わたしはかもめ2006年鴎の便り(11月)

便

11月29日

故障者リスト導入へ

来季から故障者リスト(DL)が導入される可能性が高くなった。30日、都内のホテルで労組日本プロ野球センスh回(宮本慎也会長=ヤクルト)と日本プロ野球組織(NPB)が、球界問題について検討する構造改革協議会が開催される。選手会からの要望を受け、NPBは29日までに各球団からDLに関する意見を集約した。強硬に反対する球団はなく、協議会では来季からの導入を前提として話し合われる。ただ、規則の細部は意見が分かれており、具体的な内容は今後検討される。

選手会はポストシーズン制度の導入に伴う負担増を受け入れる代わりに、環境整備を要望してきた。だが、なかなか返答がなく、2日の事務折衝で宮本会長が激怒した。協調路線を取ってきた会長の怒りに、NPB側も本気で議論を進めた形となった。選手会からは宮本会長、小久保理事長(ソフトバンク)のほか、12球団から選手会長が会議に出席する。

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選手会

ロッテは選手会新役員を発表。選手会長は清水直行投手(31)副会長は里崎智也捕手(30)と渡辺俊介投手(30)会計に今江敏晃内野手(23)が就任した。

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ロッテ、今年は宿泊なしの寂しい納会[デイリー]

ロッテの球団納会が29日、千葉マリン近辺のホテルで行われた。31年ぶりの日本一に輝いた昨年は、1億円の経費をかけ韓国・済州島で超豪華納会を開催した。ホテルにはカジノも併設され、宿泊代もゴルフもタダだった。4位に低迷した今季は宿泊なしの食事会だけという寂しさだった。

済州島までの1500キロをチャーター機で快適に移動したのが夢のようだ。今回の経費は20分の1の500万円。自宅から車で通う選手が多いため「飲酒運転できないからウーロン茶で乾杯になる」と里崎。

新選手会長に就任した清水は「1年に1度、球団の人達が集まって食事する機会なのに寂しい。球団とも少し話をしたいけど、来年優勝すればきっといい納会ができると思う」と話した。

重光オーナー代行は挨拶で「V奪回は至上命令」と宣言した。豪華納会は実力で勝ち取るしかない。

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台湾17勝の呉偲佑がロッテ入り[報知]

ロッテは29日、台湾・ラニューの呉偲佑(ウ・スヨ)投手(24)の入団が内定したと発表した。契約金、年俸に関しては今後詳細を詰め、12月1日に台湾・台北で入団会見を行う。呉は今季17勝を挙げ、チームの優勝に貢献した最多勝左腕。バレンタイン監督はアジアシリーズを視察するなど獲得を熱望していた。

また、入団会見当日にはラニュー・ベアーズとの包括的業務提携を締結する。バレンタイン監督と瀬戸山球団社長が渡台し、調印式を行う。

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諸積えっ!?バントコーチ!!…2軍バント兼外野守備走塁コーチ就任[報知]

異例の「バントコーチ」が誕生した。ロッテは29日、来季のコーチングスタッフを発表。今季限りで現役を引退した諸積兼司元外野手(37)が、2軍バント兼外野守備走塁コーチに就任した。

球界では例のない「バントコーチ」の肩書は、バレンタイン監督の発案によるものだった。「フェニックスリーグから、監督には“自分も生きるようなバントを教えてくれ”と言われていました」と諸積コーチ。セーフティー気味のバントを多用したい指揮官の意図が、組閣に反映された形だ。

フロントも「小技も生かしながら強いチーム作りをしていきたい」(瀬戸山球団社長)とバントコーチ新設の効果に期待した。諸積新コーチは「足の遅い選手の方がマークされない分、成功率は高い」と全選手に指導を徹底する方針。大砲を欠くロッテは小技を駆使してV奪回を目指す。

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ロッテが台湾17勝左腕を獲得[ニッカン]

ロッテは29日、アジアシリーズで準優勝した台湾・ラニューの呉偲佑投手(ウー・スヨ=24)を獲得したと発表した。呉は今季の台湾リーグで17勝を挙げた左腕。入団会見は12月1日に台北市で行い、バレンタイン監督と瀬戸山球団社長が出席する。また、ロッテとラニューが業務提携を結ぶことも発表した。

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ロッテ諸積が2軍バントコーチ就任[ニッカン]

ロッテは29日、来季のコーチ人事を発表した。今季限りで引退した諸積が2軍の「バント兼外野守備走塁コーチ」に就任。バントコーチの肩書は異例で、これもバレンタイン監督の独特の発想で、チーム強化の一環としてバントなど小技を重視する方針だ。また高沢打撃コーチと荘投手コーチが1軍に昇格。立花ヘッドコンディショニングコーチが復帰した。

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とほほロッテ…うらめしV逸、昨年から一転“木枯らし”納会[サンスポ]

ロッテが29日、千葉市内のホテルで球団納会を行った。昨季は31年ぶりの日本一を達成したお祝いとして、韓国・済州島での豪華な宴になったが、今年は一転して本拠地・千葉マリンスタジアムから約500メートルとスープも冷めない会場での開催。距離にして約3000分の1という“縮小”ぶりだ。やっぱり、プロは勝ってナンボですな。

壇上から聞こえてくるのは、反省の弁ばかりだった。連覇を狙った今季は65勝70敗1分けで、まさかのリーグ4位。それだけに納会も昨年とは違い、“ご近所”で行われた。

「交流戦は2連覇しましたが、その後は失速して4位に終わった。来年は優勝が至上命令。キャンプまでに万全の状態にし、V奪回に向け一丸となって欲しい」と重光オーナー代行。不本意に終わったチームに奮起を促した。

低迷した06年。6冠に輝いた昨季の納会とは、まさに雲泥の差だ。昨年は約1500キロも離れた韓国・済州島で2泊3日の豪華納会。高級ホテルに滞在し、ゴルフにカジノ…。費用は約1億円とも言われた。

しかし、今年は4位と低迷し、プレーオフにも進出できず。本拠地から約500メートルの会場でひっそりと?催された約2時間の宴では、笑顔はほとんどなし。地元で、しかも日帰りという“地味”な今季の締めくくりを、参加した約140人がかみしめた。

「今年は失望する点もあったが、よい教訓になったと思う。この部屋にいる全員が、来年に向けて正しい準備をして欲しい」とバレンタイン監督。やっぱり野球は勝たなきゃダメ、ってことだ。

「こんな納会はもうゴメンだ!!」。帰り際、うつむいて会場をあとにする選手の顔には、そう書いてあった。

◇選手会長に清水

小林雅を引き継いで清水がこの日、選手会長に就任した。清水は「選手代表として、フロントと、どんどん話していきたい。よりよい野球環境をつくります」とあいさつ。ファンサービスの向上などに意欲を燃やした。また、副会長に里崎、渡辺俊、会計に今江が就任した。

◇来季スタッフ発表

ロッテは29日、来季スタッフを発表した。打撃コーチには、今季限りで退団したトム・ロブソン氏(60)に代わって、2軍打撃コーチを務めていた高沢秀昭氏(48)が昇格。また、今季まで楽天でコンディショニング・ディレクターを務めた立花龍司氏(42)がヘッドコンディショニングコーチに就任する。

◇発表

ロッテは台湾・ラニューのエース・呉偲佑(ウー・スヨ)投手(24)の入団が内定したと発表した。同投手は今季17勝3敗、防御率2.26のエース左腕。アジアシリーズでも登板していた。また、ロッテはラニューと包括的な業務提携契約を結ぶことを、あわせて発表した。

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2年ぶりの日本一を目指すロッテが来季のコーチ陣発表[報知]

2年ぶりの日本一を目指すロッテは29日、来季のコーチ陣を発表した。バレンタイン監督が指揮を執るのは通算4年目。今季限りで現役を退いた諸積兼司氏が2軍のバント兼外野守備走塁コーチに就任した。また、清水直行投手が選手会長に就任した。

ロッテの来季のコーチ陣は次の通り。

1軍氏名出身校背番号
監督B・バレンタイン56南カリフォルニア大2
ヘッド兼外野守備走塁西村徳文46宮崎・福島高78
投手井上祐二43都城高79
打撃高沢秀昭48苫小牧工高75
バッテリー袴田英利51法大85
ブルペン担当荘勝雄47輔仁大88
内野守備兼ベンチF・ランペン47セークレッドハード大83
走塁高橋慶彦49城西高87
ヘッドコンディショニング立花龍司42大商大90
2軍氏名出身校背番号
監督古賀英彦67近大71
ヘッド兼内野守備走塁佐藤兼伊知47北海高76
投手園川一美43日体大81
打撃佐野嘉幸62甲府工高89
打撃補佐平井光親40愛知工大72
バント兼外野守備走塁諸積兼司37法大73
バッテリー吉鶴憲治35鹿児島商工高77

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