わたしはかもめ2006年鴎の便り(12月)

便

12月4日

契約更改

選手名年俸前年比
加藤1850▼450
根元1350△50
塀内1100△400
加藤
「今シーズンは本当に自分として不本意な年になりました。シーズン当初は先発として使ってくれたのに結果が残せず、中継ぎに転向しこれからという時に怪我をしてしまい、本当に後悔の1年です。その中で、今年初めて経験した中継ぎは、いつも張り詰めた状況でどういうピッチングをすればいいのか?ということが分かったし、抑えられるという自信も取り戻せたので良い経験になったと思います。来シーズンは、やはり先発へのこだわりはあるので、今年の中継ぎの経験をうまく先発で活かしたい。もちろん、中継ぎで行けと言われれば中継ぎでも精一杯やりますし、まずは、怪我をしない体づくりをして来年はしっかり結果を残したいですね。若手も結果を残してきているので、もうやるしかないです!」
根元
「今シーズンを振り返ってみると、与えられたチャンスを生かせていたらもっと試合にも出られたと思うので、来年はもっとチャンスを生かせるようにしたいと思います。1軍では全く結果が出ていないので、これから1軍でやっていけるかはまだ分からないですけど、今シーズンは1軍にも行けたし、トップレベルのピッチャーとも対戦できたので、この経験は来年につながると思います。課題としてはバッティング全般、打つ方に関してもっとレベルを上げなきゃと思いました。オフはバットを振って、振る力を付けて、あとは自分のやってきたことを信じてやるしかないと思いますプロの1シーズンはとにかく疲れました。アマチュアと違って6連戦があったり、毎日毎日試合だったので、慣れるまでは大変でした。今はウエイトとかをしながら体を鍛えて、1年間戦える体力をつけることが必要だと思います。来年は『1軍定着』、まずはそこからスタートしたいと思います。」
塀内
「開幕を1軍で迎えられたのはよかったけど、それから1軍と2軍を行ったり来たりのシーズンになってしまったので、納得はしてないです。出場機会が増えたことで、これまでには味わえなかった1軍の試合の雰囲気に慣れてきたというか、やっていけそうな感覚はできたかなと思います。今までだったら守備にしても打席にしてもまだどこか緊張しているようなとこがあったけど、出場機会が増えるに従って平常心でいられるようなったのがよかったと思います。課題は全てなんですけど、1軍と2軍ではピッチャーの球もキレも違うし、ファームで打てても1軍で打てないと意味がないので、打つ方をもっと頑張っていきたいと思います。オフは筋力とか下半身強化とか、1年通してケガをしない体づくり、キャンプでは技術練習をしてレベルアップしていきたいなと思います。来年の目標はまずはチームの優勝なんですけど、その優勝に1つでも貢献できたらいいなと思いますし、個人的には最低100試合は出場したいと思います。」

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ポスティング見直しへボビー節炸裂「よくない」[夕刊フジ]

◇売ったお金、現場に還元されるか疑問

日米で騒動になったポスティングに反対の意思を表明しているロッテ・バレンタイン監督が4日、成田発の航空機で帰国。今季最後の激しいボビー節を残して…。

バレンタイン監督
「よくないシステムだし再考は絶対に必要だ。その1歩目が踏み出されることになると思う。」

米国で見直し機運が高まっているポスティングへのバレンタイン監督の言葉だ。西武・松坂の交渉権を得るため、レッドソックスから5111万ドル(約60億円)もの巨費が日本に流れた。米コミッショナー、選手会の双方から「米国や選手に金額が還元されない」と、入札を公開制にするなど再考を求める声が噴出。これを制度改正への足がかりと見ているからだ。

今は売り手側の日本にいる指揮官は、母国と同じ再考論者。それも日本のスタンスに立ってだ。

バレンタイン監督
「松坂、井川と日本のスターを出したことで球界がダメージを受ける。第一、そのお金がどう使われるか分からないじゃないか。」

要は入札金が球界に還元されるかが問題。約60億円が手に入る西武の場合、この資金をファンサービス、補強に使うと強調しているが、西武グループ全体の連結決算に組み込まれ、一部が球団への運営費に回されることが濃厚。60億円全てが球団で使える訳ではなさそう。

経営側は赤字圧縮の切り札として期待するポスティングだが、貴重な主力を放出した上に補強費も回ってこないのなら、チームは必然的にやせ細っていく。指揮官にはシャレにならない。“松坂ショック”なのだ。

ロッテにもメジャー志向の選手が多くいる。その先頭がエース清水。バレンタイン監督は、「ポスティングを使うとすれば今年だったろう。来オフにまた本人が考えるかもしれない」と早期流出を心配する。

ロッテも20億円強の累積赤字を抱え、エースを売ったお金が直接現場に還元されるかは疑問。ボビーの声は球界に届くのか−。

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ひっそり帰国ボビー“寂しいデス”[デイリー]

昨年Vフィーバー、今年は報道陣5、6人、ホントニ寂しいデスネ〜…ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が4日、成田発ニューヨーク行きの日航機で帰国した。この日、空港に集まった報道陣はわずか5、6人。昨年の優勝フィーバーがウソのように、ひっそり日本を後にした。

テレビカメラが押しかけ、無数のフラッシュに包まれながら日本を後にした昨年が懐かしい…プレーオフ進出を逃し4位に終わった今年、テレビカメラはゼロ。ファンのサイン攻めもなかった。

まさに天と地ほどの惨状に、ボビーが悔しく思わないはずがない。「帰ってからもやらなきゃいけないことはたくさんある。来季の準備もしないと」。“休暇返上”で中南米のウインター・リーグを視察し、助っ人探しを続けていく予定だ。

来季、覇権を奪回すれば05年の熱狂ぶりが戻るはず。多忙を極める指揮官でも、休む訳にはいかないデス!

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ボビー寂しい帰国

ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が4日、成田空港発の航空機で米国に帰国した。大きな荷物をカートに積んで空港に現れると「(帰国中も)やらなければいけないことはたくさんある」。オフでも休むことなく、来季の準備へ向け東奔西走していく。昨年はアジア一の称号を手にしたことで、帰国時は報道陣が殺到。今年は4位に終わり、TVカメラは1台もなし。オフの外国選手補強については「ウインターリーグなど行かなければいけないところには全部足を運ぶ」と話していた。

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入団会見

ロッテはオリックスからトレードで移籍した早川大輔外野手(31)と、前ソフトバンク定岡卓摩内野手(20)の入団会見を行った。背番号は早川は「44」、定岡が「70」。

早川
「ファンの方々が熱心で組織的で、それに選手が応えようという一体感のあるチームだと感じています。僕は県立船橋高校出身で、高校時代もこのマリンスタジアムで試合をしたことがあった。いずれかは、知人・友人が多いこの地元千葉で野球ができれば嬉しいと思っていましたが、こんなに早く来るとは実際思っていなかったです。でも、このトレードの話を聞いたときは嬉しかったですし、ワクワクしています。自分の持ち味であるスピードを活かしたプレーで頑張って、チームにも早く溶け込んでいけたらと思います。このマリンで良く内野安打を打った記憶があるので、もう1度マリーンズのファンの皆さんに自分のスピードを見せられたらいいなと思います。目標は、外野のレギュラーをとれるように頑張って、規定打席に到達できればと思います。背番号は44になりましたが、自分が思い描く背番号44と言えばバース・ブーマーなんで…外国人のつもりで頑張ります(笑)!」
定岡
「チームのイメージはみんな仲が良さそうで、チームワークが良さそうな感じがします。僕としてこのチームで、特に打撃、長打力をアピールしていきたい。まずは、1軍を目指して頑張っていきたい。今までずっと福岡にいたので、新天地千葉で、もう本当に頑張るとしか言い様がないですね。ファンの方々にはその頑張っている姿を見ていただければと思います。」

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ボビー“格安助っ人”発掘旅行へ[スポニチ]

ロッテ・バレンタイン監督が成田空港発の日航機で帰国。「米国に戻ってもやることはある」と新外国人発掘の旅に出ると明かした。17日からはプエルトリコ、ドミニカ共和国でウインターリーグを視察。瀬戸山球団社長から「予算は5000万円まで」と“格安助っ人”獲得を厳命されており「(メキシコ、ベネズエラと)ウインターリーグ開催国の全てに足を運ぶ」と意気込んだ。

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セ、パ決裂…クライマックスシリーズ独自開催も[報知]

来季からセ、パ両リーグで統一されるポストシーズンゲーム「クライマックスシリーズ」がセ、パそれぞれ独自で開催される可能性が出てきた。プロ野球実行委員会が4日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、リーグ優勝チームに与えられるアドバンテージはセ、パで意見がまとまらない中、冠スポンサーはリーグ別々につけることが決まった。

セ・リーグはこの日の理事会で「アドバンテージをつけないことで合意した」(中日・伊藤代表)ものの、パ・リーグは「何らかのアドバンテージをつけたいという方針」(ロッテ・瀬戸山球団社長)で、昨年までのような5ゲーム差で1勝などの案も出た。また、「セと同時に開催しなくてもいいのではないか」と日程も別にするという意見もあった。

アドバンテージについては21日に開かれる12球団代表者会議で正式決定するが、パが譲歩しない限りは、両リーグ初の統一開催となる「クライマックスシリーズ」は、冠スポンサーだけでなく、試合形式もそれぞれ独自路線を歩むことになる。

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バレンタイン監督が帰国…ウインターリーグで新助っ人探し[サンスポ]

ロッテのバレンタイン監督が4日、日航機で米国に帰国した。連覇を狙った今季はリーグ4位。不満の残る1年だっただけに「アメリカに戻っても、やるべきことはたくさんある」と気を引き締めた。帰国後は、新外国人選手を獲得するため、プエルトリコなどでウインターリーグを視察する予定。「ウチのチームの助けになる選手を探したい」と意気込んでいた。

◇早川の入団発表

ロッテは、オリックスからトレードで獲得した早川大輔外野手(31)の入団を発表した。背番号は44。早川は今季21試合で打率.196、1本塁打、3打点だった。また、ソフトバンクから自由契約になっていた定岡卓摩内野手(20)の入団も発表し、背番号は70に決まった。

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実行委員会 セ・パで主張平行線[デイリー]

プロ野球実行委員会が4日、東京都内で行われた。

来季から導入する日本シリーズ出場権を争うクライマックスシリーズについて、アドバンテージなしを主張したセに対して、パは2位に5ゲーム差をつけた場合は1勝を希望し、議論は平行線をたどった。同シリーズの冠スポンサーもセ・パそれぞれで募ることが決定。試合形式は同一も、両リーグで「仕様」が異なる可能性が出てきた。

セは「できるだけシンプルな形がいい」(阪神・野崎取締役連盟担当)とアドバンテージなしで一致も、パは3年間実施したプレーオフの成果を踏まえて導入を要望。「最悪、セ、パで違っても」(日本ハム・小嶋オーナー代行)という空気が支配的になってきた。

アジア枠については導入に反対する韓国、台湾の理解を得ることが最優先との見解で一致。年明けに代表団を派遣し、制度の趣旨説明を行う。

三洋電機のオールスタースポンサーの撤退を受けて、早急に新スポンサーを探す方針も確認した。また日本野球機構理事会が開かれ、11月のオーナー会議の審議結果を踏まえ、阪神に支払い義務があった預かり保証金と野球振興協力金の計29億円の減免が正式に承認された。

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セパの議論は平行線…プレーオフのアドバンテージ[サンスポ]

プロ野球実行委員会が4日、都内で開かれた。来季から導入のクライマックスシリーズ(プレーオフ)について話し合われ、パが5ゲーム差で1勝のアドバンテージを主張。セはアドバンテージなしで固まっており議論は平行線。「セパ別の方式でもいい」(阪神・野崎球団取締役)との意見も出た。

また来季から導入を希望するアジア枠について、年明けにも12球団の代表団が韓国、台湾に制度を説明して理解を求める。来年度のアジアシリーズは、11月8〜11日に東京ドームで開催する。

日本野球機構理事会を開き、阪神球団の親会社の合併に伴う預かり保証金、野球振興協力金計29億円の免除を正式決定した。

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パ・リーグ理事会で小池会長の再任決定[サンスポ]

パ・リーグ理事会が都内で行われ、年内で任期満了となる小池唯夫会長(74)の再任を決めた。01年1月に会長に就任した小池氏は4期目に入るが、現在進行中の日本野球機構の機構改革ではセ・パ連盟会長は非常勤となる案もあり、その場合は新たな野球協約に基づいて再協議する。

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パ・リーグは小池会長の再任決める[報知]

セ、パ両リーグの理事会が4日、東京都内で行われ、パは12月末で2年間の任期が満了する小池唯夫会長の再任を決めた。4期目となる。来年の人事も発表され、オーナー懇談会の議長が広島の松田元オーナー、理事長はセが巨人の清武英利球団代表、パはロッテの瀬戸山隆三球団社長に決定した。

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ロッテ・バレンタイン監督が帰国[ニッカン]

ロッテ・バレンタイン監督(56)が4日、米国へ帰国した。昨年のアジア一から一転、今年は4位に終わった。それでもシーズン終了後は、石垣島訪問や台湾での業務提携調印式に出席するなど多忙だった。再来日予定の来年1月下旬までオフに入るが「今後も必要なことは続けて、来年に向けて準備したい」と、雪辱を期す来季のことは頭から離れていない。

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アジア枠の導入で韓国、台湾に説明

アジア枠の導入に関し、年明けに代表団が韓国、台湾へ説明に行くことになった。登録外国人は4人に限られているが、アジア枠1人をプラスしようというもの。韓国、台湾は人材流出が加速されると懸念しているため、事業委員会(清武委員長=巨人代表)が詳細を検討した上で説明する。清武委員賞は「本来ビジネスだから説明する必要はないが、誤解があってはいけないので」と話した。来季からの導入を目指している。

◇その他の実行委員会審議事項

(1)
球宴スポンサーについて。
(2)
西武本拠地を「グッドウィルドーム」、2軍チームが「グッドウィル」への変更を承認。
(3)
来年のアジアシリーズは11月8日〜11日に開催。東京ドームを予定。
(4)
クライマックスシリーズのアドバンテージ、スポンサーについて。
(5)
ドラフト改正、故障者選手特例措置については代表者会議で検討。

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小池会長再選

パ・リーグ理事会は、今年で任期が切れる小池打唯夫会長(74)の再選を決めた。現在、進められている協約改正でコミッショナー事務局、セ、パ連盟の3局が統合される可能性もあるが、小池会長は「まだ改正の行方が分からないので、現協約に従って話を進めました。改正があった時は、その時に検討することになります」と話した。

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