていく。3番手の神田も止められない。新庄の一塁側フェンスぎりぎりへの飛球を、福浦が好ダッシュで好捕したかにみえたが惜しくもボールはこぼれ落ち、その後に四球。続く代打小田に右中間へ適時二塁打を喫し、さらに四球で降板した。代わったバーンも金子、森本に連打され、この回5点を奪われ逆転された。実数発表後、千葉マリン最多3万1024人の観客の前で悔しい敗戦を喫した。

バレンタイン監督は小野の降板に「(患部を)悪化させることは考えられなかった」と振り返った。7回の神田、バーンの継投については「2死でリードで打線も下位に向かっていたので、そこを切り抜けて8回に薮田と思っていた」と説明。勝利の方程式に持ち込むことはできなかった。連勝は3で止まり、3位日本ハムに再び4ゲーム差。プレーオフ進出へ、厳しい状況に逆戻りした。

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ロッテまさかの逆転負け…好投・小野の故障降板から暗転[サンスポ]

まさかの逆転負けに、バレンタイン監督は肩を落とした。4点リードで迎えた7回、投球練習を始めた小野が右股関節に違和感を覚え、突如降板した。すると、リリーフ陣が連打を浴び、一挙5失点。打線も6回以降無安打だった。小野が6回1安打1失点と好投していただけに「いい投球をしていたし、残念。ただ、ケガを悪化させることは考えられなかった」と悔しそうに振り返った。

◇小野が途中降板

小野晋吾投手(31)=日本ハム14回戦(千葉マリン)の7回、投球練習を始めたところで右股関節に違和感を覚え、降板した。病院には行かず、アイシングで様子を見る。

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ロッテ、小野痛い降板[スポニチ]

小野の負傷降板を境に勝利パターンから一気に暗転した。6回を1安打1失点と好投も、7回が始まる前の投球練習で右股関節痛を訴え続投を断念。藤田、神田、バーンの救援陣が4点リードを守れなかった。「小野がいい投球をしていたので残念。悪化させる訳にはいかないので仕方ない」とバレンタイン監督。3位・日本ハムとは4ゲーム差に逆戻り。アイシング治療する小野は悔しそうに「申し訳ない」とつぶやいた。

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ロッテ、小野負傷で暗転[サンスポ]

ロッテは小野の負傷降板を境に勝ちパターンから一気に暗転した。

6回を1安打1失点と好投していた右腕は、右股関節痛で7回の投球練習で続投を断念。そして4点リードを救援陣が守れない。「打線が下位に向かっていたため」(バレンタイン監督)という藪田温存も裏目に出た。

小野は「申し訳ないの一言しかない」と沈痛の表情。病院には行かずアイシング処置で様子を見るが、戦列を離脱する事態となれば、今後の戦いに大きく影響しそうだ。

青野
「風のおかげだと思う。打った瞬間はどうなるか分からなかった。」(4回に右越え本塁打)
バレンタイン監督
「小野はいい投球をしていただけに残念。打線は十分に勝てるだけの仕事をした。」

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