10月19日10月19日ロッテが大砲獲得に乗り出す。瀬戸山球団代表は19日、「補強ポイントは大砲になる」と4番を打てる新戦力補強の方針を明らかにした。ベニーと里崎の17本塁打がチームトップと破壊力は見劣りし、日本一からBクラス転落の敗因になったと分析。和製スラッガーの育成にはまだ時間を要することから、FA、新外国人の野手補強が急務だと結論付けた。
巨人に移籍した李の抜けた穴は大きかった。代役を期待した助っ人野手4人が総崩れ。パンチ力不足でベニーを除く3人は残留が微妙な状況だ。編成の実権を任されているバレンタイン監督の人脈も駆使して新外国人の獲得を急いでいる。
ロッテが“アキバ進出”に動く。11月12日のファン感謝祭（千葉マリン）で秋葉原発のアイドルグループ「AKB48」が、球団チアパフォーマー「MＭ☆Splash」と共演。球団はチアガールの秋葉原デビューを検討するなど、今オフからアイドル育成に力を入れる方針だ。
球団関係者は「今、日本で1番熱い街」と秋葉原に着目。人気沸騰中の「AKB48」を招くファン感謝祭を「アイドル分野進出の第1歩にしたい」と話した。今後は「M☆Splash」メンバーと「AKB48」の人事交流や、秋葉原でのイベント開催を検討していく。
秋葉原から千葉マリン近くのJR幕張本郷駅までは、電車で約35分。球団関係者は「球場も近いですし、ファン層の拡大につながれば」と新規ファンの来場を期待した。来季はアキバで萌えて、マリンで燃えるのも悪くないかもしれない。
千葉マリンで行われる「ファンフェスト06」（11月12日）で東京・秋葉原を拠点に活動する“萌え系”アイドルグループ「AKB48」が、ロッテの球団専属チア「M☆スプラッシュ」と異色コラボを結成。紅白戦のハーフタイムショーに登場する。11〜21歳の美少女ユニットは“アキバ系”の若者に絶大な人気を誇っており、球団関係者は「秋葉原は今、1番熱い街。（千葉マリンまで）電車で1本だし、新たなファン層の開拓にもなる」と、カメラを持った“アキバ系ファン”の獲得に自信を見せた。