12月17日12月17日千葉ロッテの小宮山悟投手（41）が17日、千葉マリンスタジアムで契約交渉を行い、300万円減の3200万円で更改した。「今年は残念な結果に終わったので、来年は悔しい思いをしないようにしたい」と淡々と話した。5分にも満たないスピード更改となったが、「球団にはシーズン中から思っていることは話している。監督にもその都度気がついていることがあれば話しているので」。
今季は24試合に登板し、2敗と白星がなかったが、「自分の勝ち星よりチームにとってプラスになることをすればいい」とさらり。来季42歳を迎えるベテラン右腕は「希望は先発だが、可能性はゼロに近いので、投げろと言われたところで投げる。自分にあった仕事をするだけ」。「今年は大事なシーズンと言い続けてきたが惨敗に近かった。来年はあらためて大事なシーズン。プレーオフに届かなければ2005年は何だったんだとなる。何が何でもプレーオフに出る。1位通過も目指す」と気合を入れていた。（金額は推定）
また米大リーグ、レッドソックスに入団が決まった松坂大輔投手には、「みんなが思っている程度やれて当たり前の投手。けがせず1年間、35試合、250回以上投げれば、周りから見てすごいなぁ、というピッチングはする」といい、「（来季）1年終わって翌年開幕で投げられるぐらい、彼はすごい」と加えた。
| 選手名 | 年俸 | 前年比 |
|---|---|---|
| 小宮山 | 3200 | ▼300 |
何とも悩ましい状況だ。ロッテの最年長右腕・小宮山が17日、千葉マリンで契約交渉に臨み、今季年俸3500万円から9％減の3200万円（推定）で更改した。
約5分で更改した小宮山が切り出した。今季は24試合で0勝2敗、防御率4.63。敗戦処理に徹し、かねての希望だった先発復帰は果たせず。「未勝利？別にいいやって感じ。ここで投げろというところで投げられればいいからね」。
小宮山にとって今回のサインは苦笑いの連続だった。選手と指導者候補としての狭間にあるからだ。ベテランに球団から今季最終戦で下交渉の声がかかった。現役続行と同時に打診されたのはコーチ兼任案だった。「球団の方から、そういうニュアンスの話があったことは事実。最終的に選手でということになった」と明かしたが、来季42歳の右腕には複雑な決定だったからだ。
来季でバレンタイン政権は4年目。球団は昨オフに4年契約を結んでいたが、「来オフがボビーもそろそろって、感じになるかも」（球団関係者）とみているからだ。となれば後継者が問題に。球団内では西村ヘッドと共に小宮山を有力候補とみている。それゆえ来季コーチ兼任で指導者としての布石を打ち08年にも新政権樹立−の青写真が存在するからだ。
だが小宮山にとってバレンタイン監督はロッテ、メッツを通じての恩師。「毎オフ（更改で球団に）爆弾を落としていたけど、ボビーが（要望を）いってくれているからね」と信服している。球団の将来的ビジョンは理解できるが、バレンタイン監督が在任中に後を伺うような“裏切り行為”はできないのだ。
「現役一本。でも選手全体を把握して支えて欲しい」（狭間球団代表補佐）と“折衷案”を取った形だが、選手と指導者と義理の狭間の小宮山には、何とも悩ましい42歳のシーズンを迎えることになる。
パ・リーグ最年長投手、ロッテ小宮山悟（41）が17日、千葉市内の球団事務所で第1回契約交渉に臨み、300万ダウンの3200万円で更改した。今季終了間際にはコーチ兼任の提案もあったが「本人の強い意志もあったので」（狭間球団代表補佐）と、来季も選手専念での現役続行が決まった。
ベテラン右腕は「ダウンなんで冗談じゃないって感じだよ」としながら、来年も選手一本でプレーできることに笑顔だ。シーズン中から球団側と将来的なビジョンを再三確認していたため、以前は越年交渉の常連だったが、この日はわずか5分の短期決着となった。ここ2年間は中継ぎ機会が多く、白星もない。それでも「チームにとってプラスになる働きをすることが1番」と役目を精一杯果たすことだけを考える。来季42歳を迎える小宮山は、選手の立場からV奪還へチームを支える。
ロッテの小宮山悟投手（41）が17日、千葉マリンで契約更改し、300万円減の3200万円でサイン。来季もコーチ兼任ではなく、現役1本で臨む意向を明らかにした。
今季は24試合に登板し、0勝2敗、防御率4.63。全てリリーフ登板で、2年連続白星なしに終わった。だが「自分が勝とうが負けようが関係ない。今季は（チームが）惨敗に近い形だった。こういう悔しい思いはしたくない」と自身のことよりも今季、プレーオフにすら出場できなかったことに、悔しさをにじませた。
球団内の一部ではコーチ兼任案も浮上したが「契約を結ぶ上でそういう話はなかった」と16年目のシーズンもあくまで1人の戦力。「先発する可能性はゼロだろうけど、希望は先発」と真剣な眼差しで話した。虎視眈々とローテ入りを狙いながら、精神的なチームの支柱として、V奪回を目指す。
ロッテ・小宮山が17日、300万円減の年俸3200万円で契約を更改。今季は救援で24試合に登板。42歳を迎える来季、2年ぶりの覇権奪回を目指すベテランは「ポストシーズンゲームにも届かなければ、（日本一になった）2005年は何だったんだとなる。何が何でもポストシーズンゲームには出る」と気合を入れていた。
ロッテ藤田宗一投手（34）代田建紀内野手（32）青松敬鎔捕手（20）の3選手が17日、千葉市内で行われた野球教室に参加した。藤田は、小学生の女子球児の迫力ある投球を目の当たりにし、「言うことなし」と笑顔で声を掛けた。また野球教室後には「来年ケガをしないで投げ抜くためにも、今はしっかり休んで、今月20日ぐらいから本格的に始動します」と話した。
ロッテ・小宮山投手は17日、300万円減の年俸3200万円で契約を更改した。今季は救援で24試合に登板。来季42歳を迎えるベテランは「ポストシーズンゲームにも届かなければ、（日本一になった）2005年は何だったんだとなる。何が何でもポストシーズンゲームには出る」と気合を入れていた。（金額は推定）