わたしはかもめ2006年鴎の便り(10月)

便

10月12日

日本ハムがリーグ優勝

◇北海道日本ハム1−0福岡ソフトバンク(インボイス)

日本ハムが稲葉のサヨナラ・セカンド内野安打で25年ぶり東映時代を含め3度目のリーグ優勝を果たした。サヨナラ勝ちでのリーグ優勝決定は01年の近鉄以来、両リーグで7度目。日本ハムは8回まで二塁に走者を進めることができなったが、9回2死一、二塁から稲葉のサヨナラ打で日本シリーズ進出を決めた。日本ハム先発・八木は9回を3安打4奪三振で現プレーオフでのルーキー先発での白星は初。ソフトバンク・斉藤は8回2/3を5安打8奪三振も04年からプレーオフ4連敗。チームは3年連続でのプレーオフ第2ステージ敗退。

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福岡ソフトバンク0000000000
北海道日本ハム000000001x1x
西武伊東監督
「優勝おめでとうございます。昨年までは打撃中心のチームというイメージがありましたが、今年はそれにプラスして投手力の厚さを感じました。パ・リーグの代表として日本一になることを願っています。」
ソフトバンク王監督
「今シーズンのファイターズは投打のバランスの取れた素晴らしいチームでした。特に100試合を超えてからの戦いぶりは、先発、中継ぎ、抑えがきちんと役割を果たし、野手陣も含め全員一丸となった戦いぶりは見事の一言に尽きます。」
ロッテ・バレンタイン監督
「日本ハムは多くの打者が3割近い打率を残し、20本塁打を記録した打者も多かった。田中賢が打線に活気をもたらし、マイケル中村はリリーフ陣を安定させていた。昨シーズンよりも、はるかにいいチームだった。」
オリックス中村監督
「非常に手を焼いた。攻守共にすきがなかった。ムードメーカーとして新庄がいて、昨年のロッテのようにファンとの一体感があった。それがうまく絡んで優勝に到達した。」
楽天野村監督
「そんなに差は感じなかったが、今季は3勝17敗と散々だった。相性なのか、実力なのか。(日本ハムの躍進は)うちのおかげやな。」
パ・リーグ小池唯夫会長
「ヒルマン監督の下、チームのみならずファンまでもが一体となって手にした優勝は大変印象的なものでした。満員の札幌ドームで、皆で分かち合う勝利の喜びは格別のものでしょう。」

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