ロッテが大学・社会人ドラフトで、トヨタ自動車・上野弘文投手(25)をリストアップしていることが9日、分かった。4巡目以降での指名を検討している。
投手王国再建を目指すロッテが、最速151キロ右腕に白羽の矢を立てた。上野は樟南高時代、投手として99年夏の甲子園で4強に進出。トヨタ自動車では主に抑えを任され、今年の都市対抗では球威ある直球を武器に4回1/3を無失点に抑えた。
ロッテは薮田、藤田、小林雅の救援トリオ「YFK」が健在だが、最も若い小林雅でも来季33歳を迎える。さらに、07年中には3人揃ってFA権を取得予定。神田らと並ぶ若手救援投手の強化が、課題の1つとなっており、中継ぎの即戦力として上野獲得を目指す。
ロッテの金星根(キム・ソングン)1・2軍巡回コーチ(63)が韓国プロ野球SKの監督に就任する。聨合通信(電子版)が9日、2年契約で契約金、年俸など総額8億ウォン(約9880万円)で合意したと伝えた。京都出身の金氏はOB(現斗山)など韓国5球団で監督を務め通算866勝。昨年4月、李承Y(現巨人)のいたロッテのコーチに就任していた。