千葉ロッテに入団した新外国人選手で台湾出身の呉偲佑(ウー・スヨ)投手(24)が24日、来日後の初会見を千葉マリンスタジアムで行い、「台湾のマスコミから和田投手(ソフトバンク)のようと言われた。最高なら12勝」と来季に向けた意欲をみせた。
呉投手は台湾プロで今季17勝3敗1S(通算29勝13敗1S)した左腕の即戦力。今年のアジアシリーズにも出場、最速142キロの直球、チェンジアップとスライダーの緩急が持ち味。台湾でのニックネームは「546」。ウー・スヨの発音がこの数字と似ているため、背番号も「46」を希望したと笑顔を見せた。
千葉マリンは「設備が完備されていいスタジアム」と印象を話し、「日本の打者はよく知らない。ロッテは投手陣が充実しているから先発に入れるか心配だけど、最低でも7勝できる。最高なら12勝」と自信をみせ、すでにトレーニングを始め、体重を絞っているという。「ソフトバンク4番・松中は抑えたいか」と聞かれると、力強く「頑張ります」と答えた。
ロッテに来季から新加入する呉偲佑(ウー・スヨ)投手(24)が24日、千葉マリンを訪れ施設の見学などを行った。今季台湾のラニュー・ベアーズで17勝を挙げた左腕は本拠地の設備に感激。「1軍で最低でも7勝、できれば12勝したい」と意気込みを話した。
大の親日家で、今回の来日もクリスマスと正月を日本で過ごしたいと急遽決定した。日本食も大好きで特に日本のコメがお気に入り。「美味しいからついつい食べてしまう」。しかし現在は減量中で、95キロあった体重を90キロまで絞ったところ。ベストの85キロになるまでは日本食も控える禁欲生活で調整していく。
同じ台湾の先輩、荘勝雄ブルペンコーチ(47)は「チェンジアップが良く、緩急で打ち取る。ソフトバンクの和田タイプ」と期待をかけている。先発左腕が不足しているロッテ投手陣。呉が開幕ローテーション争いに加わっていく。
台湾・ラニューからロッテに入団した呉偲佑(ウ・スヨ)投手(24)が24日、本拠地・千葉マリンスタジアムを見学。来日前に、新天地での活躍を期待する父親から、“日本女性との交際禁止”を命じられたことを明かした。
今季、台湾で最多勝を獲得した呉。しかし父は異国の地に旅立つ息子が心配でならなかった?呉は「父から日本人の女性には手を出すなと言われてきました」と苦笑いを浮かべた。理由は「文化も習慣も違うし、もし結婚して台湾に戻ってきたら苦労する」から。日本女性と付き合って文化などの違いで頭を悩ますよりも、野球に集中して欲しいという親心からだろう。
“雑念”を断ち切らなければならないのは、食事に対しても同じだ。持病の左ひざ痛で練習を抑えめにしていたこともあり、体重は一時99キロまで増えた。現在は「ベストの85キロまであと5キロ」まで落としたが、まだまだ減量が必要だ。
ただ、これも日本で活躍するためには必要なこと。「今は日本でずっとプレーすることしか考えていない」と呉。“禁欲生活”でV奪回の救世主になる。
来季からロッテに加入する呉偲佑投手(ウー・スヨ=24)は禁欲生活で成功をつかむ。台湾で今季最多17勝を挙げた左腕は24日、新本拠地となる千葉マリンを施設見学し、野球に専念することを強く誓った。
「父親から『文化も習慣も違って苦労するから、日本の女性と交際しない方がいい』と言われた」と、珍指令を受けていることを明かした。活躍を期待される新天地で、ストレスなどがプレーの妨げにならないとも限らない。言葉の裏に隠された意図をくみ取り、交際禁止を自らに課した。
また日本食による体重増加にも警戒を強める。「日本はお米とか美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまう」と苦笑い。11月のアジアシリーズで来日した際に95キロあった体重を90キロまで落とした。目標のベスト85キロまであと少しだが、今後ひとり暮らしで外食機会が増えることも予想されるだけに、厳しい食事制限を行っていく構えだ。
アジアシリーズでは、サムスン(韓国)戦で先発。5回2/3を被安打5、2失点と好投し、チームの決勝進出に貢献した。140キロ台の直球とチェンジアップなど緩急を駆使した投球が持ち味で、同じ台湾出身の荘ブルペンコーチも「ソフトバンク和田に似ている」と、活躍に太鼓判を押す。
台湾での実績は申し分ない。ロッテ投手陣の層は厚いが、左腕の先発候補は成瀬だけと手薄なだけに、先発陣に名を連ねる可能性は十分ある。「最低7勝、良ければ12勝はいける」。野球に専念する環境を整える台湾球界屈指の左腕が、異国の地でも活躍を狙う。
ロッテに入団した呉偲佑(ウ・スヨ)投手(24)=台湾ラニュー=が24日、千葉マリンを訪れ、施設見学を行った。今季最多勝を獲得した台湾No.1左腕は、来季の目標を先発ローテーションに定着して12勝に設定。ジャパニーズドリームを実現させるためにも日本人女性との交際を自粛する“禁欲生活”を送ることを明らかにした。
24歳で独身。血気盛んな年頃で異国での“甘〜い”誘惑も増えそうだが、呉は厳格な父の言いつけを守る決意だ。
「父から日本の女性と付き合うのは厳しいと言われた。文化も習慣も違うからね」。野球に集中するため、日本での成功を願う父のためにも日本人女性との交際を自粛する構えを見せた。
さらに大好きな日本食も控える。来季に向けて体を絞っており、今季96キロだった体重は現在90キロ。85キロまで落とす予定で「神戸牛とか米とか日本食は美味しくて、いっぱい食べちゃうから」と我慢する。
「日本はレベルが高いけど最低7勝、最高で12勝は勝てるんじゃないかな」。自信満々のセリフはダテではない。台湾でプロ3年目の今季は17勝を挙げ最多勝を獲得。140キロ台の切れのいい直球にスライダー、チェンジアップ、さらに春先にライバル球団「兄弟」の横田久則投手コーチ(元西武)から習ったフォークを操り、荘ブルペンコーチは「ソフトバンクの和田タイプ。1年目から活躍できる」と太鼓判を押した。
「松中さんは知っている。抑えられるように頑張りたい」。ソフトバンクの主砲を斬って、2年ぶりのV奪回に貢献する。4人の外国人枠も来季から「アジア枠」が創設される方向で動いており、呉にとって追い風となる。今季は巨人・姜建銘(ジャン・チェンミン)ら台湾出身投手が活躍。台湾で呉と最多勝を分け合った林恩宇(リン・エンユウ)=誠泰=も楽天入りしたが「同じ台湾人には負けない」と頼もしい。呉はマウンドで日本人女性を魅了する。
台湾・ラニューのエースで、ロッテに移籍することが決まった呉偲祐(ウー・スヨ)投手(24)=台湾=が24日、新天地となる千葉マリンスタジアムを訪れた。母国の英雄、荘勝雄・1軍ブルペン担当コーチ(47)から“禁欲指令”を受け、1年目からの2ケタ勝利を誓った。
今月1日に入団が決まった期待の左腕、呉が“鬼コーチ”にクギを刺された。「母国のお父さんから『日本で彼女を作らないように』といわれている」。臨時通訳を務めた荘コーチから、早速“禁欲指令”だ。
91年に日本に帰化した同コーチは85年にロッテに入団し、実働11年で通算70勝83敗33Sの成績をあげた台湾の英雄。先月、2軍投手コーチから1軍プルペン担当コーチの配転が決まり、呉にとっては心強い存在だ。
「言葉も分からず自分も最初は孤独だったが、投手はマウンドでも孤独なもの。1人で頑張れ」。現役時代は当時の本拠地、川崎球場に電車で通っていた同コーチは、千葉・浦安市内で1人暮らしを始める呉にも日本文化に早く慣れるため、電車通勤も命じた。
呉も独学で日本語学習を開始。体重も現在の90キロからベストの85キロまで絞り込む予定で「先発ローテに入り、よければ12勝ぐらい挙げたい。日本にいるほかの台湾投手には負けない」。大先輩のエールに応える活躍を誓った。
24日、入団が決定している呉偲佑投手(24)の会見がマリンスタジアムで行われた。