わたしはかもめ2006年鴎の便り(10月)

便

10月6日

大嶺「ロッテは素晴らしい」[デイリー]

ロッテが6日、高校生ドラフトで1巡目指名した八重山商工・大嶺祐太投手(3年)に、沖縄・石垣市の同校で指名挨拶を行った。意中の球団ではないロッテ入団に難色を示していた大嶺だが、この日は態度を軟化。春季キャンプを石垣島で行う構想を披露するなど交渉への秘策も用意していた瀬戸山隆三球団代表(53)らは好感触を得た。

指名後初のロッテとの顔合わせの席に、これまでのかたくなな大嶺の姿はなかった。同席した永野スカウトは「久し振りに笑顔を見れてよかった」と胸をなで下ろした。相思相愛だったソフトバンク入りはかなわなかったが、150キロ右腕の心は、夢であるプロ入りへと傾きつつあった。

気持ちの変化を物語るように、約30分間の話し合い後、会見場に現れた大嶺は「ロッテは素晴らしい球団だと感じた。ただ自分の人生なのでじいちゃん、ばあちゃんと話し合って納得して決めたい」。入団へ前向きとも取れる言葉を並べた。

ただ、「プロでやる自信はついてきたが、石垣から出て都会でやっていけるのかどうか不安」と率直な心境も吐露。16日以降の2回目の交渉では、条件提示を含め精神面でのケアについても話し合われそうだ。

入団に難色を示してきた大嶺説得へ、ロッテは秘策を用意していた。瀬戸山代表は「最大限の誠意を持ってお迎えしたい」と、08年にも春季キャンプを石垣島で行う構想を披露。指名挨拶前には、石垣市中央運動公園野球場や、建設中の室内運動場を視察。「2月の沖縄は雨期だと言うけれど調査したい」と話した。

バレンタイン監督からローマ字で「一緒にやりましょう」と書かれた色紙を贈られ「嬉しいです」とはにかんだ大嶺。「少し時間が欲しいと伝えた」と結論は先送りしたが、離島の星の気持ちは、プロ入りへ前進している。

ページトップ

瀬戸山代表、大嶺に「ほれ直した」石垣島キャンプで“誘惑”[報知]

大嶺入団への“ウルトラC”が飛び出した。指名挨拶に向かう直前、瀬戸山代表が温めていた秘策を明かした。「ジーロング、鹿児島、高知、宮崎などから誘いがあるが、(石垣も)その中の1つに入れたい」と同代表。大嶺が入団した場合、石垣島でのキャンプ開催を検討する方針を打ち出した。

石垣市中央運動公園は2面のグラウンドを持ち、来年3月には室内練習場が完成予定。プロ野球のキャンプ誘致に積極的で、市関係者は「設備改善などの要望にも対応していきたい」と話した。雨量も少なく、2月の平均気温は19.5度と気候も良好。来年は豪州・ジーロングと鹿児島で開催するため、石垣島キャンプは早くて08年からとなる。

指名挨拶を終えた瀬戸山代表は「大変な好青年」と大嶺の印象を語り、「改めてほれ直しました。手応えも我々なりにありました」と満足げな表情。バレンタイン監督はドラフト後に「大嶺選手やその家族、島の人々ともいい関係を築いていきたい」と話していた。大嶺入団が実現すれば、石垣島キャンプは大フィーバーとなりそうだ。

ページトップ

大嶺「素晴らしい球団」、ロッテと初交渉で好印象[報知]

ロッテは6日、瀬戸山隆三球団代表(53)ら3人が、沖縄・石垣の八重山商工で高校生ドラフト1巡目の大嶺祐太投手(18)に指名挨拶を行った。大嶺は決断を保留したが、好印象を受けた様子だった。ロッテは08年から石垣島でのキャンプ開催を検討しており、第2回交渉にはボビー・バレンタイン監督(56)も出席予定。あの手この手で説得をしていく。

ロッテとの初交渉を終え、大嶺は好印象を抱いた様子だ。瀬戸山球団代表から「ロッテは日本一、アジア一の球団。投手陣の年齢が上がってきているので、活躍の舞台は広がっている」と熱い口調で聞かされた大嶺。「本当に素晴らしい球団だと思った」と交渉後の会見の中で何度も繰り返した。バレンタイン監督から「一緒にやりましょう」とローマ字で書かれた色紙を送られ、大嶺も「嬉しいですね」とはにかむ場面もあった。

強行指名に踏み切ったロッテに対して、悪い印象を持っている訳ではない。同席した添石邦夫校長(59)は「誤解されがちだが、悪いイメージはないですよ」という。

だが、結論はまだ出ていない。「プロへの意識は高まった?変わってはいないです。自分の人生なので、納得できるまで話し合って、なるべく早く決めたいです」と大嶺は終始緊張した表情だった。次回の交渉までに祖父母と、この日は県大会のため同席しなかった伊志嶺吉盛監督(52)を交え、改めて話し合うことになる。

ページトップ

大嶺に破格条件!ロッテ石垣島キャンプも[スポニチ]

ロッテは6日、高校生ドラフトで1巡目指名した八重山商工・大嶺祐太投手(18)に沖縄・石垣島の同校で指名後、初の挨拶を行った。瀬戸山隆三球団代表(53)は大嶺が生活環境の違いから、在京球団入りに不安を口にしていることについて、将来的にキャンプ地を石垣島に変更する考えがあることも示唆。異例の“破格条件”提示で、未知なる力を秘めた151キロ右腕入団にこぎつけたい考えだ。

瀬戸山代表の顔は真剣そのものだった。将来のエース候補、大嶺を口説き落とすためなら、キャンプ地を変えることだっていとわない。

瀬戸山代表
「実現するかは分からないが、石垣島でキャンプをすることも考えていかなくてはならない。(オーストラリア)ジーロング、鹿児島、高知、宮崎と各地から熱心に誘われているけれど、ここもその中の1つとしてね。」

ドラフトでは相思相愛だったソフトバンクとの間に割って入って強行指名。バレンタイン監督が交渉権を引き当て、大嶺サイドは態度を硬化させていた。指名から11日。ようやく挨拶にこぎつけた球団側の“誠意”はキャンプ地変更という異例の破格条件だった。

同代表もだてや酔狂で話している訳ではない。この日の挨拶前に石垣島市営球場を視察。石垣市中央運動公園内にある球場は両翼90メートル、中堅120メートル。隣接する多目的グラウンドはナイター設備付きで両翼95メートル、中堅120メートルの広さを誇る。来年3月には近隣に室内練習場も完成予定で、3施設全てが徒歩移動可能。キャンプ地として石垣島を“マリーンズタウン”とすることは十分に可能だ。今年からキャンプ地としたジーロング市は、それまでの鹿児島と比べて、温暖なことが大きな決め手だった。その点、石垣島の2月の平均気温は19.5度で降水量も2月は平均107.5ミリと少ない。ジーロング市とは来年までの2年契約で08年以降は白紙。石垣島をキャンプ地とすれば、約4万7000人の島民の心も一気につかむことができる。

添石校長と共に挨拶の席に着いた大嶺は会見で「プロは子供の頃からの夢。ロッテはいい球団」としながらも「自分の整理がついていないのでゆっくり考えたい。本当に上(プロ)でやれるのか心配。精神面が弱いし、石垣島から都会に出る訳だから」と慎重に言葉を選んだ。一方でバレンタイン監督からローマ字で書かれた“一緒にやりましょう”の色紙を手渡した瀬戸山代表は「少し時間をくださいと言われたが、我々としては好感触。あらためてほれ直しました」と手応えを話した。

難航は覚悟の上。それでも、最速151キロ腕を逃す訳にはいかない。ロッテが最大限の誠意をもって今後の交渉に臨む。

◇本格的な入団交渉は15日にも

ロッテと大嶺との本格的な入団交渉は15日にも行われる。7日の沖縄秋季大会に出場するため、指名挨拶を欠席した八重山商工・伊志嶺監督は「15日以降に(交渉が)もう1度あるでしょう。機会があれば、私もこれまでの経緯を聞いてみたい」として、次回は大嶺の祖父母と一緒に同席することを示唆した。一方、直接出馬を希望しているバレンタイン監督については「(条件など)具体的な話はまだできていない」(永野スカウト)として、しばらくは持ち越しとなりそうだ。

ページトップ

ロッテ難色大嶺に「石垣島キャンプ」検討[ニッカン]

石垣島でキャンプ!?ロッテが大嶺の口説き文句に、ウルトラCを用意していた。6日、入団に難色を示していた高校生ドラフト1巡目の八重山商工・大嶺祐太投手(3年)に初めての指名挨拶を行った。その際に瀬戸山球団代表から飛び出したのが、大嶺の地元「石垣島キャンプ」のビッグプランだった。

この日、午後4時30分からの指名挨拶の前に同代表が向かったのが、石垣市中央運動公園にある野球場だった。来年3月に完成予定の室内練習場と合わせ入念に視察。キャンプ実施に向け「選択肢の1つとして前向きに検討していかなくちゃいけないでしょう」と真剣な表情で話した。これが指名後から繰り返してきた「最大限の誠意」だった。

実現すれば石垣島にとっては億単位の経済効果が期待できる。来年は前半はオーストラリア、後半は鹿児島でキャンプを行うが再来年以降は未定。早ければ08年に実現する可能性もある。指名挨拶に同席した同校の添石校長は「挨拶の中でその話も出ました。実現すれば島としてもありがたい」と感激した。

指名直後から軟化してきていた大嶺は、この日はひとまず態度を保留。「ロッテは素晴らしい球団。石垣島から都会に出るのは精神面の不安もあるし、もう少し考えたい」と話した。次回交渉は16日以降の予定。瀬戸山球団代表は「あらためてほれ直しました。我々としては手応えを感じている」とラブコールを送った。

ページトップ

大嶺に「誠意」ロッテ石垣島キャンプ!?[ニッカン]

石垣島でキャンプ1?ロッテが大嶺の口説き文句に、ウルトラCを用意していた。6日、入団に難色を示していた高校生ドラフト1巡目の八重山商工・大嶺祐太投手(3年)に初めての指名挨拶を行った。その際に瀬戸山球団代表から飛び出したのが、大嶺の地元「石垣島キャンプ」のビッグプランだった。

この日、午後4時30分からの指名挨拶の前に同代表が向かったのが、石垣市中央運動公園にある野球場だった。来年3月に完成予定の室内練習場と合わせ入念に視察。キャンプ実施に向け「選択肢の1つとして前向きに検討していかなくちゃいけないでしょう」と真剣な表情で話した。これが指名後から繰り返してきた「最大限の誠意」だった。

実現すれば石垣島にとっては億単位の経済効果が期待できる。来年は前半はオーストラリア、後半は鹿児島でキャンプを行うが再来年以降は未定。早ければ08年に実現する可能性もある。指名挨拶に同席した同校の添石校長は「挨拶の中でその話も出ました。実現すれば島としてもありがたい」と感激した。

指名直後から軟化してきていた大嶺は、この日はひとまず態度を保留。「ロッテは素晴らしい球団。石垣島から都会に出るのは精神面の不安もあるし、もう少し考えたい」と話した。次回交渉は16日以降の予定。瀬戸山球団代表は「あらためてほれ直しました。我々としては手応えを感じている」とラブコールを送った。

ページトップ

大嶺、指名挨拶受けグラリ…ロッテは石垣島キャンプ検討[サンスポ]

高校生ドラフトでロッテから1巡目指名された八重山商工・大嶺祐太投手(18)が6日、沖縄・石垣市の同校で瀬戸山隆三球団代表(53)らの指名挨拶を受けた。当初は入団拒否の姿勢も見せたが、この日は入団に前向き。球団側は“石垣島キャンプ”という仰天プランも披露し、交渉を続けていくつもりだ。

大嶺は指名挨拶の席で何度も笑みを浮かべ、スカウト陣と兵庫国体の話題に花を咲かせた。

「球団(ロッテ)に悪いイメージはない。あとは、自分が(プロで)できるかどうか」。ドラフトで意中の球団ではないロッテから指名されたときには、気持ちの整理がつかなかった。しかし、時間が経つにつれ子供の頃から夢だったプロ野球選手への思いは強くなった。

バレンタイン監督からはメッセージ付きの色紙。さらに球団は背中を押すため、沖縄・石垣島での春季キャンプの検討を始めた。指名挨拶の前、瀬戸山球団代表は野球場のある石垣市中央運動公園を視察。建設中の室内練習場も見て回り「そういう選択肢も真剣に検討したい」と話した。来季は豪州・ジーロングと鹿児島でのキャンプが決まっているが、08年以降の候補地として高知、宮崎などと並んで加わりそうだ。

「迷っている部分もあるが、なるべく早く決めたい」と大嶺。次回交渉は16日以降。ドラフトで波紋を呼んだ右腕の気持ちは、一気にプロ入りに傾いた。

ページトップ

大嶺「プロでやれるか心配」−ロッテが八重山商工を訪問[サンスポ]

ロッテの瀬戸山隆三球団代表らが6日、沖縄県石垣市の八重山商工高を訪問し、高校生ドラフトで1巡目指名した大嶺祐太投手に挨拶した。

大嶺は記者会見では硬い表情のまま「気持ちの整理がついていない。納得して決めたい」と繰り返し、ロッテ側に祖父母や同校の伊志嶺監督と協議する時間を求めた。

また、意中の球団だったソフトバンクへの未練よりも「本当に上(プロ)でやれるのか心配。精神面が弱いし、石垣島から都会に出る訳だから」と不安を口にした。

瀬戸山代表は混乱を避けるために訪問を自粛したバレンタイン監督直筆の「一緒にやりましょう」との色紙を持参。「かたくなな印象はない。次のロッテを背負って欲しい」と14日以降に始まる交渉に期待感を示した。

ページトップ

PSG、名称公募要項を発表[スポニチ]

日本プロ野球組織(NPB)は6日、来季からセ、パ両リーグが同一形式で日本シリーズ出場権を争うポストシーズン試合(PSG)の名称公募要項を発表した。応募案を参考に「選考委員会」が名称を決め、11月14日のコンベンションで発表する。応募は1人1案までで、期間は10日から20日まで。抽選で20人に記念品が贈られる。官製はがきは、〒107−8880、赤坂郵便局局留「PSGネーミング案募集係」、電子メールでの応募と詳細はNPB公式ホームページから。

ページトップ

ポストシーズンゲームの名称を公募[ニッカン]

日本プロ野球組織(NPB)は6日、来季からセ、パ両リーグが同一形式で日本シリーズ出場権を争うポストシーズンゲーム(PSG)の名称の公募に関する募集要項を発表した。応募案を参考としてNPBが決定し、11月のコンベンションで新名称を発表する。

はがきとメールで応募が可能だが、1人1案しか受け付けない。期間は10月10日から同20日まで。応募者の中から抽選で20人に記念品が送られる。詳細はNPBの公式ホームページ(http://www.npb.or.jp/)まで。

ページトップ