わたしはかもめ2006年鴎の便り(11月)

便

11月12日

ボビー、お寒いファンフェスタに怒[デイリー]

こんなイベントではダメデス!!ロッテのファンフェスタが12日、本拠地千葉マリンスタジアムで行われ、ボビー・バレンタイン監督(56)が、イベント内容に苦言を呈した。

優勝フィーバーは完全に終わった。31年ぶりの日本一に輝いた昨年は、優勝パレードと合わせ約28万人がファンフェスタに足を運んだ。だが、4位に終わった今季はわずか1万8000人。スタンドには空席が目立ち、秋風が身に染みるファン感謝デーとなった。

そんな惨状に?ボビーの怒りが爆発した。「大して面白くもない紅白の戦いをやって、ファンはただ座って見てればいいのか!!」。怒りの矛先が向けられたのはイベントの内容。選手たちが紅白に分かれて、本塁打競争やスピードガンコンテストを行ってファンを楽しませようとしたが、ボビーは「もっとファンと触れ合うべきだ」とブチ切れ。

ファンへのお詫びの意味を込めてなのか、自身は一切イベントに参加せず朝10時から5時間かけて、昼食も取らずに延々と1人でサインペンを走らせた。その数はおよそ5000人にも達した。

「私だったらまったく違うものをやっていた」と怒りが収まらない指揮官は「イベントが面白かったかファンに取材してきてくれ」という指令まで出した。ボビーの指摘に球団関係者は「甘んじて受け入れたい」。

千葉マリンには辛かった1年間を象徴するかのように、冷たい風が吹き荒れていた。

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ボビー怒!「ファンフェスタ」に強烈ダメ出し[報知]

ボビーが切れた。12日、千葉マリンで行われたロッテの「ファンフェスタ」に、ボビー・バレンタイン監督(56)が強烈なダメ出し。「私が考えていたら、違うことをやっていたはずだ」と怒りのクレームをつけた。

明らかに盛り上がりを欠いていた。「紅白対抗戦」と銘打ったスピードガンコンテストとホームラン競争。スピードはほとんど表示されず、本塁打は1本も出なかった。DJの大声だけがむなしく響き、観客は木枯らしの中で震えながらの観戦。「もっとファンと触れ合うべき」と一刀両断したボビーは、イベントに背を向け、一塁ベンチ上でサインを書き続けた。

午前10時から午後3時まで、約5000人にサイン。昼食抜きで5時間ペンを走らせた。「大して面白くもない紅白戦をやってファンを座らせたままにしていたから、何かを付け加えたかった」謝罪を込めた大サイン会で、観客の心をつなぎ留めようとした。

昨年のファン感謝イベントは優勝パレードと同時開催。パレードと合わせて27万人が集まったが、この日は約1万8000人。外野は空席が目立ち、閑古鳥が鳴いていた。大歓声が起こったのは、巨漢ルーキー・柳田がバック転を決めた時程度。退屈のあまり途中で球場を離れる観客の姿もあった。

最後にようやくグラウンドに下りたバレンタイン監督は「来年はファンサービスにおいても最高のチームになるよう努力したい」と挨拶。昨年の歓喜と一転、今年はボビーのダメ出しで1年の幕を閉じた。

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ロッテ寂しいファン感謝祭…昨年27万人から“激減”1万8000人[サンスポ]

ロッテの『ファンフェスト2006』が12日、千葉マリンスタジアムで行われた。昨年はVパレードから、ファン感謝祭が行われたため、約27万人が選手に声援を送ったが、4位に終わった今年の観衆は約1万8000人と“激減”。盛り上がりに欠ける内容に、ボビー・バレンタイン監督(56)からは「たいして面白くもない勝負ごとばかり」と不満が噴き出た。

空席の目立つスタンドに目をやりながらも、バレンタイン監督は、ひたすらサインを書き続けた。午前10時のスタートから午後3時まで。“木枯らし1号”が吹く寒空の下、ほとんど休憩も取らずに、ペンを走らせた。

バレンタイン監督
「ファンと直接交流する必要がないと考える人が(球団に)いるようだが、それは違うと思う。」

イベントが終わると、ボビーはファンサービスについて怒りをあらわにした。この日、球団は本塁打競争やベースランニングコンテストなどを実施。選手が紅白に分かれ、総合得点で競う対決を企画した。しかし、ファンと選手が接する機会が少ない内容に「たいして面白くもない勝負ごと。それを楽しんだ人もいただろうが、私はさらに付け加えたかった」と批判し、当初予定になかった長時間のサイン会を開催。これには、球団側も「うまくいかなかったのは確か。肝に銘じて来年頑張ります…」とタジタジだった。

「来年は最高のチームになる努力をすると、皆さんに言いたい」。昨年のVパレード&ファン感謝祭には、約27万人の視線が集まったが、今年はわずか1万8000人程度。収容人員の3万人にも届かなかった。指揮官はV奪回、そしてファンサービスの向上で、球場を再びいっぱいにすることを心に誓っていた。

◇柳田の巨体が舞った!

1年目の柳田が身体能力の高さをみせた。スピードガンコンテストの合間にベンチを飛び出すと、体操選手ばりに側転→バック転→バック宙を披露した。入団時の体重は約100キロという大型ルーキー。その巨体からは想像もつかない鮮やかな技で、大歓声を浴び「今日は1日、楽しかったです」と満足げ。今季1軍での出場はなかったが、最後に大仕事!?をやってのけた。

◇手嶌が入籍

ロッテ・手嶌智投手(24)が、千葉県在住の岩立富夫さん(51)=自営業=の長女・真理子さん(25)と11日に入籍した。挙式の日程は未定。

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ボビー球団批判「もっとファンと交流を」[スポニチ]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が12日、千葉マリンで開催された「ファンフェスト06」の内容について“球団批判”を行った。「企画したスタッフの中に、ファンとの直接交流は必要ないと思っている者がいる。スタンドに座らせて、面白くない勝負を眺めさせておけばいいと考えている」。

イベントは、紅白に分かれた選手たちが本塁打競争、スピードガンコンテスト、クイズで得点を競うもので、最後までファンと選手らが触れ合うことはなかった。この日は関東地方に「木枯らし1号」が吹いたが、詰めかけてくれた約1万8000人のファンが“お寒い”状態なことを心配した。

バレンタイン監督は結局、午前10時から休憩することなく午後3時まで、球団に抵抗するように1塁側ベンチの上で計5000人にサインを続けた。「誤解して欲しくないのはこのプランに私は携わっていない。私のアイデアが入っているならば違うものになっていた」。ファンを愛するからこそ許せない。表情は穏やかでも厳しい口調は最後まで収まらなかった。

◇柳田、連続バック転を披露

里崎、大松、竹原、細谷ら8選手が本塁打競争に出場も、ノーアーチの事態にスタンドは静まり返った。そんな中、ファンの注目を独占したのが新人・柳田だった。入団前は100キロを超えるあんこ型で話題となったが、連続でバック転を披露すると最後は水で濡らしたシートの上でヘッドスライディング。「やれと言われたので…。でも気持ちよかった」と丸い顔を崩した。

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ボビーがファン感謝デーにダメ出し[ニッカン]

ボビーがファン感謝祭にダメ出しした。12日、千葉マリンで「マリーンズファンフェスト2006」が開催されたが、紅白対抗戦と銘打った目玉企画のホームラン競争では0本塁打に終わるなど、お寒い内容。バレンタイン監督は、午前10時あうぎから約5時間ひたすらサインを続けた。「企画者はファンとの交流は必要ないと思ったみたいだ。あまり面白くない紅白対抗戦をやって、ファンが座っているだけだった。自分としては何か付け加えたかった」と怒りの矛先は球団内部に向かっていた。

優勝した昨季はパレード直後に開催し、沿道と球場で延べ27万人が集まった。この日は約1万8000人。空席も目立ち「誤解しないで欲しいのは、企画の段階から私のアイデアは何も入っていない」と付け加えた。改善策として「もっと監督、コーチ、選手とファンが触れ合えるものが良かった」と一喝。楽しいはずの感謝祭だったが、最後まで怒りは収まらなかった。

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