わたしはかもめ2006年鴎の便り(11月)

便

11月3日

日米野球第1戦

◇全米3−2全日本(東京ドーム)

全米選抜が序盤のリードを守り、3−2で初戦を飾った。全米は2回に先制し、さらに3回、今季44本塁打のダイ(ホワイトソックス)が巨人内海から左越えに2点本塁打でリードを広げた。先発のラッキー(エンゼルス)も5回を2安打1失点と好投。2投手をはさみ、9回は通算124セーブのネーサン(ツインズ)が締めた。

全日本は、指揮を執る楽天野村監督から4番に指名された日本ハム小笠原が2安打1打点と活躍したが、打線全体が4安打に抑えられ、全米投手陣を打ち崩せなかった。

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全米01200000x3
全日本・野村監督
「各打者に聞くと、(全米の投手の)球が重く、衝撃が違うと言っていた。バッティングチャンスはあったが、直球をはじき返せなかった。力の差を感じている。」
全米選抜・ボウチー監督
「レベルの高い試合になると予想していたが、初戦からその通りの内容になった。日米の力量差がなくなってきたことが、野球の国際化を象徴している。」
福浦
「内角にくるカットボールがよかった。バットを2本折られてしまった。」(ラッキーに)

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渡辺俊が講師に挑戦、国家試験合格者が受講[報知]

ロッテ・渡辺俊介投手(30)が、24日に税務大学校で講師を務めることになった。受講者は来春就職予定の国家試験合格者210人。4日に千葉大で講義を行うバレンタイン監督同様、グレードの高い授業が期待できそうだ。

ロッテの優等生に異例のオファーが舞い込んだ。来年4月から国家公務員となる学生を相手に、税務大学校・東京研修所で授業を行う。「競争社会を勝ち抜く厳しさ」「自己管理の重要性」などをテーマに設定。対話を交えながら90分の講義に挑戦する。

昨オフは小、中学校7校を訪問したが、今回の受講者は国家試験合格者。渡辺俊は「子供に教える訳じゃないので」と緊張しながらも、「僕の経験の中で参考になることがあれば嬉しいです」と自信をのぞかせた。

◇“ボビー先生”4日初講義

3大学の客員教授に就任しているバレンタイン監督は、4日に千葉大で初の教鞭を執る。今月は、北は秋田から、西は神戸まで、大学や企業で6回の講義、講演を予定。「野球がなければ、きっと教師になっていた」と話す指揮官が、11月は“ボビー先生”として、全国を回ることになる。

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