10月31日10月31日オレ竜もダブルで勝負−。中日がFA補強で日本ハム・小笠原道大内野手（33）に加え、ロッテ・サブロー外野手（30）にも興味を示していることが10月31日、明らかになった。サブローは今季限りでの退団が決定的なアレックス・オチョワ外野手（34）に代わるレギュラーとして期待している。
小笠原だけではなかった。落合竜の“恋人”は千葉にもいた。PL学園出身でプロ12年目を終えたサブロー。昨年は4番を務め、阪神との日本シリーズでは一発を放った男にターゲットを定めた。
ここ4年間、外野の一角を担ったアレックスの今季限りでの退団が決定的。右の代打・高橋光も戦力外。そこで白羽の矢が立ったのがサブロー。今季は不振に泣いたが、その能力に目をつけた落合監督は2年前にも獲得に乗り出すなど、水面下で調査を続けてきた。サブローも関係者に「セでもプレーしてみたい」と希望を漏らしているという。
日本ハム時代から“師弟関係”を結ぶ小笠原と、隠し球的存在だったサブロー。リーグ連覇、日本一奪回に向け、落合竜の動きから目が離せない。
ロッテが高校生ドラフト1巡目の八重山商工・大嶺祐太投手（18）に、1億円の契約金を用意していることが31日、分かった。高卒ルーキーの契約金１億円は球団最高額。瀬戸山隆三球団社長（53）は「仮契約？その準備はして行きます」と来週の交渉で入団内定に持ち込みたい考えを示した。
強行指名から1ヶ月半。待望の第2回交渉は6日から10日の間に行われる見通しとなった。「最大限の誠意を見せたい。契約は上限？それも考えています。もちろん、環境面などを含めて話をさせていただきたい」と瀬戸山社長。交渉次第では、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件提示まで視野に入れていることを示唆した。
契約金の上限が1億円（出来高5000万円）に規定された94年以降、年俸を含めて最高条件で入団した新人は、99年松坂（西武）、02年寺原（ダイエー）、05年ダルビッシュ（日本ハム）の3人。ロッテの高卒ルーキーではサブロー、西岡らの8000万円が過去最高額で、1億円は異例の待遇といえる。
次回交渉にはバレンタイン監督が同席する可能性もある。10月6日の指名挨拶以降は、永野スカウトを中心に学校側と連絡を取ってきたが、ボビーは「（フロントが）本当にいい仕事をしてくれている」と話すなど、好感触を得ている模様だ。待望の第2回交渉まで約1週間。ロッテが破格の契約条件で150キロ右腕を口説き落とす。
ロッテが高校生ドラフトで1巡目指名した八重山商工・大嶺祐太投手（3年）との2回目の交渉を、11月10日までに行うことが31日、分かった。実行委員会後に瀬戸山球団社長が明かしたもので、「10日をメドに2回目の話し合いを行いたいと連絡があった。もちろん（仮契約の）準備はしていきますよ」。
当初は入団に難色を示していた大嶺だが、6日の指名挨拶で態度が軟化。「石垣から出てやっていけるかどうか」という本人の不安も、担当の永野スカウトと八重山商工・伊志嶺監督の話し合いで払拭された模様だ。
さらに「最大限の誠意を」（同社長）と、ロッテの高校生指名選手では、史上最高の契約金1億円、年俸1000万円を用意。交渉にも「向こうの了解が得られれば」と、バレンタイン監督が直接出馬する。
ロッテが、高校生ドラフト1巡目の八重山商工・大嶺祐太投手（3年）に対して、高校生としては球団史上初の契約金1億円を用意することが10月31日、分かった。この日、瀬戸山球団社長が「最大限の誠意を見せなくちゃいけない。（限度額？）当然そうなるでしょう」と話した。02年の西岡、昨年の柳田ら高校生1位は8000万円が最高だったが、大嶺への期待の高さの表れだ。年俸も1000万円クラスを用意することになりそうだ。
瀬戸山球団社長は第2回交渉について、10日ごろをめどに行いたい考えを示した。大嶺は10月6日の指名挨拶の際には、ロッテへの好印象も口にしながら態度を保留。現在は家族会議などで熟考を続けている。次回交渉では条件だけではなく「環境面も含めて色々な話ができれば」と、誠意を持って交渉に当たる考えだ。大嶺の意向次第では、バレンタイン監督が直接出馬する準備も整っている。球団を挙げて、未来のエース獲得に動き出す構えだ。
ロッテは、センバツ切符を懸けた九州大会で八重山商工が10月29日に敗退したことで、同6日の指名挨拶から停滞していたドラフト1巡目右腕・大嶺との入団交渉を再開する。「10日までに2度目の話し合いを持ちたい。どんな形になるか分からないが仮契約できる準備もしたい。もちろん最大限のものを準備する」と瀬戸山球団社長。高校生の契約金としては02年西岡、05年柳田らの8000万円を超える球団史上最高の1億円を用意して誠意を示す。
実行委員会が31日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、来季から導入されるポストシーズン制度の詳細について検討された。シーズン3位と2位が対戦する第1ステージが3試合、その勝者とシーズン1位が戦う第2ステージが5試合で合意している。その上でシーズン1位にアドバンテージを与えるか否かの議論では、賛否両論が出て合意には至らなかった。
ロッテ瀬戸山社長は「うちはアドバンテージがあった方がいい。やはりシーズン優勝チームが有利の制度にしたい。反対意見としては（早く決着する可能性がある）興行的なデメリットが挙がっていました」と語った。巨人清武代表は「1度アドバンテージをつけてしまえば外せなくなる」と危惧する。来年は新制度の初年度でもあり、まずはアドバンテージなしで行い、来年以降にあらためて検討する案が有力になってきそうだ。
また、第1ステージ、第2ステージを総称する名称も合意し、14日のコンベンションで発表されることになった。なお、日本シリーズという名称は残る。
パ・リーグ理事会は、今年限りで東西対抗を終わらせる方針を確認した。小嶋理事長（日本ハム・オーナー代行）は「パ独自の試合でリーグのPRに大いに貢献してきた。しかし、（アジアシリーズなど）11月のスケジュールが厳しくなり検討の余地があった」と説明した。小池会長は「寂しいが一定の役割は果たしたということです」と語った。最後となる今年の東西対抗は5日に静岡・草薙で予定されている。
プロ野球の実行委員会が10月31日、都内で開かれ、来季から導入されるプレーオフについてリーグ優勝チームに1勝のアドバンテージを与えることでパ・リーグは一致したが、セ・リーグの球団から異論が出たため、継続審議となった。13日に事業委員会を開き、再度話し合われる。
阪神が親会社の経営統合により預かり保証金など30億円の支払いを求められている件では、球団の継続保有の意思確認、監査法人による財務状況調査の結果が報告された。減額や免除されるかどうかについては、14日のオーナー会議で再審議することで合意した。
また、戦力外選手に対しては、合同トライアウト前の入団テスト実施などの自粛を確認。選手のセカンドキャリアをサポートするための事務局の設置も決まった。
パ・リーグ理事会はシーズン後に行っているパ・リーグ東西対抗を今年限りで打ち切ることを決定した。オフの恒例行事として定着していたが、小池唯夫会長（73）は「一定の役割を果たした」と語った。パ・リーグ東西対抗は1981年が最初で過去18度開催。今年は11月5日に静岡・草薙球場で行われる。
実行委員会が31日、都内で開かれ、コミッショナー事務局内に引退や解雇でプロ野球界を去る選手の再就職を支援する部署を新設する方針を決めた。「セカンドキャリア・サポート委員会」（仮称＝委員長・長谷川一雄コミッショナー事務局長）で、日本プロ野球選手会、日本プロ野球OBクラブ、各企業とも連携、雇用促進に努める。
12球団の総務担当者で発足に向けて審議を重ねてきた。今後はカウンセラーなど専門の職員を置く。長谷川局長はＪリーグのキャリアサポートセンター（CSC）を例に「選手寿命が短いサッカー界は既に実施。知恵も拝借したい」と話した。
また球団を解雇、戦力外となった選手は「合同トライアウトまで他球団と契約しない」との申し合わせを再確認した。今年は6日に行われるが、既に実質上移籍契約が散見される。再出発の機会均等を確認する形となった。
阪神の30億円問題は14日のオーナー会議で減額や免除するかどうかを再度判断し、結論が出る見通しとなった。実行委では、阪急阪神ホールディングスなどに対する球団の継続保有の意思確認や監査法人による財務調査、ヒアリングの内容を報告。オーナー会議での再審議を呼び掛けて賛同を得た根来コミッショナーは「考え方というか（結論を出すまでの）ヒントを出した。（今後は）ステップを踏んでいく」と話した。
パ・リーグは31日、東京・銀座の連盟事務所で理事会を開き、東西対抗を今季限りで打ち切ることを決めた。81年から過去18度開催され、今年は5日に静岡・草薙で行われる。小嶋武士理事長（日本ハム・オーナー代行）は「長年、パの発展に貢献してきた東西対抗も役目を終えた。日程面や選手のモチベーションの問題もある」と話した。また、セ・リーグの理事会では横浜・山中正竹専務（59）の理事就任を承認した。
パ・リーグ理事会は31日、東京都内で開かれ、シーズン後に行っているパ・リーグ東西対抗を今年限りで打ち切ることを決めた。オフの恒例行事として定着しているが、小池唯夫会長は「一定の役割を果たした」と語った。パ・リーグ東西対抗は1981年が最初で過去18度開催。今年は11月5日に静岡草薙球場で行われる。
パ・リーグ理事会は31日、都内で開かれ、シーズン後のパ・リーグ東西対抗を今年限りで打ち切ることを決めた。オフの恒例行事として定着しているが、小池唯夫会長は「一定の役割を果たした」と語った。パ・リーグ東西対抗は81年が最初で過去18度開催。今年は11月5日に静岡・草薙球場で行われる。