わたしはかもめ2006年鴎の便り(11月)

便

11月20日

ロッテ・柳田、現状維持でサイン[報知]

昨年の高校生ドラフト1巡目で入団したロッテの柳田は20日、現状維持の700万円でサインした。「来年は絶対に1軍に上がらないと」と意欲を燃やした。(金額は推定)

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契約更改

選手名年俸前年比
戸部1170▼130
古谷10000
相原760▼40
柳田7000
浅間540▼20
竹原1130▼170
8000
金澤4700
戸部
「1軍に1度も行けなかったのが悔しいんですけど、調子としては今年が1番よかったですね。ストレートもストライクが入ったし、カウントもバッターをすぐ追い込んで自分優位に進められたというのがありました。自分でもまあまあ納得できるピッチング内容ではありました。来シーズンに向けては、自分は遅いボールがないのでカーブとかチェンジアップとかをもっと使えるように、あとは1軍で投げられるように頑張っていきたいですね。今年の悔しさを来年1軍のマウンドにぶつけたいと思います。」
古谷
「(初の契約更改)緊張しました、正直。人伝いに話は聞いてましたけど、いざ話を聞くと聞いているか聞いてないのか分かんない(笑)。耳に入ってこないんですよ、話が。ハア、ハア、って聞いてるんですけど…(笑)今シーズン良かった部分としては、1年目ですけど1年の流れが分かったということと、自分がどうすればいいかが見えてきた感じですかね。ただ悪い部分としては、下(2軍)にほとんどいたので、上(1軍)になれてないというか半分しかチームに溶け込んでないということですかね。今年は失うものも無かったので、イースタン最多勝なり1軍登板の経験なりをつなげていけばと思います。1軍登板は、『自分はこんなもんだな〜』って感じました。2〜3日は『ハァ〜…』っていうのが続きましたけど、ただ1発目でガツンと行ければそれが1番いいですけど、今はいいように捉えてるんで良かったと思います。要は気持ちだと思います。僕とかファームの選手っていうのはチャンスが限られてるので、与えられたチャンスに普段通りの力を発揮できれば結果出てくるんじゃないですか、ちゃんと。1年間やってみて、体力も技術も安定した力を発揮することが1番大変だと思ったので、そういうところをらいシーズンに向けて考えています。オフはまずは体力的な面を重視ですね。スタミナがちょっと切れたりした時期があったので、基本的な土台作りをしたいです。あとはそれに伴って技術が工場すればと思いますけど、やっぱり体力がないと技術も上がっていかないような気がするんですよね。自分はフォームが崩れて調子が悪くなっていくので、いい時はいいですけど調子を維持することが大事だと思います。1年目は早く終わってしまったので、来年はこれでもかっていうくらい1軍で活躍したいと思います。」
相原
「(初めての契約更改)緊張しました。何するのかなとか、何言われるのかなというのがありました。(1年目のシーズンを振り返って)前半は銚子がよかったっていうのがあったんですけど、後半は失速したというか最後まで調子が上がらなかったというのがあったので、反省する点はいっぱいあって、終わってみれば短く感じたっていうのがありましたね。(1軍のマウンド)1軍の雰囲気っていうのは頭に憶えて、目に焼き付けてきたんで、下にいる間もずっと忘れないでやってきたんですけど。1年通してやれる体を作るのが春のキャンプだと思うんで、春のキャンプでできるだけのことをやって、来年は1日でも多く1軍に上がって、あのマウンドで投げたいですね。」
柳田
「今シーズンは、全然自分が思っていたような結果が出なくて、体重を落とすことにまず必死で、体重を落とした後はその体重で投げる感覚がつかめなくて苦労したという感じです。シーズン前には、2軍で活躍して1軍に行くっていうことを目指していたんですがそんな考えは甘すぎて、実際戦ってみるとプロ野球選手は2軍でもやっぱりすごいな〜って感じたシーズンでした。キャンプから取り組んできた減量によって、走っていても足に負担がかからなくなったし、ピッチングでも腰の回りが良くなったので、怪我をしにくい体になってきたと思います。もっと絞って、プロ野球選手らしい体になりたいです。ダイエットをしている方には、毎日体重計に乗ることをオススメします(笑)。今年はアタフタしている間にあっという間に終わってしまったので、手応えとかを感じる前に終わってしまって、それは後悔してるんですが、ストライクゾーンの厳しさだとか、プロのバッターのスイングの速さだとかそういうことを知れただけでも収穫だと思うので、来シーズンにつなげていきたいです。今シーズンは、1軍に上がらなきゃ上がらなきゃと焦ってばかりで逆にマイナスになってしまったので、来年は“今”を大事にしてまずは2軍でしっかり結果を出すことに集中したいと思います。オフは、夏場にバテないようにしっかり走って体力作りをして、来年は慌てすぎず、1つ1つ自分のやるべきことをやって1軍につなげたいと思います。」
浅間
「第1に、球団やファンの人の期待に応えられなかったのが1番悔しいんで、来年はそれを取り返すつもりでこのオフから頑張りたいです。考え方がケガした人としてない人では全然違うと思うので、トレーニングの大事さとかも分かったシーズンだったので、逆にプラスに持っていければいいと思います。今年を1番最悪なシーズンにしたいので、これから上がっていくだけだと自分では思ってるので、その姿を来年1軍で見せられるように頑張るので、応援よろしくお願いします。」
竹原
「1軍でできなかったということは、結果的にはダメな1年でした。普通に毎日試合やるということに体が慣れてきたというのはありましたけど、収穫としてはそれくらいじゃないですかね。(来年に向けて)まずはとにかく1軍でやるということ、それしかないですからそれに向けてやるだけです。オフは体力の強化と体のパフォーマンスを上げて、あとはスイングなり何なり、1年間やってきたことを頭の中でまとめてしっかり整理して次に向けてやっていきたいと思います。(来年もプレースタイルは変わりなく?)はい。(フルスイングでホームラン狙って?)はい、そうですね。2年間悔しい思いしてきたので、応援して下さってる皆さんにも悔しい思いさせてると思うので、来年はその期待に応えられるように頑張るので、応援よろしくお願いします。」
「(シーズン途中にマリーンズへ移籍して)最初は戸惑ったんですけど、段々慣れてきて、ファームで結果残して1軍にも行けたのでよかったです。右中間にデカイ当たりを打てるようになってのでよかったと思います。オフは、ウエイトトレーニングをしっかりやってパワーをつけて、来シーズンは1軍でホームランを打てるように頑張りたいです。1軍定着して、レギュラーを獲りたいです。」
金澤
「4年目のシーズン、最高でした。初めて1軍に上がることができて、気落ちが弱くちゃダメだと、何事も強い気持ちを持たなきゃダメだと思いました。オフはバットを振ってウエイトをやって、体を大きくして、来シーズンは強い打球を打てるようになりたいと思います。キャッチャーとしてはピッチャーに信頼されるようになって、常に元気よくプレーしてまた1軍を目指して頑張りたいです。」

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また強奪?“ボビーマジック”再び[デイリー]

高校生ドラフトで、手で自分の目を隠しながらクジを引くパフォーマンスを披露し、八重山商工・大嶺の“強奪”に成功したロッテのボビー・バレンタイン監督(56)。大学・社会人ドラフトでも、虎の恋人・大引の強奪という大技が飛び出しそうだ。

この日、千葉マリンにスカウト陣が集まってドラフトのシミュレーションを行った。当初は最上位となる3巡目で、相思相愛の東京ガスの左腕・木村や、トヨタ自動車・上野がリストの上位だった。ところが、ウエーバー順が早い横浜が木村を、広島が上野を指名することが濃厚に。そこで照準を定めたのが、虎の恋人・大引だった。

これまでも打撃センスに注目しており、野手としてはトップクラスの評価だった。球団関係者は「最近になって評価が上がってきたのは事実」と、指名の可能性が高いことを認めた。

バレンタイン監督はこの日、秋田経法大での講演のためスカウト会議には出席しておらず、最終的には当日の指揮官の判断に委ねる方針。大引のほかにも日本ハムが指名予定の日大・長野や、ソフトバンクと相思相愛の白オウ)大・高谷も候補だ。

高校生ドラフトでソフトバンクをあざむいたボビーマジックが、今度は阪神に襲いかかることになりそうだ。

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ロッテ「木村をとれるのが1番いい」[ニッカン]

ロッテを希望する東京ガス・木村は、横浜が強行指名する可能性がある。松本編成部スーパーバイザーは「木村をとれるのが1番いい。信じるしかない」と話した。ただ横浜が指名回避した場合は4巡目指名は横浜より先のため、木村を1巡下げることも検討。日大・長野、法大・大引、トヨタ自動車・上野、九州国際大・下園らを指名予定。

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東京ガス・木村「ロッテ以外なら…」[ニッカン]

インターコンチネンタル杯に出場した代表選手が20日、台湾から帰国した。東京ガス・木村は「ロッテという決断はしっかり考えて出しました。それ以外なら、そのときになってみてからです」。白鴎大・高谷は「運命を天に任せます」、シダックス・森福は「行きたいところ以外なら、JR東日本にお世話になります。強行指名が怖いです」と話していた。

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横浜、ロッテ希望の木村を強行指名へ[スポニチ]

大学・社会人ドラフトは21日、東京・港区の新高輪プリンスホテルで行われる。横浜はロッテと相思相愛とされていた東京ガス・木村雄太投手(21)を3巡目で強行指名する方針を20日、スカウト会議で確認。社会人屈指の146キロ左腕はロッテ以外の指名なら残留の方向を打ち出しているが、大矢新監督を迎えた新生・ベイスターズは1歩も引かない構えだ。また、21日は引き続き、育成ドラフトも行われる。

横浜はどこまでも強気だ。ウエーバー順トップの利点は最大限に生かす。横浜市内の球団事務所で行われたスカウト会議。“3巡目指名は木村”の方針はブレなかった。

荒井スカウト部長は「3巡目は1番評価の高い選手」と自信ありげに話せば、村上チーム運営部門統括も「せっかく(3巡目は)1番に指名できるのだから、1番いい投手を獲りにいこうということ」。この日、沖縄秋季キャンプを打ち上げて帰京した大矢監督も「いい左投手を獲りたい」と木村獲りを示唆した。

1メートル89の長身から投げ下ろす直球が武器の本格派左腕で“和製ランディ”の異名を持つ木村。今ドラフト目玉の1人としてロッテをはじめ楽天、広島なども触手を伸ばしていたが、即戦力投手の補強が最重要課題の横浜も9月下旬までに3巡目指名の方針を決定。ところが、東京ガスへ挨拶した際には木村サイドから“ロッテ志望”を聞かされ、ロッテ以外の指名ならチーム残留の意向を示された。

それでも横浜側は木村の在京球団志向、プロ入りの意志が強いことから翻意は可能と判断して強行指名を決断。一方この日、インターコンチネンタル杯を終えて台湾から帰国した木村は「(ロッテ希望は)考え抜いた末に出した結論」と横浜の強行指名に困惑の表情を隠せなかった。一時は希望入団枠候補とまで騒がれた逸材。来季巻き返しを図る横浜がリスクを冒して木村獲りを敢行する。

◇中日も強行指名の可能性

中日が3巡目に予定していた日本福祉大・浅尾は西武の指名が濃厚であることが分かった。中田スカウト部長は「ウチはよその球団が長い間見てきた選手を獲るようなことはしない。もし、そういうことが起こるなら、ウチもやるしかない」と西武を牽制し、最悪の場合はソフトバンクと“相思相愛”のシダックス・森福を強行指名する可能性を示唆した。

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横浜は“ロッテの恋人”東京ガス・木村を3巡目で強行指名[サンスポ]

大学生・社会人ドラフト会議は21日、東京・港区の新高輪プリンスホテルで開かれる。希望枠では10選手が、契約締結内定選手として公示済み。それ以外では、横浜が東京ガス・木村雄太投手(21)を3巡目で強行指名することが20日、分かった。

横浜が、社会人ナンバーワン左腕との呼び声が高い東京ガス・木村を強行指名する。日本代表に選出された実力、伸び盛りの21歳という将来性の両方を評価しての指名だ。

「横浜として1番高い評価の選手を指名させてもらう。(木村を)ちゃんと獲得できるという分析をしての指名だ」と荒井スカウト部長は獲得に自信を見せた。

木村は長身から投げ下ろすMAX146キロの直球が自慢の本格派左腕で、台湾で9日から開催されていたインターコンチネンタル杯に日本代表として出場。5試合に登板し、7回を奪三振10、自責点2と準決勝進出に貢献した。

しかし、木村は所属する東京ガスでロッテ元監督の八木沢荘六氏(61)が投手コーチを務めていることもあり、ロッテと“相思相愛”といわれている。この日、台湾から帰国した木村はロッテ希望については認めながらも、他球団から指名されたときについて「それはそのときになって考えます」と含みを持たせた。

横浜の奥の手は大矢明彦新監督(58)自らの出馬だ。大矢監督は会議終了後すぐに、木村の元を訪れ、指名の挨拶を行う。

「今年はこういう(左腕)投手がいいということをフロントに伝えました」と大矢監督。

今季在籍する左腕7人合計で11勝32敗とサウスポー補充が急務な横浜。運命の11・21、横浜にとっても最下位脱出への大きな1日になる。

◇木村本人は

4位に終わったインターコンチネンタル杯日本代表の一員として、台湾から帰国。改めてロッテが意中の球団であることを認めた上で、横浜から3巡目指名された場合については「それはそのときになって考えます。ただ(ロッテ入り希望は)考え抜いた末に出した答えなので…」と困惑気味だった。

木村雄太(きむら・ゆうた)
1985(昭和60)年5月21日、秋田県生まれ、21歳。花輪小4年時に野球を始めて以来、投手一筋。秋田経法大付では2年夏から背番号1を背負った。東京ガスに進んだが、05年の都市対抗野球ではNTT東日本の補強選手として出場し、4強。今秋のインターコンチネンタル杯日本代表代表に選出され、中継ぎとして5試合に登板。7回を投げ、10奪三振、防御率2.57の成績を残した。1メートル89、80キロ。左投げ左打ち。

◇ロッテ方針転換も

木村を3巡目候補としてきたロッテは、方針転換が必要となりそうだ。この日行われたスカウト会議では、「(木村を)候補として考えている」(球団関係者)と、改めて相思相愛の左腕獲得を最優先にしたが、横浜に“強行”指名された場合のシミュレーションも行った模様。その場合は、長谷川(専大)、深沢(四国IL香川)、森福(シダックス)らが候補に挙がっている。高校生ドラフトでは、大嶺(八重山商工)の獲得に成功したが、大学生・社会人ドラフトでは苦戦を強いられそうだ。

◇西武は「全員即戦力」

西武・伊東監督も出席したスカウト会議で、5人程度の指名を行うことを確認した。すでに希望枠で岸(東北学院大)の獲得が内定しているが、レッドソックス入りが確実なエース松坂の抜ける投手陣を補強するため、3巡目は山本(TDK千曲川)が有力だが、当日になって中日と相思相愛の浅尾(日本福祉大)に変更する可能性もある。伊東監督は「10人リストアップしたが、全員即戦力」と話した。

◇ソフトバンク「5人獲りたい」

ソフトバンクは3巡目で強肩強打の捕手、高谷(白鴎大)、4巡目で技巧派左腕の森福(シダックス)を指名する方針を確認した。「うまくいけば5人獲りたい。リストには10人弱残した」と角田球団代表。下位指名の候補として長野(日大)、池辺(新日本石油ENEOS)をリストに残した。

◇ノムさん熱望、捕手を獲る!

楽天は野村監督が熱望する捕手強化のため、3巡目で嶋(国学大)を指名する方針を確認。「インサイドワークを使えるキャッチャー」と山下編成本部長も将来的に守備の要になれる素材と高く評価している。また、1巡目では即戦力右腕の期待がかかる永井(東洋大)を指名する方針だ。

◇オリックスも方向転換

オリックスは3巡目で狙っていた嶋(国学大)を楽天が指名することが濃厚のため方向転換を強いられた。「3巡目は難しくなった。他球団の出方次第。嶋君は獲れると思って頑張ってきたんだけど…」と小泉球団社長も不満顔。その場合、左腕・菊地(東邦ガス)を3巡目で、4巡目を新田(松下電器)とする選択肢が検討されたが「3、4パターンは考えておかないといけない」と、同社長は慎重な姿勢だった。

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3・24開幕!パ・リーグ来季公式戦日程発表[報知]

パ・リーグは20日、2007年度シーズン日程を発表した。開幕は3月24日。来季からセ・リーグと「クライマックスシリーズ」(ポストシーズンゲーム)を統一開催するため、交流戦を含めてセと同じ144試合制で実施される。パ同士の対戦は各カード24試合ずつ。日程消化の都合で主催試合数が13と11になるケースがあるが、08年度の日程で調整する。専用球場以外での主催試合では、ソフトバンクがパとしては89年以来18年ぶりに熊本で日本ハム戦を行う。

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パ・リーグの来季日程発表…3月24日に開幕[サンスポ]

パ・リーグは20日、来季の公式戦日程を発表した。今季に比べて8試合の試合数増加とクライマックスシリーズの導入による日程緩和と、2連戦での地方開催を維持するため、全15カードのうち12カードでホームとビジターの試合数が13試合と11試合にわかれる変則的なカード編成になった。

3月24日に西武−楽天(インボイス)、ロッテ−日本ハム(千葉マリン)、ソフトバンク−オリックス(ヤフードーム)で開幕し、10月2日に全日程を終える予定。また5月26日の交流戦「日本ハム−ヤクルト」の開催球場が札幌円山に変更となった。同球場での開催は2年ぶり。

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パ・リーグ来季日程発表…3月24日(土)に開幕[報知]

パ・リーグは20日、来季の公式戦日程を発表した。セ・リーグより1週早く3月24日(土)に幕を開け、今季より8試合増えてセと同じく144試合制で実施される。

開幕戦は2005年の上位3球団が主催し、西武−楽天(インボイス西武)、ロッテ−日本ハム(千葉マリン)、ソフトバンク−オリックス(福岡ヤフードーム)の組み合わせ。パでは18年ぶりの熊本開催となるソフトバンク−西武が4月24日(火)に組まれ、交流戦の日本ハム−ヤクルト(5月26日)の開催球場が札幌ドームから円山球場に変更された。

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選手会対策を議論…12球団代表者会議[報知]

選手会対策を議論するための12球団代表者会議が20日、東京都内で行われ、今月30日に開催する選手会との協議会に向けた方針を話し合った。選手会は来季からの日本シリーズ出場権を争うクライマックスシリーズ導入による総試合数の増加に伴い、故障者リストの新設などを要望。12球団代表者側は30日までにさらに方向性を詰め、選手会に提案する予定。

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故障者リスト議論具体化

12球団代表者会議が20日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、労組日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)との交渉へ向けて諸問題が議論された。選手会は、来季からポストシーズン制導入などにより選手の負担増になると主張。故障者リスト(DL)の設置など待遇改善を求めている。この日はDLについて、実際に導入した場合の方策について具体的な問題点を検討した。2日の事務折衝の際、進まぬ議論に宮本会長が激怒し「このままでは増える分の試合をやらない選択肢も出てくる」と発言した。これを受け、ようやく議論が具体化してきた。約5時間の会議を終えた野崎選手関係委員長(阪神取締役)は「打ち合わせ会なので内容は言えません。選手会と話してからです。これだけ長時間話し合ったことで、我々の姿勢は察して欲しい」と語った。

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