1月11日1月11日千葉ロッテの里崎智也捕手（30）は11日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉に臨んだが、交渉前に他選手に提示額が伝わっていたことを理由に入団以来初めて保留した。「笑えない話。個人にかかわること。僕に非はない」と不信感を表した。
今季は自己最多の116試合に出場。捕手として1985年の袴田（1軍バッテリーコーチ）以来チーム21年ぶりの規定打席に到達し、打率2割6分4厘。17本塁打はベニーと並びチームトップで、56打点をマークした。
「全て評価してもらった。金額には満足している」。球団からは2500万増となる年俸8000万円が提示されたと思われるが、「金額の話は1分ぐらい。気持ちの問題」と里崎。今回の件で十分な説明がなければ「自費キャンプも仕方ない」と続けた。
次回は未定だが、交渉を終えた狭間信幸球団代表補佐は「彼はロッテの宝」といい、「先に他の選手の耳に提示額が入ってしまい不信感を与えてしまった。不手際で迷惑をかけた。深く反省している」と平謝りだった。この日午後「去年より全ての面で上回りたい」と意欲的に始動したが、思わぬ1日の終わりとなった。
ロッテの里崎が11日、千葉マリンで本格始動と共に第1回契約更改交渉に臨み、45％増の8000万円を保留した。金額的には「評価自体はありがたいと思っている」と話したが、交渉前にチーム内に球団提示額が漏れたことで自身初の保留。「さだかまりがあるので気持ちよくサインができない」と球団に不信感を募らせた。狭間球団代表補佐は「金額が他の選手（の耳）に入ってしまった。申し訳なかった」と説明。「彼はロッテの宝。来年以降はこんなことがないようにする」と自戒をこめた。次回交渉は未定だが、里崎は1月28日出発のオーストラリアキャンプの自費参加も辞さない構え。球団側の誠意が問われる形となった。
高校生ドラフト1巡目・大嶺祐太（18＝八重山商工）が、初対面の西岡に驚嘆の声？を上げた。「格好良かったです。オーラが出てました。何色？う〜ん、例えるのは難しいです」。新人合同自主トレ2日目のこの日、練習中にもかかわらずダッシュの足を止めて1度。休憩中にもほかの新人選手と一緒に足を運び、もう1度深く頭を下げて挨拶した。球界でも1、2を争うイケ面選手を前にし、ハードは練習の合間にも自然と笑みがこぼれた。
| 選手名 | 年俸 | 前年比 |
|---|---|---|
| 里崎 | 保留 |
ロッテの里崎智也捕手（30）が11日、千葉マリンで初の契約更改に臨み2500万円アップの8000万円を保留した。里崎は「問題が発生した。金額以外で合意に至らなかった」と説明。球団が他の選手の契約更改の際に、更改の終わっていない里崎の年俸を漏らしたことに不快感を示し、怒りの初保留となった。
1時間の交渉で、金額の話は1分足らずだった。昨年はロッテ捕手として袴田以来21年ぶり規定打席到達。ベストナイン、ゴールデングラブ賞、WBCのベストナインにも輝いた。評価もトップクラスで里崎も「金額には納得」と話していた。
しかし、球団の不手際に対して納得した返答がもらえず決裂。交渉に当たった狭間球団代表補佐は「里崎はロッテの顔。年俸も他選手から注目を浴びていた。その中で数字が漏れてしまった。申し訳なかった」と平謝りだった。
阪神のあくび、西武の携帯着信音に続く球団フロントの不手際での保留。「わだかまりのある中でサインはできない。納得するまで話し合う」と里崎。次回の交渉は未定で、28日に出発する豪州キャンプまで時間もない。両者の溝が埋まらない限り、自費キャンプの可能性も出てきた。
ロッテ・里崎が11日、契約更改交渉に臨んだが、交渉前に他選手に提示額が伝わっていたことを理由に、2500万円増となる年俸8000万円を保留した。狭間球団代表補佐は「先に他選手の耳に提示額が入ってしまった。深く反省して次回交渉に臨みたい」と平謝り。入団以来初めての保留に里崎は「金額には納得した」と話しながらも、球団から十分な説明がなければ「自費キャンプも仕方ない」と憤慨していた。
ロッテ・里崎智也捕手（30）が11日、千葉マリンスタジアムで契約更改に臨んだが、球団が里崎への提示額を他選手に漏らしていたことを理由に、契約更改を保留した。2500万増の8000万円の提示額には納得しているものの、球団の不手際に不信感をあらわにし、怒りをぶちまけた。
午前中に千葉マリンスタジアムで始動した里崎は、ランニング、キャッチボールなどで汗を流し「今季は、昨年の数字をすべて上回りたい」と笑顔を見せていた。だが、その後行われた契約更改交渉後、その表情は一変した。
「サインしていません。問題が起きました」。里崎は、そう切り出して怒りをあらわにした。理由については「僕に非は1つもない。球団に聞いてください」と繰り返した。
今オフ、契約交渉中の不手際が他球団では相次いだ。あくびをされた阪神・関本。着メロが鳴って保留の西武・赤田…。だが里崎は「そんなくだらないことじゃないッスよ」。入団以来初めての保留の理由はさらに深刻だった。
この日が里崎は初交渉だったが、自身が提示額を知らされる以前に、球団が他選手との交渉の席で、里崎への提示額を明かす“個人情報漏洩”を犯していたのだ。事実を知った里崎は、球団を問いただしたが「納得のいく返事がなかった」という。
狭間球団代表補佐は「球団に不手際があり謝罪をした。彼に不信感を与えてしまったので、来年以降はこういうことがないようにしたい」と平謝り。だが里崎は「（更改は）球団次第でしょうね。譲れない部分ですから」と徹底抗戦の構えだ。
2月の豪州・ジーロングキャンプも「（自費参加も）あります。わだかまりを持ったままではね」。今月中にも行われる次回交渉が注目される。
ロッテの里崎智也捕手（30）が11日、千葉マリンで第1回契約更改交渉に臨み、45％増の8000万円を保留した。争点は金額ではなく、交渉前に他選手に球団提示額が漏れたこと。次回交渉は未定で、1月28日出発のオーストラリアキャンプ自費参加も辞さない構えだ。球界全体を襲った契約更改トラブルはまだ収まりそうにない。
契約更改トラブルの余波は、幕張にも押し寄せてきた。里崎は交渉後の会見で冷静に口を開いた。「（サインは）してません。金額以外のことで問題が起きたということです」。ハッキリとした口調が逆に怒りの深さをうかがわせる。「問題」の詳細には「球団に聞いてください」の一点張りで球場を後にした。
「問題」とは“情報漏洩”だった。里崎の会見を受け、狭間球団代表補佐が事情を説明。球団側が今回の交渉以前に、チーム内の他選手に里崎への提示額をうっかり明かしたという。その情報が本人に伝わり、里崎が球団側に不信感を抱く結果となり自身初の保留。交渉の席上で金額については「1分ぐらいしか話していない」（里崎）状態で、約1時間にわたる話し合いの大半は「問題」についてだった。
里崎は提示額に「評価自体はありがたい」としており、あくまで球団側の誠意を問うという。狭間球団代表補佐は「金額（の情報）が他選手にいった部分がある」と球団側の非を認めた。不信感を払拭する具体策については明言しなかったが「申し訳なかった。来年以降はこんなことがないようにやります」と謝罪の気持ちを示した。
里崎は昨季、WBCで世界一の捕手となり、シーズンでも85年の袴田（現コーチ）以来21年ぶりの規定打席に到達。本格始動のこの日は今季に向け「全てにおいて昨年の数字を上回りたい」と意気込んでいただけに、やりきれない。1月28日にはキャンプに出発するが「（サインは）27日までにすればいい。自費キャンプ？そうですね」と決意表明。ロッテの契約更改のトリは、球団側へクギを刺すために闘う。
「あくび」「着メロ」に続いて、またも契約更改交渉の席で問題が発生した。ロッテ里崎智也捕手（30）が11日、「査定情報の漏洩」に球団への不信感をあらわにした。千葉市内の球団事務所で第1回契約更改交渉が行われたが、ほかの選手との交渉の席上で、自分の評価を引き合いに出されていたことに憤慨。狭間信幸球団代表補佐（48）から交渉中に何度も陳謝されたが、この日は納得せず、保留した。
里崎は約1時間の交渉を終えて会見の席に着くと「サインはしてません。問題が起きました。球団には笑えない話でしょうね」と、半ばあきれたような笑みを浮かべて話した。他選手の契約交渉中、自身の査定ポイントが比較対象として“漏洩”していたからだ。
狭間球団代表補佐は「我々の不手際で不信感を与えてしまった。あってはならないこと。今後このようなことがないようにします」と謝罪の言葉も繰り返し、2回目の交渉には誠意を持って臨むと強調した。
昨年はWBCで世界一に貢献。シーズンでも85年袴田現バッテリーコーチ以来、ロッテ捕手での規定打席到達。ゴールデングラブやベストナイン受賞で、パ・リーグの顔へ成長した。「金額の話は1分ぐらい」と満足していただけに、プロ入り初の保留につながる「失言」へ落胆の色は隠せなかった。
昨季の好成績の影響で、多忙のオフを送り、この日が1回目の交渉だった。28日には豪州キャンプへ出発するが「わだかまりがある中でサインできない」と、自費キャンプも辞さない姿勢を見せた。個人情報保護が叫ばれる昨今、里崎は球団側に納得のいく説明を求めるつもりだ。
ロッテの里崎が11日、契約更改交渉に臨んだが、交渉前に他選手に提示額が伝わっていたことを理由に、2500万円増となる年俸8000万円を保留した。
入団以来初めて保留した里崎は「金額には納得した」と話したものの、今回の件で球団から十分な説明がなければ「自費キャンプも仕方ない」と不信感を表した。
狭間球団代表補佐は「先に他選手の耳に提示額が入ってしまった。不手際で迷惑をかけた。深く反省して次回交渉に臨みたい」と平謝りだった。（金額は推定）
ロッテの里崎が11日、契約更改交渉に臨んだが、交渉前に他選手に提示額が伝わっていたことを理由に、2500万円増となる年俸8000万円を保留した。
狭間球団代表補佐は「先に他選手の耳に提示額が入ってしまった。不手際で迷惑をかけた。深く反省して次回交渉に臨みたい」と平謝りだった。
入団以来初めて保留した里崎は「金額には納得した」と話したものの、今回の件で球団から十分な説明がなければ「自費キャンプも仕方ない」と不信感を表した。
この日「去年より全ての面で上回りたい」と意欲的に始動したが、思わぬ1日の終わりとなった。（金額は推定）
ロッテ高校生ドラフト1巡目・大嶺祐太投手（18＝八重山商工）が11日、さいたま市・ロッテ浦和球場での新人合同自主トレ2日目に参加した。「昨日はゆっくり眠れたし、体に張りや疲れもそれほどないです」とにっこり。この日もランニングやキャッチボール、講習会などのメニューを精力的にこなしていた。
セ、パ両リーグの審判部長らで構成されるプロ野球の規則委員会が11日、東京都内で開かれ、米国で昨季から大幅に変更されている野球規則への対応を最終調整した。プロ側は全面的に受け入れる方針で、12日のプロ、アマチュア合同の日本野球規則委員会で改正が決定される。変更点は「投手板への軸足の置き方」など35項目。米球界では昨季から適用されたが、日本にはシーズン開幕後に連絡があったため、今季からの実施に向けて同委員会などで検討していた。
プロ野球の規則委員会が東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、米国での野球規則の改正に伴う対応が協議された。投手板の踏み方など35項目が変更される予定。12日にアマチュアと合同で規則委員会を開き、最終的に決定する。