千葉ロッテの小野晋吾投手(31)が28日、千葉マリンスタジアムで契約交渉を行い、2000万円増の1億円で更改した。「入団から13年かかったが、プロ野球選手として1つの目標だった」。今季は年間を通して先発ローテーションを守り、7勝7敗ながら防御率2.66と安定感があった。さらに“ファンの声”が後押し。球団の公式ホームページで「今季最も活躍したと思う選手」の投票結果で小野が1位に輝いたことも評価され、500万円分の上積みも勝ち取った。「嬉しかった。ファンがこれだけ評価してくれた」。
千葉ロッテの今江敏晃内野手(23)が饂日、千葉マリンスタジアムで2回目の契約交渉を行い、1000万円増の6500万円で更改した。「成績には納得していないが、今年の頑張りを評価してもらった」。笑顔の会見となった。
今季は126試合に出場し、打率2割6分7厘、9本塁打、47打点。成績は昨年を下回ったが、「試合数、安打数はチームで1番ですし、2年連続ゴールデングラブ賞も取ったし、オールスターにも出た」。来季はレギュラー3年目となる。「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)から始まって、今季は僕がもっと上を目指すためのいい経験となった」と今江。「来季は全試合出場が目標。今季の全てを上回りたい」。
選手名 | 年俸 | 前年比 |
---|---|---|
小野 | 10000 | △2000 |
今江 | 5800 | △300 |
パ・リーグ小池会長は、来季から開催されるクライマックス・シリーズの成功を誓った。すでにパはプレーオフを開催し、大きな成功を収めてきた。来年からセと合同になり、独自性が失われるが、小池会長は「アドバンテージの問題などあったが、とにかくやろうという決断はよかったと思う。不都合があれば見直せばいい。何とか成功させたい」と語った。
社会人野球のかずさマジック(千葉)は28日、元ロッテの初芝清氏(39)のコーチ就任を発表した。21日に契約を交わし、27日に日本野球連盟への登録が完了した。1月4日のチーム始動から合流する。
初芝氏は二松学舎大付(東京)から東芝府中を経てドラフト4位で1989年にロッテ入り。95年には打点王とベストナインに輝き、日本一となった05年シーズン終了後に現役を引退した。このほど同じ千葉県内のチームであり、自らも経験した社会人球界の活性化に一役買いたいという思いからコーチ就任が実現した。
チーム関係者によると「初芝さんは『都市対抗に出られなかった悔しさは知っている。ぜひともチームの勝利に貢献したい』と意欲を見せている」と言う。来季は強力な布陣で、4年ぶり都市対抗を目指す。
ロッテがズレータ獲得へ自信を見せた。瀬戸山球団社長は28日、南米のウインターリーグで新戦力発掘を目的に視察しているバレンタイン監督について「もうバカンスしているんじゃないですか」と笑顔で視察打ち切りを示唆した。
すでにズレータ側には2年総額で約6億円の条件を提示。年内中に話をまとめたい意向を示していた同社長は「まだ発表できることはない」としながらも、仕事納めが行われる29日以降のスケジュール調整の準備を進めるなど、近日中にも正式契約を交わす方向のようだ。
来季V奪回を狙うチームは、今季得点力不足に泣かされた反省から、今オフ大砲獲得が至上命題だった。「パナマの怪人」はソフトバンク在籍4年間で計122本塁打と、日本での実績は申し分ない。「話は良い方向に進んでいます」。年の瀬の慌ただしい中、ロッテ最強助っ人誕生へのカウントダウンが始まった。
ロッテの小野晋吾投手(331)が28日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、8000万円から2000万増の1億円でサイン。交渉では熱烈なファンの後押しで、プロ13年目にして初の大台に到達した。
今季は「13年で1番良かった」と話すように、リーグ5位の防御率2.66を残したが、打線の援護や運にも見放され7勝。当初の球団提示額は9500万円だったが、ファンの力は絶大だった。
シーズン終了後に球団公式ホームページ、携帯サイトで行われたMVP投票の結果で、小野は全選手中最多の約4000票を獲得。この結果を材料に500万円の増額を勝ち取り大台に乗せた。
本人は「これだけの方が評価してくれてありがたい」と感謝しきり。この“恩恵”はV奪回で返すしかない。
ファンの声が1億円を後押しした。ロッテの小野晋吾投手(31)は28日、千葉マリンで契約更改を行い2000万円増の1億円で一発サイン。最初の提示額は9500万円だったが、球団公式ホームページの「今年1番頑張った選手」の投票で3902票を獲得し、トップだったことをアピール。その場で500万円の上積みを勝ち取り、来季で14年目を迎える右腕が念願の大台に到達した。
淡々と話していた表情がゆるんだ。会見で年俸の金額を聞かれると小野は「(大台)ちょうどくらいです。プロに入って1つの目標が達成できた」と笑顔で答えた。最初の提示額では届いてなかった1億円。実現させたのはファンが投じた熱い1票だった。
今季は7勝7敗ながら、防御率はプロ13年目で自己最高の2.66でリーグ5位。規定投球回数をクリアし、1年間先発ローテを守ってきた。「13年やってきて、内容は1番良かった」と小野。だが、球団からは昨季の10勝から7勝に終わった勝ち星のマイナスを指摘され、希望額と最初の提示額とは決定的な開きがあった。
そこで自ら持参した資料を提示。球団公式ホームページの中の携帯電話とパソコンによる「今年1番頑張った選手」の投票で、2位を約500票引き離し1位になったことを強調した。交渉に当たった狭間球団代表補佐は「熱いファンの声援が後押しになって今季の活躍につながったのが分かった」と500万円を上積み。1億円プレーヤーになった右腕は「ファンの声が響いてくれた。7勝しかしていないのに、ファンはよく見ていてくれた」と感激だった。
「来年は勝ちにつなげて優勝したい」と好投が勝ちにつながらなかったことへの反省も忘れなかった。今オフからは個人でトレーナーを雇い、再び1年間ローテを守る体づくりを進めている。「ファンに感謝したい」大きな声援を受け優勝奪回を目指していく。
ロッテ・小野が千葉マリンで契約更改交渉に臨み、“ファン査定”による上積みで年俸1億円でサイン。「交渉ではファンの声を伝えました」とプロ13年目での大台到達に笑みがこぼれた。
今季はリーグ5位の防御率2.66も打線の援護に恵まれず7勝7敗。球団提示は今季年俸8000万円から1500万円増の9500万円だった。それでも球団PR用の冊子を持参し「ファンが選ぶ今季1番活躍した人」の投手部門で1位だったことを強烈にアピール。さらに球団公式サイトで行ったファンのMVP投票でもトップであると訴え、500万円分の上積みを勝ち取った。
「ファンの声援こそが選手の飛躍につながる」と狭間球団代表補佐。今オフから個人トレーナーと契約して来季の準備に取りかかる小野は“銭闘”を後押ししてくれた「26番目の戦士」に、2ケタ勝利とV奪回で恩返しする。
ロッテ球団が異例の“ズレータシフト”を敷く。ソフトバンクを自由契約になった大砲に対し、2年総額6億2400万円を提示して返事待ちの状態だが、瀬戸山球団社長は「今日までにズレータ側から返事はない」。それでも年内決着の方針に変わりない。球団事務所は29日で仕事納めとなるが、ズレータからの返答に対応するため休暇中の年末も職員配置を検討している。
“ファンの声”で大台到達だ! ロッテ・小野晋吾投手(31)が28日、契約更改交渉に臨み、2000万円アップの年俸1億円でサインした。交渉では球団ホームページ及びPR誌のファン投票で「今年頑張った選手」の1位に輝いたことをアピールし、500万円の上積みを勝ち取った。
小野は、プロ生活13年での年俸1億円到達に声を弾ませた。「ファンの方々には感謝でいっぱい」。交渉の場で取り出した“切り札”は、ファン投票の結果だった。
今季は7勝7敗ながら、年間通して先発を務め、防御率2.66は先発陣トップ。交渉では当初、球団から1500万円増の9500万円を提示された。そこで、小野はロッテファンの投票で「今年頑張った選手」の1位に選ばれたという結果が掲載されたPR誌などを提示。球団側も改めて、チームへの高い貢献度を認め、500万円をポンと上積み。見事1億円に到達した。
来季は数字の上でも、13勝をあげ、リーグ最高勝率.722をマークした00年以上の活躍を目指す。チームはソフトバンクを退団したフリオ・ズレータ内野手(31)の獲得を目指しているだけに「十分優勝を狙えるチームになる」。日本一奪回で、ファンへ恩返しする。
ロッテの薮田安彦(33)、内竜也(21)両投手が千葉・船橋市内でトークショーとサイン会を実施。約100人のファンに来季のV奪回を誓った。
コミッショナー事務局、セ、パ両リーグが28日、年内の業務を終えた。パの小池会長は「(WBCの)世界一の波及効果と日本ハムの移転3年目での日本一で盛り上がった」と総括。
ロッテ小野晋吾投手(31)が28日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万増の大台1億円で更改した。今季は7勝で当初の提示では大台到達へ及ばなかった。だがシーズン終了後のファン投票で、「今季チームで最も活躍した選手」に選出された資料を持参しアピール。狭間球団代表補佐は「ファンの声の後押しもありました」と大台到達の理由を説明した。また、WBCでも活躍した今江敏晃内野手(23)が第2回契約更改交渉を行い、300万増の5800万円でサイン。交渉の席では、千葉マリン近くに室内練習場設置の要望なども出した。(金額はいずれも推定)
ロッテの小野が28日、2000万円増の年俸1億円で契約更改した。
今季は7勝7敗ながら年間を通して先発を務め、防御率2.66と安定感があった。さらに「ファンの声」が後押しした。球団ホームページのファン投票で「今年頑張った選手」の1位に輝いたことも評価され、500万円分の上積みも勝ち取った。小野は「入団から13年かかったが、1つの目標を達成できた」と、大台到達に満面の笑みを浮かべた。
2度目の交渉となった今江は300万円増の年俸5800万円でサインした。(金額は推定)
ロッテの小野が28日、2000万円増の年俸1億円で契約更改した。小野は今季、7勝7敗ながら年間を通して先発を務め、防御率2.66と安定感があった。
また、球団ホームページのファン投票で「今年頑張った選手」の1位に輝いたことも評価され、500万円分の上積みも勝ち取った。小野は「13年かかったが、1つの目標を達成できた」と、大台到達に満面の笑みで語った。
社会人野球のかずさマジックは28日日、元プロ野球ロッテの初芝清氏(39)が来年1月からコーチに就任すると正式発表した。初芝氏は東京・二松学舎大付高から東芝府中を経てドラフト4位で1989年にロッテ入団。95年には打点王とベストナインに輝き、日本一となった2005年シーズン後に現役を引退した。
社会人野球のかずさマジックは28日、元プロ野球ロッテの初芝清氏(39)が来年1月からコーチに就任すると発表した。初芝氏は東京・二松学舎大付高から東芝府中を経てドラフト4位で1989年にロッテ入団。95年には打点王とベストナインに輝き、日本一となった2005年シーズン後に現役を引退した。