わたしはかもめ2006年鴎の便り(11月)

便

11月1日

清水、ソフト路線で来季米移籍を狙う

エース清水は、ソフト路線でメジャー移籍を訴えていく。04年オフから正式にポスティングの希望を伝えてきたが、今オフは既に封印。「去年の契約更改の時に今年はダメと言われたし、球団とケンカしてまで行く気はない。自分だけではなく後に続く選手もいるから」と後輩に与える影響にも配慮した。

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ボビー警鐘「最高の投手流出、悲観すべき」

ロッテ・バレンタイン監督が1日、西武松坂のポスティングによるメジャー移籍を、日本球界への最後の警鐘ととらえた。「素晴らしい投手だし、アメリカで活躍してくれると思う」とした上で「日本球界が生んだ最高のバッターのイチローと、最高の投手の松坂がアメリカに行く。これは悲観するべきことで、日本の野球を運営する人には恥ずべき状況になっている」と話した。より日本球界を魅力的にすることが必要と、改善点に言及。「できるだけ多くの全国中継を入れるなどで、財源を確保するべき」と年俸面や年金制度などの充実を訴えた。

前日の実行委員会ではパ・リーグ東西対抗の消滅が正式に決定。「そういうことより、日本球界をより良くする話し合いをしてもらいたい」と持論を展開していた。

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ボビーが松坂メジャー移籍に警鐘[デイリー]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が1日、「松坂の移籍が最後の警告になることを願う」と、スター選手の流出を防げない日本球界に警鐘を鳴らした。

「日本球界は最高の打者であるイチローに続き、最高の投手を失うことになった。悲観すべきだし、恥ずべき状況になっている」。顔を紅潮させ、日本球界の危機を訴えた。世界一決定戦実現を訴えるなど、ワールドワイドな視野を持つ同監督には、大リーグ移籍に積極的な選手や、それを容認する球団が理解できないようだ。

怒りの矛先は、10月31日に行われた実行委員会にもおよび「球界のトップが集まったミーティングで、パの東西対抗の廃止とかではなく、球界をより良くする対策を練ってもらいたい」と、不満は止まらない。

バレンタイン監督は、選手流出対策の一案として、福利厚生の充実を挙げ「放送権などで財源を確保しなければ、今後も有望な選手が米国に行ってしまう」と話した。

ボビーの提言を日本球界はどう聞くのだろうか。

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「悲観すべきこと」松坂メジャーにボビー苦言[報知]

ロッテのバレンタイン監督が1日、西武・松坂がメジャー挑戦を表明したことを受け、日本のプロ野球界に「悲観すべきこと」と、苦言を呈した。

ライバル球団のエースがいなくなる事態にも、ボビーに笑顔はなかった。松坂について、「素晴らしい投手。米国でも活躍できるだろう」と太鼓判を押した上で、「日本で最高の打者であるイチローに続き、最高の投手である松坂も米国に行くのは、悲観すべきことだ」と、まくし立てた。

10月31日には阪神のエース・井川もメジャー移籍を訴えるなど、日本のスター選手の流出は深刻。「日本の野球を運営している人達にとって、恥ずべき状況だ。球界トップが集まる会議で、もっと対策を話し合ってもらいたい」と、批判は球界首脳にも向けられた。

ボビーは対策として、「できるだけ多くの試合を中継するなどして、財源を確保し、選手が最高レベルの野球を日本でできるようにすべき」と、持論を展開。「今回(松坂のメジャー挑戦)が、最後の警告になればと思う」と願っていた。

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