わたしはかもめ2006年鴎の便り(8月)

便

8月26日

東北楽天5x−4千葉ロッテ(フルキャスト)

楽天が2夜連続の延長戦を6月13日以来となる今季3度目のサヨナラ勝ちで制した。楽天は4−4の同点で迎えた延長11回、連続安打で1死一、三塁とすると、山崎武の自身5度目、今季2度目のサヨナラ打で4時間16分に及んだ試合に決着をつけた。楽天は先発・グリンが8回を被安打6、自身最多タイの11奪三振。その後、救援陣がロッテを無得点に抑えた。打線も今季最多の19安打。一方、ロッテは9回小林雅が捕まり、最後は小宮山が抑えきれずに今季3度目のサヨナラ負け。3位日本ハムとのゲーム差は8.0と広がった。

1234567891011R
千葉ロッテ120000010004
東北楽天00000210101x5x
塀内
「打ったのはストレート。ストライクが来たらすべて打つつもりでバットを振っていました。初球から振って追い込まれていたけど、うまくはじき返すことができました。昨日(25日)はせっかく投手陣が頑張っていたのに点が取れなかったので、今日は打線がたくさん点を取って投手陣を楽にさせてあげたいですね。」(1点リードの2回1死一、二塁から左中間を破る2点タイムリー二塁打)

ページトップ

ボビー痛い●、延長サヨナラ

3試合連続の延長戦の末、ロッテが楽天に痛いサヨナラ負けを喫した。1点リードの9回に守護神小林雅が3安打で同点に追いつかれると、最後はベテラン小宮山が延長11回にサヨナラ打を浴びた。

延長10回を三者凡退に抑えた小宮山を、続く11回も続投させた。救援陣は神田、高木が残っていたが、バレンタイン監督は「神田は他のピッチャーと同じか、それ以上に疲れていた」。藤田、薮田、小林雅はいずれも3連投。「みんな仕事し過ぎというのは否めない」と、疲れがあることを認めた。

プレーオフ進出へ望みをつなぐべく執念はみせた。8回には4番里崎のスクイズで勝ち越し。9回裏2死一、二塁からはレフト平下が好返球し、里崎が吹き飛ばされながらも意地のブロック。しかし最後は力尽きて、3位日本ハムとの差は今季最大の8ゲームに開いた。

小宮山
「満塁にするかの判断をベンチに仰いだら勝負だった。外野に飛ばされると厳しい。内野フライにしたかったけど仕方ない。」(延長11回1死、一、三塁の場面)

ページトップ

ロッテ・小林雅が小宮山が…9回1点差守れず延長で力尽きる[サンスポ]

9回に小林雅が1点差を守れず、最後は小宮山が力尽きた。「(投手陣は3日続きの延長戦で)仕事のし過ぎは否めない」とバレンタイン監督は沈痛の表情。11回に相手の好守で得点を阻まれて「流れが向こうに傾いてしまった」と小宮山。40歳のベテランは「踏ん張らないといけなかった」と顔をしかめた。

小野
「チームが勝たないと意味がない。後半戦は1度も勝ててないから…。」(6回2失点)

ページトップ

ロッテ、小宮山踏ん張れず…[スポニチ]

10回を3人で片づけた小宮山だが、11回につかまり「踏ん張りたかったんだが」と肩を落とした。8回に4番・里崎がスクイズを決めて勝ち越し。だが9回に守護神・小林雅が追いつかれ、3試合連続延長戦の末にサヨナラ負けを喫した。中継ぎの神田が登板過多による疲労で投げられない事情もあり「みんな(中継ぎ)仕事をし過ぎというのは否めない」とバレンタイン監督は話した。

ページトップ