わたしはかもめ2006年鴎の便り(9月)

便

9月19日

千葉ロッテ0−1オリックス(千葉マリン)

オリックスがデイビーの来日初となる完封勝利で、ロッテ戦2年ぶりの勝ち越しを決めた。デイビーは、9回、125球を投げ、被安打4、奪三振5、四球2の無失点で来日初の2ケタ勝利となる10勝目を挙げた。打線は1回に森山が二塁打で出塁すると、ロッテのサード青野のエラーで先制、結局これが決勝点となりそのまま逃げ切った。ロッテは先発・小林宏が今季最多の11三振を奪い、9回を1失点で投げきるも、打線の援護なく7敗目。チームは今季17度目の完封負けで、借金は今季ワーストタイの8となった。

123456789R
オリックス1000000001
千葉ロッテ0000000000

◇今季17度目の零敗

千葉ロッテは苦手のデイビーを攻略できず、今季17度目の零敗で楽天以外の4球団の負け越しが決まった。バレンタイン監督は「来年はまた新しい年が始まる。今はそう考える」。身長2メートルから角度のある球を巧みに操る右腕に、今季は1勝4敗。総得点はわずかに3とお手上げ状態。監督は「ストライクを先行させ、テンポよく投げてきて打者のタイミングをずらしている」と絶賛するしかなかった。

◇チャンスがあれば…

1失点と好投する小林宏の145球の完投も報われなかった。バレンタイン監督は「十分勝利に相応しい投球」とたたえたが、小林宏は「途中から何とか修正できたが、初回に先に点を与えては…」と渋い表情。残り5試合。次回の登板は未定だが、「チャンスがあれば2けた10勝を目指したい」と可能性がある限り、2年連続の2けた勝利を狙う。また規定投球数にもあと1イニングで到達する。

◇2年目の竹原が初安打

2年目の竹原が嬉しいプロ初安打。5回無死、デイビーの9球目の138キロの内角球を振りぬくと、鋭いライナーで遊撃手の頭を越える中前打となった。初球ファウル、2球目ストライクで追い込まれたが、粘って、フルカウントに持ち込んだ。「打ったのはストレート。やっとプロ野球選手になった気分。当たりは良くなかったが、素直に嬉しい」と笑みがこぼれた。プロ8打席目(7打数)。昨年はイースタンで23ホーマーし、本塁打王のタイトルを取った期待の大砲は、「この日を忘れずに、これからも頑張っていきたい。次は早く初ホームランを打ちたい」。

バレンタイン監督
「小林宏は十分休養が取れていたので完投させた。5回の無死一、三塁にうまく得点に結びつけれなかった。(先発出場の)竹原、南はとてもいいスイングをしていた。」

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17戦目の零敗

小林宏が1回の1点に泣いた。しかもサード青野が送球を後逸しての失点だけ。お預けとなった10勝目については「次回登板があるか分かりませんが、もしあれば2ケタ目指して頑張りたい」とコメントした。チームは今季17度目の零敗を喫し、デイビーには4敗目、楽天以外の4球団に負け越しも決まった。バレンタイン監督は「来年また新しい年が始まる。そう思っている」と言葉少なだった。

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エルフちゃんとゴウ君が初共演!“犬猿の仲”も仕事キッチリ[サンスポ]

言葉は悪いが、4位と5位の“消化ゲーム”。それでも19日の千葉マリンには笑顔があふれていた。心が穏やかになった。

仲が悪いはずの犬と猿の初共演にスタンドは大興奮だ。ロッテのベースボール犬・エルフちゃん(1歳、♀、ラブラドールレトリバー)と、オリックスのベースボール猿・ゴウ君(4歳、♂、ニホンザル)が史上初? のコラボレーションを実現させた。

まずはエルフちゃんが始球式に登場。マウンドに向かう途中で“休憩だワン”と立ち止まる場面もあったが、無事にお仕事を完了。5回終了後にはゴウ君の出番。トンボを持ってグラウンド整備のお手伝い。仕事を終えると、早実の斎藤佑樹投手に負けじと、ユニホームの中に忍ばせていた青いハンカチを出して汗をフキフキ。ハンカチ王子ならぬ“ハンカチモンキー”の演出に場内は爆笑に包まれた。

そして、再びエルフちゃん。初めてボールを球審に渡す大役を務めた。これまで数々の失敗を繰り返してきたエルフちゃんだが、今季最後の“登板”で見事に“無失点”で切り抜けた。

試合前には、夢のツーショットが実現。しかし、やっぱり犬猿の仲なのか!?ゴウ君がバットを振り回して近づけば、エルフちゃんもほえながら急接近。にらみ合う両者。あわや乱闘のシーンも…。

「お客さんはくぎ付けでしたね」と笑顔の球団関係者。12球団で最初に順位が確定したロッテだがファンは大満足。そう、こんなイベントがもっと見たい。

◇小林宏、完投報われず

先発の小林宏は9回を145球の完投、1失点(自責0)の力投を見せたが、援護なく7敗目(9勝)。昨季は2ケタ勝利を挙げた投手が6人もいたロッテだが、今季はいまだゼロ。バレンタイン監督は「勝利に相応しい内容だったが、チャンスを作れなかった」と肩を落とした。今季17度目の零敗。この日の敗戦で楽天以外のパ4球団に負け越しが決定した。

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ロッテ、無援小林宏7敗[スポニチ]

小林宏が無援に泣いた。初回に守備の乱れで1点を許したが、その後は丁寧な投球でオリックス打線を封じた。しかし打線が今季17度目の零敗。バレンタイン監督は「小林宏は勝利に相応しい投球だった」とここまで9勝の右腕を慰めた。しかし、残り5試合では次回登板も微妙。昨年は6投手が達成した2ケタ勝利はいまだゼロのまま。楽天を除くパ4球団に対する今季負け越しも決まった。

◇諸積、笑顔の引退会見

今季限りでの現役引退を決めたロッテ・諸積兼司外野手(37)が19日、千葉マリンで会見。「若手起用は当然だが、出番が減って大好きな野球ができなくなった」と8月中旬に引退を決意したことを明かした。ファンから愛されたキャラクターらしく「西岡か渡辺正に、雨の日にヘッドスライディングをやって欲しい」と試合中止時に自身が行ってきたパフォーマンスの後継者も募集した。93年ドラフト5位で入団。プロ13年間の通算成績は1109試合で打率.263、7本塁打、153打点。「1度は監督をしてみたい。本当に夢だけど」と最後も笑顔を見せた。24日の本拠地・日本ハム戦で引退セレモニーを行う。

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千葉で「犬猿競演」実現[ニッカン]

オリックスのボールモンキー・ゴウくん(オス、3歳)が千葉マリンに登場。イニングの合間にグラウンドを整備するトンボかけのパフォーマンスを行うなど、球審にボールを運ぶロッテのボール犬・エルフちゃん(メス、1歳)との“犬猿競演”でスタンドを盛り上げた。

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ロッテの諸積が現役引退を発表[ニッカン]

ロッテ諸積兼司外野手(37)が19日、今季限りでの現役引退を発表した。この日、千葉マリンスタジアムで会見。「13年間、千葉ロッテでプレーできて嬉しく、幸せに思います」と感慨深げに振り返った。今季は大松らの台頭もあり19試合の出場にとどまり、5月1日に出場選手登録を抹消。「2軍では試合に出られるかと思ったんですけど。8月中旬にやめようかな」と決断したという。今後は未定だが「やってみたいですね」と指導者にも興味を示した。瀬戸山球団代表は「何らかの形で残ってもらいたいと思っています。まだ決めてませんが」と語り、編成部門などを含めて今後検討される。

93年のドラフト5位で日立製作所から俊足、好守の外野手としてロッテに入団した。明るいキャラクターとガッツあふれるプレーが売り。雨中のヘッドスライディングや昨年5月27日の横浜戦(千葉)での顔面ダイビングキャッチなどが印象的だった。19日現在の通算成績は1109試合、2割6分3厘、103盗塁。

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ロッテ諸積が現役引退発表[デイリー]

ロッテの諸積兼司外野手(37)が19日、今季限りでの現役引退を発表した。「8月中旬に決意して、チームメートにも伝えた。13年間、37歳までやれるとは思っていなかった」と語った。今後については「まだ何も決めていない。球団で何かしらの恩返しはしたいし、夢として1回は監督をやってみたい」。瀬戸山球団代表も「何らかの形で球団に残ってもらいたい」と話した。24日の日本ハム戦(千葉マリン)で引退試合を行う予定。

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諸積が引退表明…ロッテ一筋13年[報知]

ロッテの諸積兼司外野手(37)が19日、今季限りでの現役引退を表明した。本拠地最終戦となる24日の日本ハム戦で引退セレモニーが実施される。今後は未定という。

13年目の今季は19試合に出場し3打数1安打、5月からは2軍暮らしが続いていた。諸積は「大好きな野球ができなくなったのが(引退を決めた)1番の理由。この年までプレーできて幸せに思う」と語った。

諸積は福島・学法石川高から法大、日立製作所を経て1994年にドラフト5位でロッテに入団。19日までの通算成績は1109試合で打率2割6分3厘、7本塁打、153打点。

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ロッテ諸積が引退を表明[ニッカン]

ロッテ諸積兼司外野手(37)が19日、今季限りでの現役引退を表明した。本拠地最終戦となる24日の日本ハム戦で引退セレモニーが実施される。

13年目の今季は19試合の出場にとどまり、3打数1安打、5月からは2軍暮らしが続いていた。諸積は「大好きな野球ができなくなったのが(引退を決めた)1番の理由。この年までプレーできて幸せに思う」と話した。

諸積は福島・学法石川高から法大、日立製作所を経て94年にドラフト5位でロッテに入団。19日までの通算成績は1109試合で打率2割6分3厘、7本塁打、153打点。

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