選手名 | 年俸 | 前年比 |
---|---|---|
加藤 | 1850 | ▼450 |
根元 | 1350 | △50 |
塀内 | 1100 | △400 |
日米で騒動になったポスティングに反対の意思を表明しているロッテ・バレンタイン監督が4日、成田発の航空機で帰国。今季最後の激しいボビー節を残して…。
米国で見直し機運が高まっているポスティングへのバレンタイン監督の言葉だ。西武・松坂の交渉権を得るため、レッドソックスから5111万ドル(約60億円)もの巨費が日本に流れた。米コミッショナー、選手会の双方から「米国や選手に金額が還元されない」と、入札を公開制にするなど再考を求める声が噴出。これを制度改正への足がかりと見ているからだ。
今は売り手側の日本にいる指揮官は、母国と同じ再考論者。それも日本のスタンスに立ってだ。
要は入札金が球界に還元されるかが問題。約60億円が手に入る西武の場合、この資金をファンサービス、補強に使うと強調しているが、西武グループ全体の連結決算に組み込まれ、一部が球団への運営費に回されることが濃厚。60億円全てが球団で使える訳ではなさそう。
経営側は赤字圧縮の切り札として期待するポスティングだが、貴重な主力を放出した上に補強費も回ってこないのなら、チームは必然的にやせ細っていく。指揮官にはシャレにならない。“松坂ショック”なのだ。
ロッテにもメジャー志向の選手が多くいる。その先頭がエース清水。バレンタイン監督は、「ポスティングを使うとすれば今年だったろう。来オフにまた本人が考えるかもしれない」と早期流出を心配する。
ロッテも20億円強の累積赤字を抱え、エースを売ったお金が直接現場に還元されるかは疑問。ボビーの声は球界に届くのか−。
昨年Vフィーバー、今年は報道陣5、6人、ホントニ寂しいデスネ〜…ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が4日、成田発ニューヨーク行きの日航機で帰国した。この日、空港に集まった報道陣はわずか5、6人。昨年の優勝フィーバーがウソのように、ひっそり日本を後にした。
テレビカメラが押しかけ、無数のフラッシュに包まれながら日本を後にした昨年が懐かしい…プレーオフ進出を逃し4位に終わった今年、テレビカメラはゼロ。ファンのサイン攻めもなかった。
まさに天と地ほどの惨状に、ボビーが悔しく思わないはずがない。「帰ってからもやらなきゃいけないことはたくさんある。来季の準備もしないと」。“休暇返上”で中南米のウインター・リーグを視察し、助っ人探しを続けていく予定だ。
来季、覇権を奪回すれば05年の熱狂ぶりが戻るはず。多忙を極める指揮官でも、休む訳にはいかないデス!
ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が4日、成田空港発の航空機で米国に帰国した。大きな荷物をカートに積んで空港に現れると「(帰国中も)やらなければいけないことはたくさんある」。オフでも休むことなく、来季の準備へ向け東奔西走していく。昨年はアジア一の称号を手にしたことで、帰国時は報道陣が殺到。今年は4位に終わり、TVカメラは1台もなし。オフの外国選手補強については「ウインターリーグなど行かなければいけないところには全部足を運ぶ」と話していた。
ロッテはオリックスからトレードで移籍した早川大輔外野手(31)と、前ソフトバンク定岡卓摩内野手(20)の入団会見を行った。背番号は早川は「44」、定岡が「70」。
ロッテ・バレンタイン監督が成田空港発の日航機で帰国。「米国に戻ってもやることはある」と新外国人発掘の旅に出ると明かした。17日からはプエルトリコ、ドミニカ共和国でウインターリーグを視察。瀬戸山球団社長から「予算は5000万円まで」と“格安助っ人”獲得を厳命されており「(メキシコ、ベネズエラと)ウインターリーグ開催国の全てに足を運ぶ」と意気込んだ。
来季からセ、パ両リーグで統一されるポストシーズンゲーム「クライマックスシリーズ」がセ、パそれぞれ独自で開催される可能性が出てきた。プロ野球実行委員会が4日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、リーグ優勝チームに与えられるアドバンテージはセ、パで意見がまとまらない中、冠スポンサーはリーグ別々につけることが決まった。
セ・リーグはこの日の理事会で「アドバンテージをつけないことで合意した」(中日・伊藤代表)ものの、パ・リーグは「何らかのアドバンテージをつけたいという方針」(ロッテ・瀬戸山球団社長)で、昨年までのような5ゲーム差で1勝などの案も出た。また、「セと同時に開催しなくてもいいのではないか」と日程も別にするという意見もあった。
アドバンテージについては21日に開かれる12球団代表者会議で正式決定するが、パが譲歩しない限りは、両リーグ初の統一開催となる「クライマックスシリーズ」は、冠スポンサーだけでなく、試合形式もそれぞれ独自路線を歩むことになる。
ロッテのバレンタイン監督が4日、日航機で米国に帰国した。連覇を狙った今季はリーグ4位。不満の残る1年だっただけに「アメリカに戻っても、やるべきことはたくさんある」と気を引き締めた。帰国後は、新外国人選手を獲得するため、プエルトリコなどでウインターリーグを視察する予定。「ウチのチームの助けになる選手を探したい」と意気込んでいた。
ロッテは、オリックスからトレードで獲得した早川大輔外野手(31)の入団を発表した。背番号は44。早川は今季21試合で打率.196、1本塁打、3打点だった。また、ソフトバンクから自由契約になっていた定岡卓摩内野手(20)の入団も発表し、背番号は70に決まった。
プロ野球実行委員会が4日、東京都内で行われた。
来季から導入する日本シリーズ出場権を争うクライマックスシリーズについて、アドバンテージなしを主張したセに対して、パは2位に5ゲーム差をつけた場合は1勝を希望し、議論は平行線をたどった。同シリーズの冠スポンサーもセ・パそれぞれで募ることが決定。試合形式は同一も、両リーグで「仕様」が異なる可能性が出てきた。
セは「できるだけシンプルな形がいい」(阪神・野崎取締役連盟担当)とアドバンテージなしで一致も、パは3年間実施したプレーオフの成果を踏まえて導入を要望。「最悪、セ、パで違っても」(日本ハム・小嶋オーナー代行)という空気が支配的になってきた。
アジア枠については導入に反対する韓国、台湾の理解を得ることが最優先との見解で一致。年明けに代表団を派遣し、制度の趣旨説明を行う。
三洋電機のオールスタースポンサーの撤退を受けて、早急に新スポンサーを探す方針も確認した。また日本野球機構理事会が開かれ、11月のオーナー会議の審議結果を踏まえ、阪神に支払い義務があった預かり保証金と野球振興協力金の計29億円の減免が正式に承認された。
プロ野球実行委員会が4日、都内で開かれた。来季から導入のクライマックスシリーズ(プレーオフ)について話し合われ、パが5ゲーム差で1勝のアドバンテージを主張。セはアドバンテージなしで固まっており議論は平行線。「セパ別の方式でもいい」(阪神・野崎球団取締役)との意見も出た。
また来季から導入を希望するアジア枠について、年明けにも12球団の代表団が韓国、台湾に制度を説明して理解を求める。来年度のアジアシリーズは、11月8〜11日に東京ドームで開催する。
日本野球機構理事会を開き、阪神球団の親会社の合併に伴う預かり保証金、野球振興協力金計29億円の免除を正式決定した。
パ・リーグ理事会が都内で行われ、年内で任期満了となる小池唯夫会長(74)の再任を決めた。01年1月に会長に就任した小池氏は4期目に入るが、現在進行中の日本野球機構の機構改革ではセ・パ連盟会長は非常勤となる案もあり、その場合は新たな野球協約に基づいて再協議する。
セ、パ両リーグの理事会が4日、東京都内で行われ、パは12月末で2年間の任期が満了する小池唯夫会長の再任を決めた。4期目となる。来年の人事も発表され、オーナー懇談会の議長が広島の松田元オーナー、理事長はセが巨人の清武英利球団代表、パはロッテの瀬戸山隆三球団社長に決定した。
ロッテ・バレンタイン監督(56)が4日、米国へ帰国した。昨年のアジア一から一転、今年は4位に終わった。それでもシーズン終了後は、石垣島訪問や台湾での業務提携調印式に出席するなど多忙だった。再来日予定の来年1月下旬までオフに入るが「今後も必要なことは続けて、来年に向けて準備したい」と、雪辱を期す来季のことは頭から離れていない。
アジア枠の導入に関し、年明けに代表団が韓国、台湾へ説明に行くことになった。登録外国人は4人に限られているが、アジア枠1人をプラスしようというもの。韓国、台湾は人材流出が加速されると懸念しているため、事業委員会(清武委員長=巨人代表)が詳細を検討した上で説明する。清武委員賞は「本来ビジネスだから説明する必要はないが、誤解があってはいけないので」と話した。来季からの導入を目指している。
パ・リーグ理事会は、今年で任期が切れる小池打唯夫会長(74)の再選を決めた。現在、進められている協約改正でコミッショナー事務局、セ、パ連盟の3局が統合される可能性もあるが、小池会長は「まだ改正の行方が分からないので、現協約に従って話を進めました。改正があった時は、その時に検討することになります」と話した。