わたしはかもめ2006年鴎の便り(11月)

便

11月11日

サムスンがロッテ・フランコ獲りへ[デイリー]

アジアシリーズに出場している韓国プロ野球のサムスンが、今季限りでロッテ退団が濃厚なマット・フランコ外野手(37)の獲得へ向けて調査を進めていることが11日、分かった。

昨年は主軸としてチームの31年ぶりの日本一に大きく貢献したフランコだったが、今季は深刻な打撃不振と年齢的な衰えもあり、わずか91試合の出場、打率.263、7本塁打に終わった。ただサムスン側はまだ現役でプレーできると判断。韓国球界関係者も「いい打者だし、37歳と言ってもまだプレーすることは可能だと思う」と評価している。

韓国プロ野球では、アジアシリーズ終了後に行われる会議で、外国人選手枠が2から3に増加される見込み。宣監督も、わずか3安打に終わった9日の日本戦後に「打撃はチームの宿題」と補強ポイントに挙げていた。

ただ、現時点でロッテとフランコの間に契約が残っており、サムスンはロッテサイドの動向に注目している。

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呉偲佑にボビー熱視線[サンスポ]

台湾リーグで今季17勝(3敗)を挙げたエース・呉偲佑は、先発して6回途中2失点。「国際大会は初めてで、緊張感があった。理想的な内容とはほど遠かった」と振り返った。納得のいく投球ではなかったが、バックネット裏では多くの日本球団関係者が視察し「ひじの使いかたが柔らかい。素晴らしい投手」と高評価。獲得に興味を示すロッテ・バレンタイン監督も熱視線を送っていた。

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ボビー、アジアシリーズ視察−ラニューの台湾最多勝・呉獲得へ[報知]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が11日、東京ドームでアジアシリーズの台湾・ラニュー対韓国・サムスン戦を観戦。来季の新外国人候補としてリストアップしているラニューの呉偲佑(ウ・スヨ)投手(24)をじきじきに視察した。

バレンタイン監督は過密スケジュールの合間を縫い、2回表ごろバックネット裏に現れると、荘2軍投手コーチらと台湾最多勝左腕を観察。何度もスピードガンをのぞき込むなど、興味津々の様子だった。

呉が降板した直後の7回に席を立った指揮官は「今日は休日だから」と質問を制したが、台湾出身の荘コーチがラニューの関係者から情報収集するなど、獲得を目指していることは明らか。アジアシリーズ終了後、早々に交渉をスタートさせそうだ。

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