ソフトバンクが今季14度目の完封勝ちを収め、8年連続のAクラスとプレーオフ進出を決め、2位をキープした。ソフトバンクは2回、本間の適時打、山崎の犠飛で2点を先制。7回には松中が2点適時二塁打を放ち追加点を挙げた。先発・杉内は7回1/3を投げ、被安打4、奪三振7、無失点で自身の連敗を3で止め、5月14日以来の7勝目をマーク。ロッテは2試合連続の完封負けで今季6度目の4連敗。借金は4月16日以来の3になった。先発・久保はソフトバンク戦プロ入りから勝ち星なしの5連敗で11敗目を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
福岡ソフトバンク | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | x | 4 |
ロッテが今季15度目の完封負けで、10日にもプレーオフ進出の可能性が消滅する。先発の久保は2回に2四球をきっかけに2点を失うなど7回途中4失点。打撃陣は里崎に加え、「まだ完全にケガが直っていない」(バレンタイン監督)と西岡も先発から外した。手負いの状況で、4安打に抑えられ、逆転のきっかけもつかめない。これで22イニング連続で無得点となった。
10日は今季3敗を喫している苦手斉藤和が先発する。ロッテが負けるか、日本ハムが勝てば1年前にプレーオフ優勝を決めた思い出の地で、終戦を迎えることになる。バレンタイン監督は「最後まで最善の力を出すことは変わらない」と話した。
ロッテの瀬戸山球団代表は9日、高校生ドラフト会議(25日・東京)での指名方針について、斎藤佑樹投手(東京・早実高)がプロ志望届を提出すれば「欲しい投手」と獲得に強い興味を示した。
斎藤のほか、現時点での1位指名候補には4投手をリストアップ。PL学園高(大阪)の前田健太投手らが含まれている見込み。
2試合連続15度目の零敗で4連敗。四球を連発する久保のリズムの悪さで、打線はさらに低調になった。7月29日以来の勝利を目指し、球威重視の力の投球にスタイルを変えたが「四球が全て。リリースポイントが一定しない」。10日にもプレーオフ進出の可能性が消え、連覇への道が断たれる。「最後までベストを尽くすことは変わらない」というバレンタイン監督の言葉にも寂しさが募った。
打線は5日の西武戦から22イニング連続無得点となり、2試合連続15度目の零敗で4連敗を喫した。これで3位・日本ハムとは12.5ゲーム差。10日の結果次第でプレーオフ進出の可能性が消滅する。「最後まで最善の力を出すことは変わらない」とバレンタイン監督。いつもなら敗戦後は顔を真っ赤にするが、この日は終始淡々とした表情。昨年、31年ぶりのリーグ制覇を決めた福岡で厳しい現実をかみしめていた。
ロッテは今季15度目の完封負けで4連敗。10日にもプレーオフ進出の可能性が消え、連覇への道が断たれる窮地に追い込まれた。先発の久保は2回に2四球をきっかけに2点を失うなど7回途中4失点。7月29日以来の勝利を目指したが「四球が全て。リリースポイントが一定しない」と悔しがった。打っても22イニング連続で無得点。バレンタイン監督は「最後までベストを尽くすことは変わらない」と話すしかなかった。