わたしはかもめ2006年鴎の便り(9月)

便

9月24日

千葉ロッテ8−4北海道日本ハム

ロッテが8月16日〜8月18日以来の2連勝で本拠地最終戦を白星で飾った。ロッテは3点を追う5回、今江の走者一掃3点適時二塁打で同点に追いつくと、7回にはベニーの自身3本目となる16号満塁本塁打で勝ち越した。先発・清水直はチームトップタイの9勝目をマーク、チームは11カードぶりの勝ち越し。日本ハムはリードを守りきれず、9月初の2連敗、13カードぶりの負け越しを喫したが、首位・西武が敗れた為、ゲーム差なしの2位は変わらず。なお、日本ハム・MICHEALの単独でのセーブ王が確定した。

123456789R
北海道日本ハム0200200004
千葉ロッテ01003040x8

◇ベニーが満塁弾

4−4の7回1死満塁で5番・ベニーが勝ち越しの満塁アーチ。「モロ(諸積)の引退試合だったので、チーム一丸となって勝利をプレゼントしたかった」。ボール球、ファールでカウント1−1からの3球目。岡島の甘く入ってきたカーブを逃さなかった。思いきり振りぬいた打球は、左翼席ポール際に巻き込むように飛び込むグランドスラムとなった。「勝利に貢献できる一打だった。岡島から初めて打ったヒットが満塁ホームラン。最高の結果が出た」。

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高校生ドラフト、2巡目ロッテのみ

ドラフト1巡目は入札抽選制。大学・社会人ドラフトの希望枠を回避した球団だけが、2巡目指名でき、今年はロッテのみ。3巡目からはウエーバー、逆ウエーバー順に指名を繰り返していく。なお大学・社会人ドラフトは11月21日に行われる。

◇06年高校生ドラフト上位指名予想

球団1巡目抽選外れ2巡目
1横浜田中将大投手(駒大苫小牧)木村文和投手(埼玉栄)指名権なし
2楽天田中将大投手(駒大苫小牧)木村文和投手(埼玉栄)指名権なし
3広島田中将大投手(駒大苫小牧)なし指名権なし
4オリックス田中将大投手(駒大苫小牧)吉川光夫投手(広陵)指名権なし
5巨人堂上直倫内野手(愛工大名電)坂本勇人内野手(光星学院)指名権なし
6ロッテ増渕竜義投手(鷺宮)延江大輔投手(瀬戸内)佐藤賢治外野手(横浜)
7ヤクルト増渕竜義投手(鷺宮)梅村学人投手(三重)指名権なし
8ソフトバンク大嶺祐太投手(八重山商工)なし指名権なし
9阪神堂上直倫内野手(愛工大名電)野原将志内野手(長崎日大)指名権なし
10西武増渕竜義投手(鷺宮)朱大衛投手(中部大一)指名権なし
11中日堂上直倫内野手(愛工大名電)橋本良平捕手(智弁和歌山)指名権なし
12日本ハム田中将大投手(駒大苫小牧)植村祐介投手(北照)指名権なし

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ロッテ参戦

1巡目指名を好評しなかったロッテは、当初予想されたPL学園・前田から鷺宮・増渕へ方針転換したようだ。関係者の話を総合すると「田中、堂上、前田、延江の1巡目指名はない」状況で、増渕が浮上してきた。ただ競合を嫌うバレンタイン監督だけに、ドラフト直前に指名選手を変更した昨年のように「ボビーマジック」が飛び出す可能性も十分ある。ヤクルト、西武に加え、ロッテ参入なら3球団競合となる増渕はこの日、中学時代の恩師などに挨拶回りしていた。

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ロッテ急転、1巡目は鷲宮・増渕[スポニチ]

高校生ドラフトを翌日に控えた24日、ロッテが1巡目指名をPL学園・前田健太投手(18)から急転、鷲宮・増渕竜義投手(18)に変更したことが分かった。バレンタイン監督が西武、ヤクルトとの競合覚悟で“関東の怪腕”獲りに勝負を懸ける。また、今ドラフトの目玉右腕、駒大苫小牧・田中将大投手(17)には日本ハム、楽天、オリックス、横浜の4球団が競合する。ドラフトは25日、東京・港区の新高輪プリンスホテルで行われる。 昨年ドラフトに続く、前日の方向転換。1時間半のスカウト会議の末、出た答えが増渕争奪戦参戦だった。

昨年は競合確実だった大阪桐蔭・辻内(巨人)指名を直前で回避。青森山田・柳田を“1本釣り”した。今年は当初、駒大苫小牧・田中が筆頭候補。ところが最大5球団競合のリスクを避けるため、PL学園・前田指名に方針変更していた。それがこの日になって、早い段階から密着マークしていたとはいえ増渕への変更。「1巡目候補は5人(増渕、田中、堂上、前田、大嶺)しかいない。その中で競合するのは当然」と関係者は説明したが、混迷ぶりが浮き彫りとなってしまった。

昨年は辻内指名の場合、クジ引き順が最後だった。結果的に回避したもののバレンタイン監督は“残りクジ”しか引けないことに難色を示していたという。今ドラフトで増渕指名は西武、ヤクルト。競合すればロッテは両球団より先にクジを引くため、バレンタイン監督にとっても勝負強さを見せつける最高の舞台が用意されることになる。

在京球団を希望する増渕はこの日、関係者への挨拶回りのためグラウンドには姿を見せなかった。「小さい頃からプロ野球選手になるのが夢だった」と話していた増渕。149キロ右腕の夢はロッテがかなえるつもりだ。

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ロッテ、ベニーに残留要請[報知]

ロッテが、ベニー・アグバヤニ外野手(34)に対し、来季の残留を要請することが24日、分かった。来日3年目の今季は主軸として打率2割8分3厘、16本塁打、63打点をマーク。選球眼と勝負強さの評価は高く、球団は来季も欠かせない戦力と判断した。

本拠地最終戦のこの日は、同点の7回1死満塁の絶好機で岡島のカーブを左翼席へ。決勝の16号満塁弾を放った主砲は「勝利に貢献できる1打が打てて嬉しい」と振り返った。7月には右ひざの半月板を手術したが、現在は完治。万全の状態で望む来季は、04年同様、3割30発の期待がかかる。

また、マット・フランコ内野手(37)、マット・ワトソン外野手(28)、ヴァル・パスクチ外野手(27)、ケビン・バーン投手(32)、ジャスティン・ミラー投手(29)の5選手の来季については未定。ミラーを除く4選手は27日に米国に帰国する予定だ。

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ロッテ諸積13年の現役生活にピリオド[ニッカン]

涙が、すぐに爆笑に変わった。ロッテ諸積が、引退セレモニーで最後の“雨中のヘッドスライディング”を決めた。この日は、運悪く?快晴だったが、ホーム上に敷いたビニールシートにホースで水をまき、仮想雨の日の準備は万端。一塁…二塁とヘッドスライディングを決め、最後はユニホームの泥んこを豪快に洗い流した。「こんなこと言うのも何ですが、普通に引退させて下さい」。息を切らし、マイクで発した言葉に、千葉マリンが大爆笑に包まれた。

13年間の現役生活最後の試合は「1番中堅手」で先発出場。第1打席で中前打を放ち、お役御免となった。「モロコール」に何度も頭を下げて、感謝の気持ちを表現した。「こんな男に最後までご声援頂き、ありがとうございました」。花束を受け取ると涙が止まらなくなった。打って、泣いて、笑いをとって。最後まで諸積らしく、現役生活のフィナーレを飾った。

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引退の諸積 涙と笑いの有終ヘッド[デイリー]

ロッテ・諸積が“引退試合”で「1番・中堅」で先発し、1回に中前安打を放ち有終の美を飾った。長男の怜君から花束を受け取ると涙を流した。「ウイニングボールは一生の宝物です」。最後は本塁上に水を張ったビニールシートを敷き、雨天中止の際にファンを楽しませてきたヘッドスライディングを再現。「普通に引退させて欲しかった」。涙と笑いの引退セレモニーだった。

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涙あり笑いあり…ロッテ・諸積が引退試合「幸せです」[サンスポ]

涙と笑いに包まれた引退試合だった。諸積が『1番・中堅』で先発出場。「モロ!!モロ!!」とファンが飛び跳ねるなか、第1打席で中前打を放った。試合後のセレモニーでは、涙を流しながら「13年間プレーすることができ、本当に嬉しく、幸せです」と挨拶。雨天中止の試合では、ヘッドスライディングでファンを楽しませたため、この日も全力疾走を披露。息を切らせながら「普通に引退させてください」と話すと、スタンドは大爆笑だった。

バレンタイン監督
「選手はシーズン最後まで全力を尽くしてくれた。(4位は)チームを指揮した私の責任。来年はもっといい試合をしたい。」
ベニー
「モロ(諸積)の引退試合ということでチームが一丸となっていた。勝利に貢献できてよかった。」(7回に決勝満塁弾)

◇始球式

ロッテ−日本ハム20回戦(千葉マリン)で、日韓合作映画『あなたを忘れない』に主演したイ・テソンさん(21)が始球式を行った。

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ロッテ、ベニー満塁弾で締め[スポニチ]

本拠地最終戦をベニーのグランドスラムで飾った。7回1死二、三塁から里崎の敬遠で回ってくると、岡島のカーブを強振。打球は左翼ポール際へ吸い込まれた。「諸積の引退試合だったので勝利に貢献したかった」と3年間をともにした仲間に16号満塁弾を贈った。「シーズン途中で順位は決まったが、選手は誇りを持って戦っている」とバレンタイン監督。昨季王者の意地で優勝争いを繰り広げる日本ハムに連勝した。

◇諸積ずぶ濡れ引退

ずぶ濡れで諸積がプロ13年間の現役生活にピリオドを打った。1番・中堅で先発すると中前打を放ち交代。94年初打席も遊撃内野安打だったこともあって「いい感じで始まり、打って締めくくれた」。試合後のセレモニーではファンによるトラック10台分の紙吹雪に感極まって涙を見せたが、直後に水をまいたシートが本塁上に用意され“モロコール”と共にヘッドスライディング。「普通に引退させてください」と最後までファンを喜ばせていた。

◇5外国人も今季限り

ロッテのマット・フランコ内野手(37)、ヴァル・パスクチ外野手(27)、マット・ワトソン外野手(28)、ケビン・バーン投手(32)、ジャスティン・ミラー投手(29)の外国人5選手が今季最終戦の10月1日楽天戦(フルスタ宮城)を待たずに米国へ帰国し、そのまま退団となる可能性が高いことが24日分かった。来季残留が決定的なベニー・アグバヤニ外野手(34)は最終戦までチームに帯同する。

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ロッテの諸積が引退試合、頭から滑ってサヨナラ[サンスポ]

「普通に引退させてください」−。涙と笑いに包まれた引退セレモニーに、諸積は照れ笑いしながら感謝した。

ロッテ一筋、13年間の締めくくりは引退スピーチではなく、雨天中止の際にファンを楽しませてきた恒例のヘッドスライディングだった。晴天の下、本塁付近に設置したシートに水を張って準備万端。水しぶきをあげた37歳は「最後に水の上で滑れて幸せでした」。

試合でも1回の中前打で有終の美を飾り、顔をクシャクシャにして「今日のウイニングボールは一生の宝物です」。今後は球団に何らかの形で残る予定だ。

バレンタイン監督
「(優勝を逃したのは)私の責任。来季はもっといい仕事をすると保証する。」
ベニー
「チーム一丸で諸積さんに勝利を贈りたかった。」(7回に勝ち越し満塁弾)
清水直
「今季は何とか粘ってやってきた感じ。2ケタを続けてきたことには、こだわりがある。」(9勝目。5年連続2ケタ勝利に望みをつなぎ)

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諸積、最後の「雨中」滑り込み[ニッカン]

ロッテ諸積が引退セレモニーで最後の“雨中のヘッドスライディング”を決めた。この日は運悪く?快晴だったが、球団側がビニールシートにホースで水をまいて準備。左打席から一塁、二塁と回り、水たまりのホームへ豪快に滑り込んだ。13年間で最後の試合は「1番中堅手」で先発出場し、第1打席に中前打を放ち交代した。「こんな男に最後までご声援頂き、ありがとうございました」。明るさと全力プレーがトレードマークの諸積だったが、花束を受け取ると涙が止まらなかった。

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ロッテ一筋の諸積、頭から滑ってサヨナラ[報知]

「普通に引退させてください」−。涙と笑いに包まれた引退セレモニーに、ロッテ・諸積は照れ笑いしながら感謝した。

ロッテ一筋、13年間の締めくくりは引退スピーチではなく、雨天中止の際にファンを楽しませてきた恒例のヘッドスライディングだった。晴天の下、本塁付近に設置したシートに水を張って準備万端。水しぶきをあげた37歳は「最後に水の上で滑れて幸せでした」。

試合でも1回の中前打で有終の美を飾り、顔をクシャクシャにして「今日のウイニングボールは一生の宝物です」。今後は球団に何らかの形で残る予定だ。

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西岡が追撃タイムリー[ニッカン]

ロッテ西岡が追撃のタイムリーを放った。2点を追う2回2死一、三塁から右前に運んだ。「打ったのはストレート。何が何でもランナーを返したいと思っていたので、最後はうまく弾き返すことができて良かったです。今日はモロ(諸積)さんの引退試合なので絶対に勝たないといけない」とコメントした。

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パの観客動員増える[報知]

プロ野球パ・リーグは24日、8試合を残して今季の観客動員数が831万2674人となり、昨季の825万2042人を上回ったと発表した。

1試合平均も昨年の2万226人から556人増え、2万782人。球団別のトップはソフトバンクで1試合平均は2万9962人。激しいレギュラーシーズン1位争いを続ける日本ハムが2試合を残し、前年より約3000人増の2万3005人となっている。

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パの観客動員アップ[ニッカン]

パ・リーグは24日、8試合を残して今季の観客動員数が831万2674人となり、昨季の825万2042人を上回ったと発表した。

1試合平均も昨年の2万226人から556人増え、2万782人。球団別のトップはソフトバンクで1試合平均は2万9962人。激しいレギュラーシーズン1位争いを続ける日本ハムが2試合を残し、前年より約3000人増の2万3005人となっている。

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