わたしはかもめ2006年鴎の便り(11月)

便

11月27日

祖父母出迎え感激

ロッテ・バレンタイン監督は、石垣市民から多くの温かいで向かえを受けた。中でも、大嶺投手の祖父母に石垣空港で出迎えられて「家族の一員として迎えられた気分」と大感激。一方の祖父武弘さん(68)も、同投手が背番号1のユニホームに初めて袖を通した晴れ姿を見て「夢のよう」と目を潤ませていた。

◇600点グッズ手渡す

八重山商工が「ボビーパニック」になった。大嶺投手と初対面するため同校を訪れたバレンタイン監督だったが、興奮した学生らに囲まれ大人気。帰り際には帽子やユニホーム、Tシャツなど約600点の球団関連グッズを手渡しでプレゼントしたが一時騒然となるほどの人気だった。

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市長が嘆願書、キャンプ地検討も

ロッテ石垣島キャンプにバレンタイン監督もゴーサイン?!同監督は27日、同島を視察し「色々な人で決めることだが、意見を述べてオーナー達に(気持ちを)共有してもらえれば嬉しい」と前向きに発言した。この日、キャンプ地誘致の嘆願書を直接手渡した大浜長照・石垣市長(59)は「正式に決定したら要望に応えて改修もする。手応えは良かった」と笑顔だ。候補地となる同市運動公園には照明設備も備わった野球場やサブグラウンド、陸上競技場に加えて、トレーニング機材が完備された体育館も隣接。総工費11億円、総面積7094平方メートルの屋内練習場も現在建設中(来年2月下旬に完成予定)で、「石垣キャンプ」実現への準備は着々と進められている。

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ボビー「大嶺がイチバンデ〜ス」[デイリー]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が27日、沖縄・石垣島の八重山商工を訪れ、高校生ドラフトで1巡目指名し、すでに仮契約を結んでいる大嶺祐太投手(18)と初めて対面した。訪問には、立花龍司コンディショニングコーチ(42)を帯同させる異例の待遇。同校での約30分間の会談後、立花コーチは早速、大嶺にトレーニングについてアドバイスし、期待の大きさをうかがわせた。

“恋人”大嶺とガッチリと握手を交わしたバレンタイン監督がかけた言葉は、「アナタがイチバンデ〜ス!」。すでに背番号は1に決まっており、それと実力No.1をかけての「イチバン」。大嶺にも、意中の球団ではないロッテから指名を受けた時のうつろな表情はない。最高の笑みがこぼれた。

「テレビで見たよりもはるかに大きな選手。そしてその目はやる気をみなぎらせているようだ」と大嶺の第一印象を語ったバレンタイン監督。「必ずいい投手に育っていくと感じた。彼の能力は開花するよ」と、その能力に太鼓判を押した。

期待の大きさは、大嶺に用意した“手土産”に表れていた。今回の訪問に際し、バレンタイン監督は立花コンディショニングコーチを帯同させたのだ。

立花コーチは会談後の約2時間、大嶺にトレーニング方法などをアドバイス。さらにトレーニング法を収録した特製のDVDも渡した。

「それだけ期待が大きいのでしょう。股関節の動きを見たが、スゴイやつが来たなと感じた」と立花コーチ。また球団はこの日、漁野祐太氏が2軍コンディショニング担当に就任したことを発表。立花コーチは漁野氏を寮に住まわせ、大嶺の相談役にするプランも披露した。手厚い待遇に大嶺も「嬉しいです」と感激の表情だった。

「自分の力がどれだけ通用するか楽しみ。日本を代表するような投手になりたい」と大嶺。離島の星は目を輝かせた。

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ボビーが大嶺に英才教育、股関節強化[ニッカン]

ロッテが高校生ドラフト1巡目指名の八重山商工・大嶺祐太投手(3年)の英才教育に乗り出した。27日、バレンタイン監督は立花龍司コンディショニングコーチ(42)同行で石垣島を訪問。大嶺と初対面し、同コーチが早速、プロ仕様のトレーニング指導を行った。未来のエースにボビー流育成が始まった。

ホテルの中庭がいきなり練習場になった。立花コーチが早くもマンツーマン指導した。歩く際の姿勢や股関節の柔軟・強化を懇切丁寧に説明。メッツなどでコンディショニングを担当した同コーチも、大嶺の潜在能力の高さを目の当たりにし「成長すれば一皮どころじゃない。久しぶりにすごいやつを見たという感じ」。やや興奮気味に話し、時間がたつのも忘れたほどだ。

大嶺も慣れない練習に最初は戸惑いの表情を見せたが「普段言われないことを、いろいろ言われた。難しかったけど楽しかった」。約1時間の練習の後も、部屋に戻って同コーチ編集のDVDで、キャンプインまでの課題を教わった。

この日発表された漁野祐太2軍コンディショニング担当も同行。寮で生活を共にしながら“世話係”的存在になる。監督対面を終えた大嶺は「日本球界を代表する投手になりたい」と宣言。チームも英才教育で後押ししていく。

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ボビー式英才教育!大嶺入団会見即トレ[スポニチ]

何から何まで異例ずくめだ。ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)は27日、沖縄・石垣島を訪れ、高校生ドラフト1巡目の“恋人”八重山商工・大嶺祐太投手(18)と初めて顔を合わせた。すでに仮契約を済ませている大嶺に背番号1のユニホームを手渡すと、立花コンディショニングコーチの指導で早速トレーニングまで開始。将来のエース候補に対する“ボビー式英才教育”が早くも始まった。

バレンタイン監督の隣で無数のフラッシュが光る。慣れ親しんだ背番号1。その上に「OHMINE」と入ったユニホームに袖を通した大嶺はしきりに照れた。まるで入団会見だ。12月14日、千葉市内で予定されている新入団発表まで待てなかった。

ほんの2ヶ月前、9月25日のドラフトでまさかの指名に涙を見せたのは、もう遠い過去だ。「高校時代も1番をつけていたので嬉しい。バレンタイン監督はテレビで見るより大きい人と思いました。自分の力がプロでどれくらい通用するか楽しみ。球界を代表する投手になりたいです」。大嶺の表情は笑みではじけた。

ドラフト1巡目とはいえ、入団前の高校生と対面するために指揮官が足を運ぶこと自体が珍しい。東京から石垣島まで空路で4時間かかるのだからなおさらだ。さらに今回の訪問には立花コンディショニングコーチ、来季から“大嶺担当”となる漁野2軍コンディショニング担当も同行。学校での挨拶が終了した午後5時半。球団関係者が宿泊するホテルの敷地内に大嶺を招いた。食事会でも開くのかと思いきや、なんとジャージー姿の右腕は早速、2人のコーチとトレーニングを開始した。「日本高野連の田名部参与にも指導していいか、ちゃんと確認してきました」と永野スカウト。未来のエースに“超英才教育”を施すため、バレンタイン監督が早い段階から計画してきたものだった。

立花コーチはストレッチ方法からウオーキング、ランニングなどの正しい動きまで指導。「久々に凄い選手を預かることになった。股関節が少し硬いが、このあたりを克服していけば数年後が楽しみ」と大嶺を評価。さらに、将来のエース候補のためだけにトレーニング方法を編集した“特別DVD”まで手渡した。バレンタイン監督は「これまでのトレーニング方法と合わせて、最高のものになってくれればいい」と最速151キロ右腕の将来に期待を込めた。

「これまでやったことがないもので難しかったけど楽しかったです」。紆余曲折を経て、難産の末に誕生した“ロッテ大嶺”が、故郷である石垣島で確かな第1歩を踏み出した。

◇石垣島、ボビーパニック

バレンタイン監督の来訪に石垣島は大パニックとなった。午後1時40分、石垣空港に降り立った際は報道陣を含め約200人が出迎え。指揮官が石垣市のハイヤーで市営球場、室内練習場などを視察すると、それを報道陣などのタクシー30台が追いかけた。

石垣市役所では「バレンタイン千葉ロッテ監督 ようこそ石垣島へ 大嶺祐太選手をよろしく!」の横断幕が掲げられるなど歓迎ムード。約300人の市職員にもみくちゃにされたバレンタイン監督は市長から書面で「石垣島キャンプ」実施を正式要請された。「室内練習場は素晴らしい。自分の意見はオーナー代行や、球団社長に伝えるが、もっと時間をかけて考えていかなくてはならない」と話した指揮官は1泊2日の強行日程にも想像以上の歓迎ぶりに大満足だった。

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ボビー石垣島訪問で熱烈歓迎!八重山商工・大嶺と初対面[サンスポ]

南の島がボビー・フィーバーに揺れた。ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が27日、高校生ドラフト1巡目で仮契約を結んだ八重山商工・大嶺祐太投手(18)と対面するため、沖縄・石垣島を電撃訪問。超有名人の登場に、島を挙げての異例の歓迎ぶりとなった。

ずっと想い続けた“恋人”を見つけると、顔をクシャクシャにして歩み寄った。バレンタイン監督が、念願だった大嶺との初対面を実現した。

バレンタイン監督
「テレビで見ていたときと、目の輝きが同じ。やる気がみなぎっている。これから先、彼の夢が実現できるよう、チームを挙げて全員でサポートしていきたい。」

会見でも背番号『1』のユニホーム姿にウットリ。「(監督は)テレビで見るより大きくてビックリ。いい人だと思いました」と話す右腕を笑顔で見つめた。一時は破談も噂された両者が、ついにガッチリ手を握った。

何より、ボビーの来島を喜んだのが大嶺だけではなかった。石垣島全体が異例の歓迎ぶり。まず、ボビーが石垣空港に到着すると、大嶺の祖父母の武弘さん(68)と孝子さん(63)がお出迎え。これには「家族の一員として迎えられた気分だった」と感激させられた。

その後は、08年のキャンプ地候補として施設を見学。サブグラウンドで偶然、大嶺の弟・翔太くん(14)と出会い、話を交わした。次に訪れた石垣市役所でも『大嶺祐太君をよろしく』という垂れ幕が掲げられ、約200人の職員がニッコリ。仕事の手を休めて、拍手で歓迎してくれた。

「石垣島の人、家族と深いつながりを持つことが大切だと思ってやって来た。美しい島デスネ」。すっかり気に入った様子のバレンタイン監督。全国的に雨模様のなか、好天に恵まれた石垣島での滞在にご満悦だった。

◇早くも立花コーチが直接指導

英才教育が早速スタート。バレンタイン監督と共に石垣島入りした立花コンディショニングコーチがストレッチやランニングの仕方などについて直接指導した。大嶺は「難しいです」とプロのトレーニングに困惑気味だったが、立花コーチは「堅さはあるが、久々にすごい奴を預かった」と潜在能力を絶賛。またこの日2軍コンディショニング担当に就任した漁野祐太氏(22)も練習に参加し、金の卵のチェックに余念がなかった。

石垣島(いしがきじま)
沖縄本島から411キロ、台湾から277キロに位置する八重山諸島の中心地。面積は約228平方キロで沖縄県内では沖縄本島、西表島に次ぐ3番目に広い島。人口は約4万7000人(今年10月現在)。平均気温は24.2度で亜熱帯気候の特性を生かした農業や観光が盛ん。特産品は石垣牛、パイナップル、マンゴー、泡盛など。島の北側には、さんご礁が発達した美しい海岸線が続いている。

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ボビー来た!大嶺にBIGプレゼント[報知]

ボビーがいきなり大嶺に英才教育を施した。ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が高校生ドラフト1巡目で指名した八重山商工・大嶺祐太投手(18)と27日、沖縄・石垣市の同校で初対面を果たした。監督から背番号1のユニホームを手渡され袖を通した感激もつかの間、大嶺は早速トレーニング方法を教わった。150キロ右腕がプロとしての第1歩を踏み出した。

大嶺が入団の際に1番気にしていた育成面。その不安に応えるため、ボビーは初対面の場にビッグなプレゼントを用意した。米大リーグ・メッツなどでコンディショニングコーチを務め、今秋からロッテのコンディショニングコーチに就任した立花龍司コーチ(42)を帯同させ、プロのトレーニング方法を伝授したのだ。

近くの広場で股関節の硬さや歩き方を見ることから始まった。大嶺は「難しいけど楽しい」と約1時間汗を流し笑顔。立花コーチは「股関節が硬いとは聞いていた。これから改善メニューを作っていく」と育成に意欲を見せている。

トレーニングはこの日だけのものではない。立花コーチは「彼のために専用DVDを作った」と体を動かしたあとに視聴。継続して行うため、八重山商工の田辺浩司トレーナー(43)と、ロッテの漁野祐太2軍コンディショニング担当(22)もトレーニングを視察。立花コーチと合わせ3人でリレーして教育していく。

バレンタイン監督がこの日の会見で「成長次第では日本で1番速い球を投げられるかもしれない」と話した逸材。トレーニングを終えた立花コーチは「のびしろがめちゃめちゃある。久し振りにすごいヤツを預かった」と絶賛した。大嶺がロッテの、そして日本のエースへの道を走り出した。

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バレンタイン監督が大嶺と初対面[ニッカン]

ロッテ・バレンタイン監督が27日、沖縄・石垣島を訪れ、高校生ドラフト1巡目指名の八重山商工・大嶺祐太投手(18)と初対面した。同監督は「テレビで見たよりも大きかったし、目の輝きは変わっていなかった」と第一印象を口にした。

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ロッテ2軍に若手コーチ[ニッカン]

ロッテは27日、来季の2軍コンディショニング担当に漁野祐太氏(22)が就任したことを発表した。神奈川県出身の漁野氏は現在筑波大体育専門学群在学中で、来年3月に卒業見込み。日本赤十字社救急法救急員認定(CPR)、日本SAQ協会レベル1インストラクターの資格を所持している。今季はケガ人が多発したロッテだが、コンディショニング部門に若手を起用して再建を計る。

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第2回トライアウトが千葉で実施[ニッカン]

各球団で戦力構想からはずれた選手らを対象とする12球団合同トライアウト(入団テスト)が27日、千葉マリンスタジアムで行われた。今オフ2度目で、坪井智哉外野手(前日本ハム)や宮地克彦外野手(前ソフトバンク)ら36選手が参加した。6日の仙台に続く2度目のテストで、現役続行を目指す選手が12球団の編成担当者らの前でアピールした。

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来季目指し坪井や宮地ら36選手がトライアウト参加[サンスポ]

戦力外となった選手らを対象とした12球団合同のトライアウト(入団テスト)が27日、千葉マリンスタジアムで行われ、坪井智哉外野手(前日本ハム)や宮地克彦外野手(前ソフトバンク)ら36選手が参加した。今月6日に続き2度目のテストはシート打撃形式で行われ、各投手は5〜6人の打者と対戦。打者は5打席以上のチャンスをもらった。ネット裏には日本ハム・高田繁ゼネラルマネジャーら各球団の編成担当者が視線を送った。

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千葉でトライアウト、36選手参加[スポニチ]

戦力外となった選手らを対象とした12球団合同のトライアウト(入団テスト)が27日、千葉マリンスタジアムで行われ、坪井智哉外野手(前日本ハム)や宮地克彦外野手(前ソフトバンク)ら36選手が参加した。今月6日に続き2度目のテストはシート打撃形式で行われ、各投手は5〜6人の打者と対戦。打者は5打席以上のチャンスをもらった。ネット裏には日本ハム・高田繁ゼネラルマネジャーら各球団の編成担当者が視線を送った。

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千葉で12球団合同のトライアウト[報知]

戦力外となった選手らを対象とした12球団合同のトライアウトが27日、千葉マリンスタジアムで行われ、坪井智哉外野手(前日本ハム)や宮地克彦外野手(前ソフトバンク)ら36選手が参加した。

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