千葉ロッテは14日、千葉市中央区のぱ・る・るプラザ千葉で新入団選手9人の入団発表を行った。高校生ドラフト1巡目指名の八重山商工高(沖縄)の大嶺祐太投手は「1日でも早く1軍のマウンドに上がり(石垣)島の皆さんとファンに素晴らしい姿を見せたい」と話した。「球団を代表するピッチャーになりたい」と大嶺。140キロ台後半の直球が魅力な将来のローテーション候補は、「清水(直行)選手を抜くように頑張りたい」と招待されたファンの前で力強く宣言。
また、強肩、俊足が売りの2巡目指名の横浜高(神奈川)の佐藤賢治外野手は「マリンスタジアムのバッターボックスに立てるように一生懸命練習したい」。最速146キロの直球が武器の3巡目の札幌日大高(北海道)の黒滝将人投手は「日々努力して(背番号)36番クロタキを覚えてもらいたい」と抱負を口にした。
“和製大砲”の期待が大きい大学・社会人ドラフト3巡目の神戸拓光外野手は「早くチームに慣れて、チーム貢献したい。マリン(スタジアム)でホームランを打ちたい」と意欲を見せた。
プロ野球千葉ロッテの新入団選手発表が14日、千葉市内で行われ、高校生ドラフト3巡目指名の札幌日大・黒滝将人投手(18)は「将来は大嶺(祐太)君と2人でローテーションを組めるようになりたい」と決意表明。背番号は現在、巨人の主砲・李承ヨプがロッテ時代につけていた「36」に決まり、球団の黒滝に対する期待の大きさがうかがえた。
この日午前中に施設見学した黒滝は「見た目より大きい。ここでじっくり体をつくって3年以内に1軍に上がりたい」と目を輝かせた。プロから指名を受けてからも毎日練習。トレーニングコーチの作成したメニューをきっちりこなし、体重もベストの83キロをキープしている。
入団発表に合わせ、故郷・小平町でも14日、約200人の後援会が発足した。留萌管内からは若松勉氏(前ヤクルト監督)、本間満(ソフトバンク)、五十嵐亮太(ヤクルト)に続く4人目のプロ戦士。過去の3人はいずれも1軍で活躍した選手ばかり。黒滝は「真っ直ぐに磨きをかけ、故郷の人に喜んでもらえる投手になりたい」と力を込めた。
ロッテ高校生ドラフト1巡目の大嶺祐太投手(18=八重山商工)が14日、千葉市内で行われたファン参加型の新入団選手発表会に臨んだ。ひときわ大きなコールを受けるとともに「歓迎大嶺祐太様」と個人的な横断幕も用意されるなど、早くも熱烈待遇で迎えられた。チームで目標とする選手をファンに質問されると「清水選手を抜きたい」と、エース超えも掲げた。前日のマリーンズ寮見学で履いていたつま先のとがった白の革靴は「怒られたらしいですよ」(同期入団選手)と、この日はスニーカーに履き替えていた。
ロッテが14日、新人選手の入団発表を行った。9選手は会見に先立ち、千葉マリンを施設見学。高校生ドラフト1巡目、八重山商工・大嶺祐太投手(18)には来春、同校入学を希望する弟・翔太君(14)が同行した。投手、遊撃手をこなすセンスは兄以上で、球団は早くも熱視線。高校では捕手転向を予定しており、4年後には兄弟バッテリーが誕生する可能性も出てきた。
南海の怪腕に“怪物候補生”の弟がいることが判明した。大嶺の横を歩く細身の少年を、松本編成部スーパーバイザーは頼もしそうに見つめた。「プレーは見たことはないけれど、いい選手らしいね。4年後、ウチに入ってくれれば面白い」。
WBA世界ライトフライ級王者・亀田興毅似の風貌。この3年間で20センチ以上成長し、中学3年生ながら1メートル78、68キロの堂々たる体格だ。3年後には、最速151キロを記録した兄の1メートル84を抜かす勢い。大嶺自身も「みんながセンスは僕以上と言っている」と認めている。
翔太の魅力は鉄砲肩。中学の軟式野球部では主に遊撃を守っていたが、マウンドに上がれば140キロの剛速球も披露する。強肩を生かし、高校では捕手に転向する意向だ。大嶺兄弟を小学生時代からよく知る伊志嶺監督は「投手と野手の違いはあるけれど、技術では弟が上」と証言。さらに「兄よりもヤンチャ。今は丸刈りだが、1年間ぐらいスキンヘッドにしたことがあった。周囲を気にしない性格は野球向き」と負けん気の強さも折り紙付きという。
「(プロ入りした兄が)正直うらやましい。4年後はプロに行きたい」。兄に追い付き追い越せと、翔太は早くも“プロ入り”宣言。千葉マリンで大嶺兄弟が大暴れする日も夢ではない。
新入団発表は、千葉市内のホールで希望者4000人の中から抽選で選ばれた550人のファンが見守る中で行われた。“26番目の戦士”である応援団からコールを受けると新人選手は感無量。1メートル91でチーム最長身となる大学・社会人ドラフト3巡目指名の神戸は涙で目を充血させると「学生時代は“デカイの”と呼ばれてきた。プロになったので違うニックネームを付けてください」と意外な決意を語った。
ロッテ新人9選手の入団発表が行われ、高校生ドラフト1巡目指名の大嶺(八重山商工)は大感激だ。千葉市内の会場には抽選で選ばれた550人のファンが集結。「祐太、オレたちは待ってたぜ!」の横断幕、怒涛の「オオミネ!!」コールに迎えられ「感激です。ロッテに入って本当に良かった」と声を震わせた。
ロッテは14日、千葉市内で新人9選手の入団発表を行った。招待されたファンを前に、高校生ドラフト1位の大嶺祐太投手(沖縄・八重山商工高)は「1日でも早く1軍に上がり、(石垣)島とファンの皆さんに素晴らしいピッチングを見せたい」と抱負を語った。
ロッテの新入団9選手の発表会見が14日、千葉市内でファン参加で行われた。高校生ドラフト1巡目指名の大嶺祐太投手(18=八重山商工)は「大嶺コール」の大合唱を初体験し「感動しました。早く1軍のマウンドに立てるように頑張りたい」と話した。また帰国中のバレンタイン監督は欠席したが、新人への激励コメントをビデオレターで送った。