12月11日12月11日橋本捕手が11日、1000万円減の4000万円で更改した。昨季は里崎との併用で31年ぶりの優勝に貢献したが、今季はわずか44試合の出場で打率1割4分6厘と不振を極めた。（金額は推定）
| 選手名 | 年俸 | 前年比 |
|---|---|---|
| 橋本 | 4000 | ▼1000 |
ロッテの高校生ドラフト1巡目指名で入団が決まった沖縄・八重山商工の大嶺が上京。14日の入団会見に向け、石垣島から約6時間の長旅を敢行した18歳は「寒い」と苦笑いを浮かべた。それでも「自分の力が通用するか楽しみ」と早くも意欲。契約金1億円の一部を「母校に寄付したい」という右腕の活躍を、故郷のファンは待ちわびている。
高校生ドラフトでロッテ1巡目の八重山商工・大嶺が14日の新入団選手発表に備えて、沖縄・石垣島から千葉入り。那覇経由で飛行機を乗り継いで4時間、午後5時9分に羽田空港に到着したが日が暮れていることにまず驚いた。「石垣はまだ明るいのに…」。気温はわずか6度。故郷は12月でも26度を記録する。コートもない大嶺は「ナメてました」とブルブル。永野スカウトから「明日はオレのコートを持ってきてやる」と言われて苦笑いだった。
オレ達がパの顔になる！福岡ソフトバンクの川崎宗則内野手（25）が11日、千葉ロッテの西岡剛内野手（22）との“共闘”を宣言した。松坂大輔投手（西武）の米メジャー移籍が濃厚で、小笠原道大内野手（日本ハム）は巨人へ、新庄剛志外野手（同）も引退と、主役級が次々に姿を消す来季のパ・リーグ。そこで、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）でも世界一に貢献したイケメンコンビが「2人で一緒に盛り上げたい」と誓い合った。
2人でファンを燃え上がらせる。川崎がパ・リーグの人気を牽引する“リードオフマン”となることを堂々と宣言した。「西岡と一緒にパ・リーグを盛り上げるため、ボクも全力を尽くしたい」。06年は世界一に輝いたWBCで野球ファンを魅了したイケメンコンビで、07年は球界の盛り上げに一役買うつもりだ。
レッドソックスと移籍交渉中の松坂をはじめ、ユニホームを脱いだ新庄、巨人にFA移籍した小笠原と、看板選手が次々と姿を消すパ・リーグ。ホークスは小久保、多村とセから中心選手を獲得したが、リーグ全体を見渡せばイケメンコンビのプレーにも大きな期待がかかる。
WBCで二遊間を組み、グラウンドを離れても一緒に食事に出かけるなど親交深い間柄。もちろん、戦いの場ではしのぎを削るライバルだ。2年ぶりにベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞し、ロッテが日本一に輝いた05年は西岡に奪われた遊撃のベストナインを取り戻した川崎。当然、来季も連続受賞を狙いそうなところだが、タイトルへの欲はない。
「タイトルは全て西岡に譲ってもいいんです。ボクは個人タイトルを目指して野球をしている訳じゃない。西岡は年下だけど見習う点も多いし、素晴らしい選手だから」。この日のトークショーでは、盗塁王について「今年は西岡が取ったけど、来年は自分が取りたい」と奪回への意欲を披露したが、これはリップサービスだ。望んでいるのは、タイトルよりも激しいレース。それが互いの能力を高め合い、さらにはファンの目を引き付ける。
トークショーの前に西戸崎練習場でランニングやストレッチなどで約3時間、たっぷりと汗を流した。来季への準備は抜かりない。「こういうイベント（トークショー）だけでなく、野球の面白さを伝えたいと常に思っています。2人ともその意識を持てば、野球の技術も上がっていく」。イケメンがガッチリと手を組み、なおかつ火花を散らして、「パの顔」となる。
ジャニーズもビックリ!?川崎と西岡はこの日、福岡市内で行われたチャリティートークショーに出演した。会場を埋めた約1200人のほとんどが女性ファン。2人が姿を見せると「ギャ〜ッ！」と悲鳴にも似た大歓声が沸き起こった。普段から仲の良い間柄だけに、トークのところどころで容赦ないツッコミを展開。「ムネさんは何でも言うことを聞いてくれる」と西岡に“暴露”され、川崎も苦笑いで「（西岡は）強気で、お嫁さんにしたいタイプ」とのろけて？いた。
球界を代表するイケメンコンビが緊急合体だ。ソフトバンク・川崎とロッテ・西岡が福岡市内で「クリスマストークショー」を開催。女性ファンからは黄色い声援が乱れ飛んだ。今年3月のWBCで意気投合した「ムネツヨ・コンビ」。9日には同じくトークショーで女性ファンを失神させた西岡が「ムネさんと二遊間が組めたら最高」と言えば、川崎も「2人が中心となって野球の面白さを伝えたい」と宣言。女性ファンのハートをとろけさせた。
ソフトバンク川崎がWBCに続き、ロッテ西岡と北京五輪での「二遊間コンビ」結成を熱望した。2人は福岡市内で行われたクリスマスチャリティートークショーに出演。川崎は「西岡と二遊間を組めれば楽しみ。楽しいプレーを見せたい」とコンビ復活を望んだ。それに対し西岡も「ムネさん（川崎）と組むことができれば最高。（監督候補の）星野さんも熱血漢だし、五輪でプレーできるのを楽しみにしています」と話した。
事業委員会（清武英利委員長＝巨人球団代表）が11日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、来季からの導入を目指すアジア枠について検討された。従来の外国人枠に加え、アジア出身選手を別枠とする制度で、12球団ではおおよその合意に至っている。ただ、過去には台湾や韓国から反対された経緯があるため、22日に清武委員長と西武黒岩代表が台湾を訪れ、日本球界の考え方を説明することになった。年明けには韓国へも出向く。
日本ハム小嶋オーナー代行は「どのような方法ならば可能なのか。アジア枠を実現するための可能性を探ってもらいます」と説明した。例えば、台湾はウインターリーグの開催を希望しているが、そうしたアイデアを含めアジア地域全体の発展を模索していく。また、同委員会では審判問題についても検討しており、リプレー映像による判定補助についても検討された。また、雑談としてポスティングシステムについても意見交換された。
アジア枠導入に反対する台湾、韓国プロ野球の説得に関し、事業委員会（委員長＝巨人・清武英利代表）は11日、都内で会合を開き、今月下旬に台湾・中華職棒大連盟（CPBL）、新年1月に韓国野球委員会（KBO）に担当者を派遣することを決めた。
「アジアという広い視野での活性化」（中日・伊藤一正代表）、「アジアでの共存共栄」（横浜・山中正竹連盟担当）との趣旨を説明する。
台湾から提案のある台湾冬季リーグ参加やアジアシリーズ拡大なども材料に理解を求める。
アジア枠は現行4人の外国人枠にアジア出身1人を別枠で加える制度。枠の範囲や適用など詳細は固めていない。台湾、韓国は人材流出を憂い、日本プロ野球選手会は出場機会減少などで反対している。
NPB（日本プロ野球組織）の事業委員会（委員長・清武英利球団代表＝巨人）が11日、都内で開かれ韓国や台湾出身選手のために従来の外国人枠とは別に1軍登録枠を設ける「アジア枠」などについて協議した。
アジア枠については、選手会と台湾、韓国の理解を得ながら、導入を目指すことが確認されている。選手会は7日の定期大会で、プロ経験のない選手が日本人と同じ統一契約書にサインした場合のみ可と条件をつけたが、この日は意見をまとめなかった。しかし外国人枠と合わせた5人を出場選手登録した場合に、「スタメン5人というのはいかがなものか」（中日・伊藤球団代表）と、野手と投手いずれも4人以上（現状では3人）の登録を認めない方針であることが分かった。
22日には清武委員長と西武・黒岩球団代表が台湾へ向かい、CPBL（中華職業棒球大連盟）首脳に事情説明を行う。またKBO（韓国野球委員会）への説明は、アジア大会の3位敗退で国内球界が大揺れとなっていることもあり、年明けとなる見込みだ。
事業委員会が11日、東京都内で開かれ、来季から1軍の外国人枠とは別に新設する方向のアジア枠に関して協議し、導入に反対する韓国と台湾へ事情説明に行く日程を詰めた。代表者が台湾に12月22日、韓国には年明けに訪れる予定。このほか、来春のオープン戦で判断が難しい本塁打を対象とし、試験的に実施するモニター映像による判定補助についても議論した。