わたしはかもめ2006年鴎の便り(9月)

便

9月6日

千葉ロッテ0−4西武(千葉マリン)

西武が完封リレーで3連勝。貯金を02年以来、今季最多の25とした。ソフトバンクとのゲーム差は1.5と変わらず。西武は2回、細川の7号3ランで先制。8回には福地の適時三塁打で追加点を挙げた。福地は4打数4安打、1打点、2盗塁の活躍。先発・松坂は、7回を投げ6連続を含む9奪三振、3安打無四球で15勝目をマーク。ロッテ先発・渡辺俊は今季最多の137球を投げたが、4失点で自身初の10敗目を喫した。打線は散発の4安打、今季14度目の完封負け。千葉マリンで6連敗となった。

123456789R
西武0300000104
千葉ロッテ0000000000

◇松坂と投げ合いも…

渡辺俊は8回途中を4失点で10敗目。2回1死後、中村、福地で連打されると、続く細川にカウント1−3から125キロのシンカーを左翼席中段に運ばれた。 3〜7回は何とか要所を締めたが、8回2死から四球を出すと、前打席まで3安打されていた福地に左中間を割られて致命的な4失点目。

松坂との投げ合いは昨年のプレーオフ第1ステージ第1戦以来。そのときは7回1失点と好投したが、この日は今季の投球を象徴するかのように簡単に失点した。「大輔(松坂)相手だったのに、早い回に3点を失い、野手の人に申し訳ない。その後は粘ることができたが、最後に同じ打者に何度も打たれて情けない。調子自体は良くなってきたが、負けたら仕方がない」と肩を落とした。

◇投げ合い、松坂に軍配

7回3安打無失点、9奪三振。数字から見れば、松坂の投球は圧巻だったが、決して攻略できなくはなかった。1回、西岡の左飛、青野の三ゴロは、共に直球系のボールをとらえる会心の当たり。立ち上がり、変化球を多投した松坂は制球にバラつきがあったためか、2回から急遽セットポジションに変更。それでも先頭打者のベニーが初球の146キロの真っ直ぐを鮮やかに中前へはじき返すなどつけこむ余地はあった。

しかし、悪くても踏ん張るのがエースの投球。早い回に3失点した渡辺俊とは対照的に、尻上がりに調子を上げる内容で7回まで70球の省エネ投球。5、6回の21球で6者連続して空振り三振に仕留めたのは、脱帽の一言だけ。9回1死から西岡が三塁打を放ったが、見せ場はこれだけ。バレンタイン監督は「(松坂が)本当に良かったと思う。あまりチャンスをつくることができなかった」と、淡々とした表情で話した。4回の福浦の一邪飛落球など、目的を失いつつあるチームは攻守に集中力がなく、首位チームに連敗した。

バレンタイン監督
「渡辺俊は全体的にいい投球をしていた。2回に3安打されて結果的に点につながってしまった。(里崎、橋本が欠場し、ここ数試合先発投手陣の序盤での失点に)多少なりとも2人がいないことで修正しなくてはいけないことがあるが、それが失点の大きな理由ではない。2人は最高の選手の1人だが、いないならいない中で戦うしかない。」

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ロッテ弟M11

イースタン・リーグで6日、ヤクルトが日本ハムに敗れたため、首位ロッテにマジックナンバー「11」が点灯した。ヤクルトがロッテ戦1試合を含む残り16試合に全勝しても、ロッテは残り12試合で11勝すれば、勝率で上回る。

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セパ連盟の統合を検討

野球協約改訂委員会の作業部会が6日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、コミッショナー事務局とセ、パ連盟の統合などについて検討された。

根来泰周委員長(74=コミッショナー)は「連盟をつぶしてしまうのかという疑問が出ていたが、それは誤解。統合はするが、つぶす訳ではない。球団を含め、それぞれの役割を明確にすることです」と語った。今後は各球団の意見をまとめながら具体案を詰めていく。

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俊介10敗

相手が好投手なら先制点献上は許されない。ロッテ渡辺俊は鉄則を守れなかった。2回表1死から連打で二、三塁。細川へ投じた内角球を左翼席に運ばれた。序盤での3失点。以降は粘ったが、8回表、福地にこの日4安打目となる適時三塁打を浴びて降板。今季10敗目を喫した。

反省の言葉しかない。「(松坂)大輔相手に早い回に3点を取られて、野手の人に申し訳ない。最後に同じ打者に同じように打たれて情けないです」。世界一となった3月のWBCでは共に先発の柱だった松坂と、昨年のプレーオフ以来となる投げ合い。だがシーズンでは5勝10敗と15勝4敗。個人成績がチーム状況を象徴する形となった。

バレンタイン監督は渡辺俊に「全体的にはいい投球ができていたが、2回に3安打を打たれて、結果的には負けにつながってしまった」と話した。残り15試合で、昨季覇者の意地を見せるしかない。

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ロッテ・渡辺俊とうとう10敗目「調子は悪くないが…」[サンスポ]

渡辺俊が7回2/38安打4失点で、とうとう10敗目(5勝)。2回に細川に浴びた先制3ランが致命傷となり、137球の力投も実らなかった。松坂との対戦に「大輔相手に早い回に3点も取られてはダメ」と反省しきり。昨季は15勝(4敗)し、アジア制覇の原動力となったサブマリンだが、これで自身初の2ケタ敗戦。「調子は悪くないが…。負けてしまっては仕方ない」と肩を落とした。

バレンタイン監督
「松坂の投球内容が本当によかった。チャンスを作ることさえ、あまりできなかった。」

◇ロッテ2軍にマジック

ヤクルトが日本ハムに敗れたため、首位ロッテにマジックナンバー『11』が点灯した。ヤクルトがロッテ戦1試合を含む残り16試合に全勝しても、ロッテは残り12試合で11勝すれば、勝率で上回る。

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渡辺俊あぁ10敗…3連敗で借金2[報知]

今春のWBCの先発3本柱が明暗を分けた。ロッテ・渡辺俊は、西武戦今季初登板。レギュラーシーズンでは初となる松坂との投げ合いで、2回に細川の3ランで3失点。3回以降は持ち直したが、8回に福地にダメ押し打を浴びて降板した。「(松坂)大輔相手に早い回に3点も取られ、チームに申し訳ない」。昨年は3戦3勝と抜群の相性を誇った相手に自身初の10敗目を喫し、サブマリンはガックリとうなだれた。

チームは3連敗で4月23日以来の借金2。3位の日本ハムと10.5差のまま、残り15試合となった。4戦連続2ケタ安打の打線も4安打と沈黙し、14度目の零敗。バレンタイン監督は「松坂が本当によかったので、こちらはチャンスを作れなかった。渡辺俊は全体的にいい投球だった」と、右腕をかばった。

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ロッテが今季14度目のゼロ敗[サンスポ]

“終戦”のときが刻一刻と近づく。ロッテは松坂攻略への気概が感じられないまま、今季14度目のゼロ敗で3連敗。バレンタイン監督も「松坂は本当によかった」と相手エースを褒めるしかない。指揮官は周囲から「意地を見せて欲しいのですが…」と振られると「次の質問は?」。3〜7回、渡辺俊が6奪三振と奮起したが、打線は松坂にそれ以上の8三振を喫した。10敗目を喫したサブマリンは「松坂相手に早い回に失点し、野手の方に申し訳ない」と悔やんだ。

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ロッテ2軍にマジック11点灯[ニッカン]

イースタン・リーグで6日、ヤクルトが日本ハムに敗れたため、首位ロッテにマジックナンバー「11」が点灯した。ヤクルトがロッテ戦1試合を含む残り16試合に全勝しても、ロッテは残り12試合で11勝すれば、勝率で上回る。

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