高校生ドラフト1巡目の大嶺祐太投手(18=八重山商工)が14日、新人合同自主トレをひとまず打ち上げた。4日間の練習を終え「島で練習してきた成果が出た。しっかりついていけて良かった」と振り返った。15日に沖縄に戻り、高校の卒業試験に備える。この日、入寮の際には忘れたシーサー(魔よけなどに用いられる沖縄地方の伝説の獣)の置物が那覇市の壺屋陶器事業共同組合から届けられた。大嶺は「早速部屋に飾ります」と喜んでいた。
今度のリリーフは厳しいぞ−。ロッテの守護神・小林雅が14日、経営不振の千葉・銚子電鉄のサポーターズ発足式に出席。ローカル路線の存続アシストを表明した。
「テレビで見ていて何か力になりたいと思った。球団にも話していい方向に持っていきたい」。犬吠駅での発足式。約300人のファンに小林雅がブチあげた。
銚子電鉄は大正12年に営業開始。高度成長期には年間157万人の乗降客を誇ったが、昨年は66万人に低迷。トップの不正借り入れなどの不祥事が重なった。国や県からの助成金も入らず、廃線必至の状態。
この事態にロッテの守護神が救援を申し出だ。「今季ボクが登板した試合数だけ新しい枕木を用意する考えもある」とブチあげた。国土交通省からは枕木1500本の「要交換」の指摘を受けており、1本約2万円で合計3000万円が必要。守護神は枕木代の捻出を“第1球”として投げ込んだ。
前途多難だ。副業でぬれ煎餅を販売して大売れモードだが、1日300枚限定では経営を支える土台にはならない。この日だけで約400人のサポーター会員が入会しただけに、救援を公約した守護神の責任は重大だ。
史上最速で200Sをあげた小林雅は今季、順調にいけばFA権を取得する。さらなる奮投でローカル線を救援できれば、争奪戦の激しさも増しそうだ。
ロッテの小林雅英投手(32)が14日、千葉・銚子市で行われた「銚子電鉄サポーターズ」の発足式に参加した。テレビで銚子電鉄の資金難を知り「何か力になれれば」と参加した右腕は今後も支援の継続を約束。「アイデアとして、自分の登板数分の枕木を寄付するのもいいですね」と成績に応じた活動も視野に入れた。
「銚子電鉄サポーターズ」は銚子電鉄の安全運行を支援する市民団体。現在、銚子電鉄は枕木の老朽化が深刻で、1500本を交換しなければいけない状況。そのための基金の窓口にもなっている。
小林雅もこの日、銚子〜犬吠間を乗車。交換が必要とされる印の付いた枕木を目の当たりにした。「走るために必要なことをやっていかなければならない」。枕木1本は工事費も含め約2万円。昨年ならば小林雅は53試合登板なので、同数の枕木を寄付するには106万円が必要となる。
発足式には約500人が参加、入会金1口1000円で加入は900口以上になった。自らも10口加入した小林雅は「今回をとっかかりとして、球団にも相談していきたい」。千葉マリンでの試合を“銚子電鉄デー”にして会員を募ることも検討している。今季はチームのピンチだけでなく地元のピンチの救援にも立ち上がる。
ロッテ守護神・小林雅英投手(32)が14日、経営難から存続が危ぶまれている地元千葉のローカル線「銚子電鉄」のバックアップに立ち上がった。この日、銚子市にある同沿線の犬吠駅で行われた地元有志による「銚子電鉄サポーターズ」発足会へ出席。同会の記念すべき第1号会員となったほか、名物ぬれ煎餅製造を体験した。今後も様々な活動で、チーム同様“救援”していくことを宣言した。
マウンドでは火消し役の小林雅だが「なくしてはいけない」と、消えかかった銚子電鉄の火を残すために志願の登板だ。昨秋テレビ番組で、同電鉄の経営危機や存続のため奮闘する人々のことを知り、「同じ千葉として何かできないかと思った」と立ち上がった。向後功作・同鉄道部次長(43)からも「1つのきっかけとなって活動が広がれば、夢もつながります」と感謝の言葉を掛けられた。
ロッテの守護神は初めて同電鉄に乗り「80年近い歴史があって、ガタがきている部分もあるけど。雰囲気や景色など温かかったし、都内では感じられないものを感じられた」と大満足。ロッテ本拠地・千葉の良さを改めて痛感し、同電鉄存続への気持ちもより一層高まった。この日は小林の来訪もあり、犬吠駅はかつてないほどの人だかり。一般から1口1000円で寄付金を募ったが、およそ900口が集まるなど、存続へ向け明るい光が見えた。
越えなければいけない壁が多いのも事実だ。老朽化した車両の交換、安全面でも線路に並ぶ約1500本の痛んだ枕木交換は急務。小林雅は「検討中ですが、登板数分の枕木を交換したり、千葉マリンでサポーターズ会員の募集などができれば最高ですね」。チーム内にも賛同する選手がいることを明かし、今後も各方面で支援活動への働き掛けを行っていくつもりだ。
現在インターネットで火が付き、品薄状態の名物「ぬれ煎餅」を焼く作業も体験した。「手作業で、1枚も無駄にできないので真剣に焼きました」。一球入魂の野球に似た仕事を終えると、アツアツの煎餅を笑顔でほお張った。チームが掲げる「ふる里球団の推進」の先陣を切って、まずは守護神が一肌脱いだ。「今日から責任持って応援していきます」。みんなの夢が詰まった「銚子電鉄」を止めないためにも、ストッパーは「第1号会員」として今後も“救援”活動を続けていくことを誓った。
ロッテの高校生ドラフト1巡目・大嶺(八重山商工高)が14日、新人合同自主トレをひとまず打ち上げた。4日間の練習を終え「(石垣)島で練習してきた成果が出た。しっかりついていけてよかった」と振り返った。15日に沖縄に戻り、高校の卒業試験に備える。この日、入寮の際には忘れたシーサーの置物が那覇市の壼屋陶器事業協同組合から届けられた。大嶺は「早速部屋に飾ります」と喜んでいた。
経営難の銚子電気鉄道の再建を目指す支援団体「銚子電鉄サポーターズ」が14日、正式発足し、犬吠駅前で式典が行われた。第1号会員となったプロ野球・千葉ロッテの小林雅英投手が「レトロでぬくもりのある銚子電鉄をみんなで支援しよう」と呼び掛けた。
千葉の火消し役が地元企業復興の“火付け役”になる。ロッテ・小林雅英投手(32)は14日、銚子市・犬吠駅で行われた「銚子電鉄サポーターズ」発足式に会員1号として出席。経営難の銚子電鉄をバックアップする独自プランを示した。
「80年以上走っている電車がなくなるのは寂しい。セーブは僕個人の力では挙げられないので登板ごとに寄付するのも1つのアイデア」。創業85年目の同電鉄は、安全対策として老朽化した枕木1500本の取り換えが急務となっているが、費用3000万円を捻出するメドも立っていない。そこで登板ごとに1本分(2万円)寄付する。
この日は約500人が会員(1口1000円)になったが、今後はロッテナインにも入会を呼び掛ける。さらに千葉マリンで同電鉄の名物「ぬれ煎餅」の販売や「銚子電鉄デー」として球場で会員を募集する考えも示した。
臨時車掌を務め、ぬれ煎餅製造の実演もこなした小林雅は早速、オークションでの収益金19万7000円を寄付。千葉の危機を救うべく、守護神は今年も燃えている。
高校生ドラフトでロッテ1巡目の大嶺(八重山商工)が新人合同自主トレを打ち上げた。4日間の練習を終え「島で練習してきた成果が出た。しっかりついていけてよかった」。15日に沖縄に戻り、高校の卒業試験に備える。この日、入寮の際に忘れたシーサー(魔よけなどに用いられる沖縄地方の伝説の獣)の置物が沖縄県那覇市の壺屋陶器事業協同組合から届けられ「早速、部屋に飾ります」と喜んでいた。
ロッテの高校生ドラフト1巡目の大嶺(沖縄・八重山商工高)が14日、新人合同自主トレをひとまず打ち上げた。4日間の練習を終え「島で練習してきた成果が出た。しっかりついていけて良かった」と手応えを感じていた。15日に沖縄に戻り、高校の卒業試験に備える。この日、入寮の際に持ってこなかったシーサー(魔よけなどに用いられる沖縄地方の伝説の獣)の置物が沖縄県那覇市の壺屋陶器事業協同組合から届けられ、大嶺は「早速部屋に飾ります」と喜んでいた。
千葉ロッテの小林雅英投手も応援! 経営難の銚子電気鉄道(千葉県銚子市、営業距離6.4キロ)の再建を目指す地元有志の支援団体「銚子電鉄サポーターズ」が14日、正式に発足、犬吠駅前で行われた式典には市民ら約1000人が参加。第1号会員となった小林雅が「レトロでぬくもりのある銚子電鉄をみんなで支援しよう」と呼び掛け、同電鉄が資金の足しにしようと製造販売する名物「ぬれ煎餅」作りを手伝った。
全国から会員を集め、会費を枕木交換などの改修費用に充てる。サポーターズ会費は個人は1口1000円、法人は10口1万円から。問い合わせは15日に開設する事務局専用電話、0479(22)0811。
ロッテ小林雅英投手(32)が14日、千葉・銚子市で行われた「銚子電鉄サポーターズ発足会」へ出席した。「大きなことはできないかもしれないけど、力になれることはやっていきたい」。経営危機で存続が危ぶまれている銚子電鉄を応援するため、同会の第1号会員となって、今後も様々な形で支援していくことを約束した。